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悪役令嬢って誰ですか?  作者: 雪風花


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ビビアンの憂鬱

ロメオとマリオは早い時間に公爵邸に戻ってきた。

今日はアレク達はブドウの林に行かなかったのかな?

私の手紙をアレクは読んでくれたかな? 私は彼の反応が少し心配だった。

彼に相談しないで勝手に偽ではあるが婚約を決めたことを彼はおこっているのかな?

私は、傾いた伯爵家を何とか立て直そうとしてるアレクをこんな王家の馬鹿馬鹿しい騒動に巻き込みたくなかった。   

王に会ってはっきり断りを入れようと気合を入れて王宮に出向いて成り行きでこんなことになってしまった。

私は恐る恐る彼に手紙を渡してくれた?とロメオに尋ねると彼は書斎に持って行き読んでいたようですがいきなり寝込んで具合が悪そうでした。

具合が悪い? あの手紙では私の心は彼には通じなかったのかな?

明日彼に会い彼とよく話し合おう、私はそう心に決めた。


どうでも王子が父と視領地の視察に言ってる間に私は兄と王子の住まいを探さなくてはならない。

兄は手ごろな屋敷を借りてくれると思う。

公爵家に近いところだと、メイド長の屋敷も候補にいれたが、ロメオとマリオの屋敷にどうかな?と私は思っていたので、彼等があの屋敷を気に入ればそちらを優先してあげたいと思う。

古い屋敷は瀟洒な造りなので、気に入れば、どちらかに住んでもらうかリフォームするか、新しく立て直しても良い、庭はとても広いのでもう一軒新しい屋敷を作ればよい。

王子は一年半たてば、子爵領主となり子爵領にいくので、広い庭はいらない。

今度ロメオとマリオに一度屋敷を見に行ってもらおう。

王子には公爵家では執事見習いと言うことで、仕事をしてもらうことに兄ときめた。

執事はかなり年をとっていて、王子に教えるのは恐れ多いを辞退したが、私たちは彼に帳簿の見方、その他もろもろの領地管理の仕事を一年半かけて教えてほしいと頼み込んだ。

我が公爵邸の執事は古くからこの屋敷にいる有能な人で父の仕事の書類関係を手伝っているかなりの博識だ。

王子は離宮に閉じ込められ、どこまで王子としての勉強をしてきたかは知らないが、これから彼が生きていくには、領地管理や経営の勉強は必要だ。

まあ一週間お父様と一緒に行動してもらい何かを掴んでくれると良い、と姉のような気持ちで王子を思った。


短期間で解決しないといけないことが山積みで私も兄も頭が痛い。

兄様は私を見て、「どうしてこう次から次へと問題を起こす」と言いたそうにしていたので兄に、お兄様がグズグズしてたから、女王に王女を押し付けられそうになってたんです、私が犠牲になって何とか食い止めたので感謝してほしいです。

今回のことで、伯爵家に行ってカリナ様にも婚約を申し込んで、私はお兄さまのキューピットなので感謝してください。言ってあげた。

兄は照れ臭そうに頭を掻いた。   そんなところは怖い顔の割に、可愛いいのよ、兄は、、、


明日はアレクの好きなミートパイでも焼いて、パンもたくさん持って、彼に会いに行こうと私は思った。

夜心配してローズが私の元を訪れた。   

彼女は王宮で私に何があったのか心配で、母を自分の館に送った後、また屋敷に戻ってきたのだ。

私は王宮で会った話を彼女にした、そしてもしかして取り壊したローズの子爵領を王子が継ぐかもしれないと話した。   

アレクさんは今回の王子との婚約を了承しているんですか? と私に聞いてきたので、私が彼を何とか説得すると彼女に言った、何とかなるよねぇ、私。

明日、彼に何と言おう?憂鬱な心でその日の夜を迎えた。



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