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悪役令嬢って誰ですか?  作者: 雪風花


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楽しい葡萄酒作り

まずは 大きな瓶を3つ用意して湯を沸かし熱湯の中に瓶をいれ消毒をした。

この瓶は薬草を煮つめるときに使っていた瓶でアレクの仕事部屋のとなりの研究室にあったものだ。

ロメオとマリオは庭で湯を沸かし瓶の消毒をしてくれている間に私達2人はブドウ一つづつはずし軽く洗って水を切っておいた。  瓶が乾いたら、ブドウを入れ、綺麗に洗った手でブドウを潰し、毎日何度かかき混ぜ2週間ほどたち十分発酵したら、消毒したガーゼで何度かこし、綺麗な液体になれば、完成。

これは私の母がぶどうジュースを作っていて、なんどかワインとぶどうジュースの中間のような微妙な物を作って飲んでいたことを思い出したもの。 

日本では酒税があるので、一般ではワインを作ることはできないが、長く発酵させれば、アルコールの度数の高いものが作れる。

私は軽いワインが好きなので12日ほどで十分。

一つの瓶は私用、もう一つはアレク用、ロメオとマリオ用とに分け、少し日数の違ったワインを作ってみようと思う。

ブドウの実る時期はあまり長くないので、我が公爵領からも、瓶をたくさんこちらの領に持ってこようと思う。    

明日ラルフとの面談があるので、午後からは皆でまたブドウ狩りにいかないといけない。

兄には大樽と子樽の公爵領独占のビールを頼んであるので、我が領でワインを売る時、その樽が必要になるかもしれない。   

我が領でもビールの需要は高いが値が高いので、金持ち以外は買えないと兄が言っていた。

屋敷ではなにか行事があると、樽でビールをかっていたようなので。帰ったら兄にビールの樽のことを確認してみよう。

地下に樽がまだ残っているかもしれない。

わたしはアレクのため、夕食と朝飲むスープを作りはやめに伯爵領の館を出た。

アレクも疲れた顔をしていたので、きょうははやめに休んだ方がよいと、言っておいた。

明日もまた、来るからと彼に言うと、彼はニッコリ笑い、待っていると言った。

どうせ私のご飯を待っているんでしょうけどね。





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