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悪役令嬢って誰ですか?  作者: 雪風花


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私達の今後の予定

フェルナンドは公爵から話を聞き「自分の運命を変えてくれた姉様が幸せになれるなら」と意外とあっさり伯爵領を引き受けてくれた。

フェルナンドの金髪の髪と黄金の目を見れば、明らかに皇族なので寄り親の公爵もこの領には手が出せないだろう。

私達は彼といろいろ話し会い、彼の希望で伯爵家から馬車で20分ほどのところに私達の住む広い庭のある家を建てることにした。

アレクは休日や休暇にはこの伯爵領に来て、庭に薬草園や新種の野菜を作ったりして、フェルナンド様を応援するそうだ。

フェルナンド様も私達の応援があれば心強いと言ってくれた。

彼は自分は良い王族にはなれなかったけど、良い領主になりたいと、この公爵家に来てから決心していたようだ。

私達が今回作る家は屋敷はゲストルームが2つと以前アレクが住んでいた公爵領主の屋敷より小さいが瀟洒(しょうしゃ)な作りにして庭は広くする予定だ。

ラルフ夫婦に私達の留守の間にはこの家と庭を管理してもらうことになるが、アレクにとってはお父さん、お母さんみたいな人なので、彼等の部屋は作るが屋敷は自由に使ってもらおうと思っている。

ラルフの妻のミモザさんは山葡萄の蔓で籠を作る教室を店で開いて葡萄の蔓の籠は大変好評で今では給金の他にラルフと一緒にぶどうの蔓でつくる買い物籠やピクニック用バスケットなどでたくさんのお金を得ている。

ラルフ夫婦は、どこでも私達付いて行くといってくれたが、公爵領の家より畑が作れるほど広い庭のある伯爵領の家を守ってもらうほうが彼等にとっては良いと私もアレクも結論をだした。


兄様とも話し合い、公爵家から近い敷地にも私たちの家を建てることにした。

ここからのほうがアレクサンダーの通うアカデミーに近いので、私は大きな研究室のある家を希望したが、アレクは笑って、自分の研究室がアカデミーに出来るので、家にまで研究を持ち込みたくないと言った。

ロメオとマリオは今まで公爵家から給金が出ていたが、これからは私達が雇うことにした。

基本、公爵領の屋敷の警備と私たちの護衛をしてもらうが、私はいつもロメオとマリオを連れ週に一度は公爵家から伯爵家を訪れていたので、今までとあまり変わらない仕事になるだろう。

アレクの新しい研究室ができたら、私たちは平民になり、結婚するつもりだ。

ローズは婚約者のアルフレッド様と結婚するまでは私のメイドとしてついてくれるが、アリフレッド様の領土もだいぶ利益が出て来て、持ち直すのも時間の問題だった。


ローズのいた子爵家は取り壊されたが今は公爵家が預かりおきになっているので、ローズはそのまま子爵家令嬢ということで、アルフレッド様と結婚する。

フェルナンド様が継ぐはずだった子爵領はいずれお父様の信頼できる人に任せることになるだろう。

その時はローズはその子爵と正式に養子縁組がされる予定だ。

あの美味しい子爵家の庭のオレンジはアレクからの初めてキスの味がして忘れることができない。

お父様が子爵領を管理している間は、自由に持って行って良いと許可が出ているが、新しい領主がきても

引き続き、伯爵家とオレンジの取引をしてもらえるよう、今からお父様に頼んでおいた

2つの屋敷を作っても、王家からもらった慰謝料?は莫大だったので、沢山余りそうだ。

お父様は公爵領の敷地のお金は「娘のための家を作る敷地だ」と言って受け取らないので平民になってもこの屋敷にしょつちゅう遊びに来るので持参金はいらないと断っておいた。

勘当されて屋敷を出されたわけではないので、王も私たちのことを大目にみるだろう。

大目に見てくれないと、あの王家の秘宝のことをばらすからね。


私達の結婚の前にフェルナンド様が待ちに待った結婚だね。

もうすぐジゼルさんの教育が終わる、私は弟分のフェルナンド様の結婚に向けはりきるのであった。


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