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悪役令嬢って誰ですか?  作者: 雪風花


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お父様からのお話

私がアレクとフェルナンドと応接室で3人で話をしていると、今度はお父様の執務室に呼ばれた。

フェルナンドが一緒に行くと言ってくれたが、私はやんわり断った。

彼が参加すると婚約解消とか結婚の話しが斜めに言ってしまう可能性がある。

アレクと2人で執務室に行くと、お父様はアルフレッドのことで私と2人だけで話がしたいと言ってきた。

お父様と2人になると、「アルフレッドはだいぶ借金のことで追い詰められている」と私に言った。

私と婚約した時に彼は公爵家の信用でだいぶ事業に手を広げていた。 

私との婚約がだめになった時、侯爵家との援助が受けられない伯爵家とみなされその事業から手を引く貴族が続出して彼の事業が低迷して借金が膨らんでいるらしい。


彼はたぶん伯爵家の事業のため我がままな私のことを相当我慢していたと思う。

今日初めて見るアルフレッド様だが、顔は整いなかなか紳士的な感じで婚約者としては何の問題もない人だと思う。   

兄の友人だけあり、事業欲もあり計算高いところをあるが、優秀な人物なのかもしれない。

貴族の世界では婚約や結婚は愛だけではなく家と家の契約の部分もあるが婚約していた相手が悪すぎた。

悪役令嬢で名高い私と婚約していた彼には次の相手を見つけることも事業の援助を頼むのも難しいだろう。


私は過去の身勝手な行動でアルフレッド様を傷つけ、彼の人生をめちゃくちゃにしてしまった。

私はお父様に、彼の事業の手助けをしてくださいとお願いした。

お父様は「彼の事業のことはアシュレイと協力して調べているが、縮小しても何とか継続できるよう、侯爵家も協力していこうとのことで話しをつけた」と私に言ったので私は安心した。

「そのことはアルフレッドに話したが彼はビビアンとの婚約のことはもう一度考えてほしいと私に言ってきたので、彼女は今回婚約解消したのは、相手が伯爵領が引き継いだばかりなので2人で話し合いの結果、婚約はいったん解消したが保留になっているだけだと言っておいた」

アルフレッド様には本当に申し訳ないことをした、一度兄と一緒に彼に会い、婚約の話を受けるのは無理だけど、一度きちんと正式に謝罪がしたいと思った。



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