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21話。龍の住処

すいません‼︎

改行を普通に出来ることを今さっき知りました。

読みづらく申し訳ございません!

次話から変更させて頂きます。

(投稿したあと、他作品で違和感を覚え、やったら出来たと言う・・・)

本当に申し訳ございませんでした。

かなり修行をした。ヨリを以前と比べると、かなり強くなった。途中でダンタリオンの模擬で戦わせたところ、勝利。かなり前の饕餮(とうてつ)よりは強いようだ。これでじいさんも、饕餮(とうてつ)も、もも、も驚くだろう。


誠は鼻が高い。ヨリも満足しているようだ。さてと、この次元も良い加減飽きた為、次何をしようか考える・・・。竜は仲間にしたし・・・。次の狩場で遊ぶのもまた一興人助けも一興。あっ!街を作る場所を探すこともまた一興。今の所全く、良い物件が無い。周りの魔物が弱いと肉壁にすらならない。仲間に危害を出来るだけ加えたく無い誠はそう思う。こんな時はヨリに聞いてみよう。


「ヨリ?街を作る上で、生息している魔物が竜並に強い場所はないか?」


「それなら竜の住処を街にすればいいと思うよ?」


えっ?竜の住処・・・・?いいじゃ無いか!いいじゃ無いか!他の街を滅ぼ・・・。クズ王を殺すには最適の戦力だ!


「その住処はどこにあるんだ?」


「たしかー・・・・・・・えっと・・・・・それが・・・・・うーんと・・・・えっとね・・・・・・どこだったかな・・・・・あっ・・・・・・・・そうだ!」


「うん・・・」


「迷いの洞窟の主が龍って聞いたよ“龍”」


「竜じゃなくて龍?」


「うん、龍。たしか、翠龍(すいりゅう)だったはず!」


なるほど、面白い。迷いの洞窟とは他からの侵略を許さないと言う点でも良い物件だ。しかも迷いの洞窟は樹海の次のステージ。第二の街の管轄下だ。なかなか手頃である。拠点はそこにして、少しづつ開拓しよう。目指せ自給自足。


「じゃあ行こうか。狩はヨリが全部担当な。死んだら蘇らせる。」


「えー‼︎痛いのやだー!」


「何の為の神速だ?」


「ぶーお兄ちゃんの意地悪!意地悪!意地悪!」


誠は落ち込む。体育座りをして背景が黒くなる。ヨリは、やっちゃいけなかったと思い、近づいて、誠の頭をなでなでする。


(かわいい!ヨリたんかわいい!もっとなでなでしてぇ・・・・)


えっと・・・誠は死んで少し壊れたようだ。


それから気が済むまでなでなでしてもらい、迷いの洞窟に向かう。次元から出るとまだ異世界では1分も立っていなかった。


向かう時は当然仲間になったドレイクを次元の中から起こして背中に乗る。これは男のロマンだ。ヨリは、誠に抱っこだれてる方が良い‼︎と言って居たので、あぐらをかいて、その上にヨリを載せて、一緒に乗る。


「霧が濃くなって来たな」


「大丈夫ですよ。ここの翠龍は私よりも格下なので、霧が立ち込めて居ても私には無いのと同じです」


「強さで張れる霧の強さみたいなのがあるのか?」


「あります。強者の霧はその者よりも格下になると幻覚や幻聴。や迷い精神にまで干渉するものもあると聞きます。」


「なるほどな、ヨリ大丈夫か?」


誠は霧に入る前に、ヨリとドレイクを氣で覆っていた。これで霧を張っている者が誠よりも強くなければ干渉できない。用意周到だが一応尋ねる。


「大丈夫だよお兄ちゃん!氣張ってくれてるでしょ?」


ヨリも誠と同じ氣を使うものなのでわかるようになったようだ


「おっ?ヨリ分かるのか?お兄ちゃん嬉しいぞ‼︎」


「うん!わかるよ!お兄ちゃんの氣物凄い強くて優しい感じがする・・・」


ももなら俺の氣は分かるだろう。だが、やはり氣を使うものにしか分からないことはある。全知全能でも分からないことは、いくらでもあるのだ。だからこそ全知全能に近づいて行きたがるのだと誠は思う。知らなかったでは遅いのだ・・・気づいたその時では既にもう手に入らない。だから今ヨリが感じている事はとても大事なのだ。


「そうか・・・。ヨリお前は俺の後を継がせることになる逸材になるかもな。これからお前がどう育つか、面白い」


「お兄ちゃん?ヨリは、お兄ちゃんのお嫁さんだよ?」


「ふふっそれもまた一興だな」


「お楽しみの所、申し訳ございませんが、到着致しました。この先の魔物はヨリ様よりもお強いものばかりです。私も付いて行きましょうか?」


「お前も擬人化出来るのか?」


「不完全ながら、可能でございます」


「ならついてこい。良い機会だ。俺の弟子の実力は、ここの魔物程度なら問題ないはずだ。」


ドレイクは擬人化を始める。大きな竜の肉体は縮まり始める。だが、所々皮膚は鱗であり、竜の尻尾は隠せず、眼は猫のように細い。人間とは、似てもにつかない。竜人化と言った所だ。服は何故か既に着ている。それは白い竜の鱗で・・・


「お前、自分の肉体で装備を作ったのか?」


「お見苦しい所をお見せしまして申し訳ございません」


「そう言うな。何か副作用や、肉体へのダメージはあるのか?」


「あります。肉体の鱗を無理やり剥がしとる装備品なので、竜に戻れば、傷が出来ている状態となり、本来の力の4%までしか力が解放出来ません」


「人間ではどのぐらい解放出来る?」


「20%が限界です。それ以上は肉体が持ちませんでした」


「実験済みか・・・・竜に戻る時は俺に言え。傷は俺が責任を持って治す。これは命令だ。逆らうことは許さない。俺の自己満に付き合ってくれ・・・。」


「御意」


誠は万能になってしまった。だからこそ、周りに気を使わなければいけない。でなければ、傷つく・・・。ドレイクのように代償を払う事で何かを普通は成せるのだ。それが誠には無い。ドレイクは話さなかった。そう言う奴は、人一倍傷を負っても黙っている。平然としている。そして静かに死ぬ。誠が一番恐れることだ。誠でも死体が無ければ記憶を戻せない。死体の欠片でも良いのだ・・・だが無い時は、誠にはどうしようもない。だから怖いのだ。1人になることがどうしようもなく怖いのだ。1人で生きるのは怖くない。心の中のもう一人が出て来て1人になるのが怖いのだ・・・。


「では行こうか。ヨリが戦闘俺が補助。ドレイクはヨリが死ぬと思った時のみ助けてあげてくれ」


「はーい!」


「御意」


霧の濃い洞窟に3人は入る。先頭はヨリ、次にドレイク、最後尾が誠だ。洞窟のなかも霧が濃い。洞窟内は、何回も分岐点が設けられている。物凄く面倒だ。本来ならば、龍の元へ直で行くのだが、ヨリの教育のため、今回は徒歩でいく。


洞窟には特に目立った魔物はいない。一見普通のハリネズミやヤモリやカエルやカメが普通の人からしたら、恐ろしく強いこと以外は普通だった。ヨリは魔物を見つけるなり、刀を取り出し、神速で駆け抜ける。次の瞬間敵は斬れる。流石に空間まではまだ斬る事は叶わないようだ。だが十分であった。


「ドレイク。あれが俺の編み出した神速剣術誠式だ。強い魔物の方がより威力を発揮する。覚えておけ、弱いからといって本当に弱いかは分からない。内に秘める物は自分より強いかもしれないと思い戦え。それを忘れれば負ける。」


「経験済みでございます・・・。」


「そうだったな。」


「お兄ちゃん!なんか、あっちの方強い生命力の氣を感じるー!」


「ドレイク。分かるか?」


「私には何も・・・」


「ヨリよく出来ました。俺と同じ氣の使い手になれば、この世界の者全てを把握することも可能だ。分かるか?」


「うーんと、お兄ちゃんはもう来る前からどこに、翠龍(すいりゅう)が居たか分かってたって事‼︎」


「その通りだ。だがヨリは俺の予想よりも成長していた。良く出来ました」


そう言って誠はヨリの頭を優しく撫でる。本当にこの子は師匠に恵まれれば、伸びる逸材だと誠は思った。


「ドレイク。お前はあと10歩先に進んで見ろ。翠龍(すいりゅう)の居場所が分かるだろう」


言われるがままドレイクは10歩進む。すると今まで感じ取れなかった翠龍(すいりゅう)の気配を感じ取る


「ヨリはお前が思うよりも氣を使いこなしている。氣は肉体の影響を受けず、使用者に鍛錬しただけの加護を与える。会得するまでに人は死ぬがな。それと悪魔も神も天使でさえ会得は不可能。それが氣特徴だ」


「何故ですか⁉︎」


「それはな、ヨリ分かるか?」


「命の尊さでしょ?」


「その通り。人は生まれながらにして100年も生きられない。産まれて死ぬ者もいるぐらいだ。それに比べ神は死なず、悪魔も半永久的に死なない。天使も同一。そんなもの達には命の尊さは分からない。これを分かる簡単な方法は一度死ぬ事そして蘇り悟る。これだけだ」


「俺は死なずして会得したがな」


「では私も死ねば?」


「不可能だ。尊さは・・・」


「そんな簡単にわかんないもん!」


「ヨリの言う通りだ。」


「ですが・・・」


「ただ死ねば言い訳じゃ無いんだ。この先の答えは自分で見つけないと氣は得られない。」


「不思議でございます。ならば私も少し本気で久しぶりに鍛錬しましょう。遅れを取るほど落ちぶれてはおりませぬゆえ」


「はははっ。ドレイク期待してるぞ?ならば翠龍(すいりゅう)に会いに行こうでは無いか!」


そう言うと、誠は次元を開く。ヨリの腕試しの時間も終わり、ドレイクにも教えたい事は教えられた。後はここを拠点とするのみ。


毎回読んで頂き誠にありがとうございます。

今回は翠龍を出して見ました。誠はなにか悟っているのでしょうか?

人は死去を悟ると言われております。

今後の展開に期待していてください。

OPSOの方も随時更新して行きます

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