ベッドの中でアレクと2人、愛と平和を歌う
私はベッドの中で目を覚ました。 となりにはアレクが寝ていた。
あれ私、結婚前だというのにアレクとベッドインしちゃったみたい。
だいたいここはどこなんでしょう。 ホテルですか?
そう言えば、私はなんだか、体が重いし痛い。
でも私の体はきれいになっていた。
アレクは少し子供っぽいところがある男性だと思ったけどこういう所はちゃんとしてたんだ。
頭がこんがらがっている私は思わず、隣で寝ているアレクの頭をクシャクシャにした。
アレクは眠たそうに目を開けた。 「おはよう」と私は彼に言った。
アレクは私を見て、「僕で本当によかったの?」と聞いてきた。
一瞬答えに困ったが愛する人はアレクしかいないよ、アレクがいいよ、と答えた。
「結婚してくれる」とあらためてアレクは聞いてきた。
私は伯爵夫人として勉強もまだ何もしてないし、心の準備もできてない、と彼に話した。
以前にも話したけど私は伯爵夫人には適さないと彼に話した。
彼は少し考えていたが、ビビアンを貴族の社交界から守りたいが、自分にも貴族の社交のことがわからないし貴族の生活は自分にもあまりむいてないと言った。
とりあえず服を着てから話しましょう、と私はアレクにキスして微笑んだ。
服を着てソファに座って、いろいろなことを2人で話しあったが、ドアがノックされ、豪華な食事が運ばれてきた。
そうだ、ここは王宮だ。 王子様と2人、まるで、おとぎ話のお姫様になった気分だ。
そう思ったのはつかの間で、食事を持って来てくれたメイドさんが私達に言った。
午後から、エランドール公爵者が迎えに来ます。
ギョ、気まずい、お父様に私はなんて話したらいいんだろうか。
メイドさんは「その前に王様からお話があります」と続けて言った。
私はお父様が来てから王様のところにアレクと2人で伺いますとメイドに答えた。
王様にラインハルトのことで、フェルナンド様のために文句を言ってやらないといけない、、、と私は思った。
昨日の午後から昨夜のことはうっすらと覚えているけど、なんだか夢のような出来事だったような気がする。
そう言えば、フェルナンナンド様はどうしたのだろう? アレクに会えてから、今まで私は彼のことをすっかり忘れていた。
やがてお父様が来て私達を不機嫌そうな顔で見ていたが私はお父様に心配かけてごめんなさいと謝った。
心では私のせいじゃないもん、すべてラインハルトが悪いんだもん、と思っていた。
お父様はこれから王に3人で会いに行こうと私達に言った。
そうよ、お父様、私とフェルナンド様をこんな目にあわせた王とラインハルトの所に殴り込みにいきましょう、今度は王に何を請求してやろうかと考えていた。




