表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
嫌いなあの子  作者: 猫の集会
PR
2/4

恋がはじまる⁈

 お祭りで純太とバイバイした後、二人でま

 

 た出店を見ながら歩いてたら、

 

「由衣夏じゃん。」

 

 って年上っぽいカッコいい人が来た。

 

「あっ、お兄ちゃんも来てたんだ。」

 

 えっ。お兄さん‼︎なんですと‼︎

 

 すかさずにっこりしながらおじぎをした。

 

「お友達の紗世ちゃん。」

 

「どうも。紗世です。」

 

「あ、どうも。兄の恭一です。じゃ友達待っ 


 てるから行くわ。」

 

 お兄さんは、あっという間に行ってしまっ 


 た。

 

 しゅん…

 

 それにしても、お兄ちゃんも夏が似合いそ 


 うな爽やかさ。

 

 素敵…

 

「お兄ちゃんカッコいいね!」

 

 って言うと、

 

「えっ、そうかなぁ…私は純太くんが好きす 

 

 ぎてよくわかんないな。しかもお兄ちゃん

 

 だからなー」

 

 って答えが返ってきた。

 

「あー、なるほど。私が純太に対する感じと

 

 にてるね。」

 

「かもね」

 

 なんて話してたら花火がドドーンって始ま 

 

 った。

 

 キレーだなぁ。

 

 花火を由衣夏ちゃんと見るなんて一年生の

 

 頃は、想像もしてなかったな。

 

 不思議だ。

 

 そして綺麗な花火を堪能して帰ろってなっ

 

 た。

 

 お祭り会場は、すっごくにぎやかだったけ

 

 ど、どんどんひとけがなくなっていく。

 

 二人の下駄の音がカランカランって響く。

 

 じゃまたねってバイバイしたんだけどまだ

 

 家についても耳に下駄の音が響いてる気が 

 

 する。

 

 ヨーヨーをブラーんってしながら、由衣夏

 

 ちゃんのお兄ちゃんを思い出してた。

 

 またあいたいな…

 

 あっそうだ!

 

 由衣夏ちゃんにさっき撮った写真送らなき

 

 ゃ。

 

 二枚!

 

 すぐに由衣夏ちゃんから、返事が来た。

 

 ありがとう!大切にするって。

 

 よかった。

 

 で、純太にも同じのを送った。

 

 二枚。

 

 そしたら、ありがとうってきた。

 

 どういう意味だろ。

 

 認めた⁈

 

 これで両思いって気がついたかな?

 

 頑張れ 純太‼︎

 

 今までは、たまに暇だと純太の家に上がり

 

 こんでお菓子をボリボリ食べながら愚痴を

 

 言ったりしてたけど、今は愚痴る事もない

 

 し、由衣夏ちゃんがもしかしたら嫌な気持 


 ちになるかもしれないから、行かないよう 


 にしたんだ。

 

 嫌いだった子の恋を今は全力で応援したい

 

 って思う。

 

 しかも、幼馴染にも幸せになってもらいた  

 い。

 

 不思議なんだけど、今まで人のことなんて

 

 どうでもいい。

 

 自分さえよければそれでいいじゃんって思 


 ってたけど今は、周りのみんなが幸せな気 

 

 持ちになると自然と自分まで幸せって思え 


 るようになってきた。

 

 由衣夏ちゃんの影響力ってすごい。

 

 そして冬。

 

 由衣夏ちゃんは、冬があんまり好きじゃな

 

 いんだって。

 

 寒いし、イベントも夏よりカップルが盛り 

 

 上がるイベントが多いって。

 

 クリスマスにバレンタイン。

 

 でも、私は冬の方が好き。

 

 部屋をぽかぽかにして好きな音楽聴きなが 


 らみかんをたべたり、クリスマスケーキを

 

 選んだり。

 

 ケーキの予約パンフレットをただただ見入 


 るのも好き。

 

 冬の方が好きな食べ物が多いからワクワク

 

 するのかもしれない。

 

 ただの食いしん坊だ…

 

 今更自分を思い知る…

 

 そんなある日の日曜日。

 

 珍しく純太が家を訪ねて来た。

 

「純太、珍しいじゃん。どうした?私が最近

 

 そっち行かないから寂しくなった?」

 

「それは、ない。」

 

 だろうね。

 

「あっそう。で?どうしたの?」

 

「あのさ、その ゆ、由衣夏さんの…あのさ

 

 連絡先とか知りたくて…」

 

 ピンと来た!

 

「ついに心決めたか!なら協力する。由衣夏

 

 ちゃんに告るんだよね?」

 

 恥ずかしそうに頷く純太。

 

「じゃあ、由衣夏ちゃんに都合の良い日公園

 

 にきてもらうからそしたら日にち教えるよ。

 

 公園で大丈夫?」

 

「うん。ありがとうな。」

 

 ホッとした顔の純太。

 

 あー、ついに来ました。

 

 なんだか、ワクワクする!

 

 自分が恋したみたい!

 

 早く由衣夏ちゃんにお知らせを。

 

 由衣夏ちゃんに都合の良い日聞いたら、い 

 

 つでも大丈夫だよって言ってくれたから来 


 週の土曜日に待ち合わせする事になった。

 

 純太も一緒にいい?って聞いたらもちろん

 

 って答えが返ってきた。

 

 あー、土曜日が待ち遠しいよー。

 

 で、ついに土曜日。

 

 由衣夏ちゃんは、純太も来るからって張り 

 

 切ってオシャレして来たみたい!

 

 純太も今日は、髪をばっちりセットしてん

 

 じゃん。

 

 二人とも頑張れー。

 

 続く。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ワクワクします。 続きが知りたい(*^。^*)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ