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悪役令嬢って誰ですか?  作者: 雪風花


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久々の作戦会議、3人娘への利益分配

店の商品がすべて売れてしまったので、私たちは久々に作戦会議を開いた。

皆、短期間の間に品物が売れてしまったことに驚いていたが、サニーさんだけは納得していたようだ。

前もって商品代金を渡しているのは別として、今回売れた商品の清算をした。

正確な数で代金を渡そうとしたが、アニーさんは5等分にして5分の2は私が受け取ればよいと言ってくれた。   商品づくりや材料の調達に一番動いてくれたのはアニーさんだからね。

他の皆は文句なく賛成してくれた。

ポシェットとスカーフ作り代金を私はそれぞれ3人に渡した。

3人は思わぬ大金に喜んでいた。   

何しろスカーフは少し高い金額にもかかわらず、よく売れたものね、

私の貰ったお金は、ローズと彼女のお母様とレイナさん、店員のロザリン、そして残ったお金はお店の維持費に使おうとおもった。

レイナ様の領の職人さんのスカーフ止めや髪飾りは貴族の人達に人気があったので、高額で売ったが、こちらは、材料費は先に私が手付金として渡したので、その金額は差し引き、売り上げ代金の2割を私がもらい、後はカリナ様に渡しカリナ様から代金を支払ってもらおう。

お店は一か月に一週間だけ開くことにして、その間に商品を作ることに決めた。

ポシェットの材料は引き続きアニーさんのお店の古着、ポシェットは格30個づつ、スカーフはとりあえず残りの布で作り、新しい材料が見つかり次第一人50枚づつで引き続き染め物職人さんにお願いすることにした。

アレクの伯爵領の商品はアレクの領のものなので、売り上げの一割を私が貰い後はアレクとラルフさんに渡せばよいね。

早くラルフさんと彼の奥様に会いたいと思った。

そう言えば、この間、ワインを大きな瓶に入れ、ピザと一緒に差し入れした時、とても喜んでくれた。

特にエールビールと違うアルコール度の強いワインはとても喜んでくれた。    

子爵領のレイナさんの染色職人さんにも同じようにワインを調理パンと一緒に持って行ったが、こちらにも大変喜んでもらえた。

もっとたくさんワインをあげたかったが、我が公爵家ではワインの争奪戦が激しい。

特に父様と兄様、二人とも屋敷のワインを皆飲んでしまう勢いなので困る。

皆のワインなのに、女性陣だって飲みたいよね、美味しいお酒。

ロメオとマリオは伯爵邸のいくたびに飲んでるみたいだけど、他の護衛の人はあまり飲めないので可哀そうだな。

瓶のワインは試飲として屋敷の人皆で飲んだので、もうほとんど残ってない。


私は兄様に屋敷の護衛の人達にも一樽渡してあげてくれ、とお願いしたが、近々、王宮に私の縁談の話を断りに行くのでその時王に持って行くのでダメだといった。

王様まだバカ息子を渡しに押し付けるの諦めてなかったの?

「ビビと婚約者が王宮に招かれたのに、行かなかったのでまた王宮から婚約の打診がきた」と兄は言ったがそう言えばワイン作りと店のことで忙しくて、アレクに王宮の招かれていること言うの忘れてた。

明日一緒に王宮に行き、出戻りバカ息子に悪徳令嬢の私がきっちり断りを入れましょうか、と兄に言ったが、兄は私に「明日父上とお城に行ききっちり婚約は断ってくるから大丈夫だ」と言ってくれた。 

王家としてはこの間の盗賊逮捕をきっかけに裕福な我が公爵領に目を付け、何としても縁をつけたいようだが、まあアレクと言う婚約者がいなければ、バカ息子を鞭でしつけてあげてもよいけど、私には一応アレクがいるからね,明日は頼みましたよ、お父様とお兄様。

そんな簡単にこの王家からの婚約打診を考えていた私は、次の日、自分の考えの甘さを思い知るのであった。




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