新しい護衛
「今日から新しく護衛に着く、ロミオとマリオです」 顔のよく似た2人の男が挨拶してきた。
2人は北の国境を守っている傭兵をしていたが、弟のマリオがこの度結婚するので、侯爵家の私のお守りに雇われた人達だった。
いかつい体にいかつい顔の2人だが、兄のロミオにも婚約者がいるようだ。
2人は私を監視するために雇われたようだが、屋敷の護衛の人達は誰も名乗りをあげなくて、この2人が雇われたようだ。
侯爵領で一番に賑わいのある街は、港街で荒くれ男が多いので私の護衛にはピッタリな男達だった。
私は鞭を手に持ち、スカートの中に探検を隠しローズと護衛の4人で港町に出かけて行った。
馬車は護衛の2人がかわるがわるに運転してくれる。
私はまず、大きな図書館に護衛のロミオをつれ、ローズに案内してもらい、入った。
この国の歴史と、我が公爵家の貴族年表を見た。 我が公爵家はやはり貴族の中でも有力な貴族で皇室との関係は深いようだ。 特に母方は何人か皇室に嫁に行っている。
護衛のマリオが馬車で待っているので図書館での調べ物は早々にして、次はローズの机と鏡台を家具屋で買った。 ローズは恐縮していたが、これから私の先生になってもらわないといけない人だから、優遇しておこうと思った。 ローズは教養もあり、どうやらただのメイドではないようだ。
それから少し小腹が空いたので4人分のおやつを買い。馬車に戻った。
最後に、港がすぐ近くの教会に寄付のことで出向いたが、何やら、女の子が泣きながら教会から2人の男に連れられ船に乗れされるのを見て気になったので、護衛2人をつれ、ローズを伴い、神父様に会うことにした。 神父はにこやかに対応してくれたがなんか胡散臭い感じで、女の子のことを聞いても何か返事が曖昧であった。 これは怪しい。 館の帰ったら、父と兄に相談してこの教会のことを聞いてみようと思った。
馬車に戻り館に帰る途中座席の前のロミオがいきなり大声で叫んだ。
隣の座席のしたから、いきなり少年がひょっこり顔をだしたのだ。
教会からこの男の子は馬車に隠れれ乗ってたのだろうか? 私たちは館に馬車を走らせた。




