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悪役令嬢って誰ですか?  作者: 雪風花


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アレクの訪問

ロメオとマリオはとても仕事をよくやっている、私がアレクの伯爵家に自分の店の準備のためなかなか行けないので2人に時々伯爵邸でのワイン作りの手伝いに行ってもらっているが、ラルフも含め大変良く働いている。

ロメオとマリオの働きはこちらの屋敷でもそうだが、よく働いてくれている。

今日アレクがめずらしく私の屋敷に尋ねてきた。

何人か私の店のことで伯爵家に問い合わせがあったので、報告がてら、私の屋敷に来たようだ。

ワインの方はすでに仕込みがすべて終わり、そろそろラルフが奥様を迎えに行くようだ。

私は彼等に家具をプレゼントしないといけないので、家具が決まり次第、私も伯爵領を訪れたい。

お店に出す商品もほぼそろいあとは商品を店に並べるだけになっている。

店で募集した店員も何人か店に応募してきたようだが、私が行かれなかったので、面接はまだしてない。

久しぶりにアレクにあったが、だいぶ身ぎれいになっている。

風呂にも入り、髪もラルフに整えてもらったのかな?

私はアレクをロイドとマリーアンに合わせた。

ロイドは来年貴族学校に入るためアレクにいろいろ手続きをしてもらうことになっている。

ラルフの奥様が伯爵領に来たら、彼等に留守番してもらい、貴族学校にロイドを連れて行ってくれると言っていた。

私はアレクと家族と一緒に久しぶりに昼食を食べた。

父も兄もアレクのことを婚約者だと認めているようで、和やかな昼食会だった。

ブドウはまだ半分ほど残っているようだが、日当たりの悪いところはまだ十分に甘さがない状態なので、これ以上のワイン作りは諦め、残りのブドウで我が公爵家も含め皆でジャムをつくることにした。

アレクは、ラルフさんの作った、ブドウの蔓で作った籠を私に渡してくれたが、とても良い出来で、これも店に置けたら良いだろうと、思ったが、今のところラルフさんしか作り手がいない。

ラルフさんの奥様は洋服を作る腕があり、籠も上手に作れるとアレクは言った。

私の店も誰か信用できる人を一人置きたいので週に1,2度でもお店の手伝いをしてもらえると良いと思い今度奥様に会ったらお願いしてみようと思う。

3樽できたワインも出来たら小瓶に移し、ジャムと一緒に店で少し売り出そうかな?


ワインは発酵が進み、私の分は明日あたりできるらしい。

柔らかな清潔な布で何度かブドウ液を越せば、出来上がるとの報告で私は今日中に家具を買い明日アレクの館に行きたいと思ってた。   

家具は買うものは決まっていたので、アレクと一緒に昼食後家具屋さんに行った。

「何だが2人、結婚したばかりの新婚のようだね」とアレクが気持ち悪いことを言ったが、無視してやった。

アレクの帰りがけ、たくさんのパンと野菜を持たせ、明日公爵邸と私の店に行くと言うと、アレクは嬉しそうだった。

アレクは伯爵邸に問い合わせがあった何人かの面接者に連絡を入れといてくれると、言ったので午後面接することにした。

私はアレクに会いに行くんじゃなくて、ワインに会いに行くんですよ、勘違いしないでほしい。

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