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悪役令嬢って誰ですか?  作者: 雪風花


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伯爵邸で、、、

ロイドは貴族学園を見学して、アレクと今後のことで馬車の中であれこれ話していた。

一年生の時は、あれこれ勉強して進路は2年3年生になった時決めればよいと思った。

アレクも彼に適切なアドバイスをしていた。

私は教室で会った彼のことを思い出し、寒気がしたが直樹がこの世界に転生してきたとは思えなかった。

彼は私を殺した罪で今は刑務所にいるのだろうか?私は彼にどうゆう態度をとれば良かったのか未だにわからない。

アレクとロイドの話を馬車の中で聞きながら私は馬車の中でそんなことを考えていた。

いつもなら、アレクや馭者をお願いしたラルフを誘い私の手作りのお菓子をフェルナンド達と一緒に食べてもらうのに、今日はとても疲れてしまって早くひとりになりたかった。

アレクに事情を話して、ローズにお茶の用意をお願いして私は一人で自分の部屋に引き上げた。

アレクはロイドやフェルナンド、ラルフ達と私の作っておいた菓子を食べてお茶を飲み、私の部屋を少し訪れて、それから伯爵領に戻っていった。

私は元婚約者が平民になり貴族学校で先生をしていることをアレクに言えなかった。

2人の元婚約者のことは私の過去の人達で見知らぬ人ではあるが、私は過去に追いかけられてるような気がして身震いがした。

初めて会ってみてアルフレッド様は穏やかな感じがしたが、今日会った彼は酷く私に怒っているようだった。

私は夕食後、お父様の執務室に、最初の婚約者のことを聞こうとお茶とお茶菓子を持ち訪ねて行った。

お父様は私の話を聞き、「彼はビビアンと婚約解消して苦労したようだが、私が貴族学園に頼み彼を教員として雇うよう手配した」と言った。

プライドの高い彼のためこのことはエランドール公爵家の口利きだとは内緒になっている、と私に言った。

ここでも私はお父様達に尻ぬぐいをさせていた、私はお父様に申し訳ないと謝った。

「ビビは彼のことが好きだったようだが、顔を合わせると喧嘩ばかりしていた、婚約放棄も仕方のないことだと思い婚約放棄の違約金はもらわなかった」

私は彼のことが好きだったの?  確かに私は高校の時、直樹さんの顔が好みでお付き合いが始まった。

彼とつきあってから半年位は楽しかった。    

でも彼が私の行動をあれこれ規制し始めると、私は彼との付き合いが息苦しくなってきた。 

しだいに彼は私の体を求めるようになってきた、私は彼が怖くなり逃げた。 

ビビアンが彼のことを好きになる気持はわからないでもない、でもその後の態度が最悪だった。

まあ、前世の私も直樹さんとの別れ方が悪かったのでビビアンに言える立場ではなかったが、ビビアンのほうが毅然として彼に立ち向かい勇敢だったのかもしれない。

前世の私は彼の私への執着が怖かったので、自分ではきっぱり別れたつもりになっていたが、彼から逃げていただけなのかもしれない。

「ビビアンの婚約者達に対する態度は悪かったが、2人とも自ら婚約放棄を望んだのだ。

アンドレには婚約放棄の違約金は請求してないし、就職口も世話した。 

アルフレッドは息子が頼み込んでビビを婚約者にしてもらったので、逆にそれなりの慰謝料を渡したし、今後彼の事業も応援することにした。  もう彼らのことは気にしなくて良い」とお父様は言った。


お父様の話を聞いて、私は少し気が楽になったが、彼等に私がしたことは、許されるにはレベルが少し高すぎるような気がした。

私はロイドのことはお兄さまとアレクに任せこれからは貴族学校には行かないようにしようと思った。






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