18話。訓練開始
竜の元まで着くと、その竜は白竜であった。じいさんはもう既についており、傍観している。数人冒険者が時間稼ぎのために戦っているが傷一つ付かない。
「中々鱗は硬いみたいだな?」
「誠様がよりちゃんにあげたフードコートは、竜でも傷一つ付かない代物の癖に良くいいますよ?」
「それだけじゃ無いよ。もも?」
「と、言いますと?」
「主。衝撃吸収能力がフードコートに入っていますね?」
「流石だ饕餮。その通りだ。竜のブレスでも、薙ぎ払いでもよりは、びくともしないよ」
「はぁ・・・結構な事で」
「そう言うな、次期に戦わせる。あいつは何が適正なんだ?」
空で誠たちは、冒険者が頑張って無駄死にしてるのを見つつ、会話を続ける。地上の冒険者達は、誠達が居ることすら気づかない。と言うより気づけないのだ。ももは気配を消せないから認識されるが、誠、もも、饕餮、レヴィアタンは、SSSランカーでも認識出来るか際どいほど、気配を消して居る。
当然視界に入れば、見える。だが認識するのが難しいのだ。誠は特に覇気とか色々消してるから雑魚と間違われるのだ
話をしていると地上から、念話が飛んでくる。
「(ほぉほぉほぉ。よりお嬢さんはそうですなぁ。魔法使いも良いですが、剣士の素質もありましょうぞほぉほぉ)」
「我命ずる。レヴィアタンに飛空魔法を付与せよ」
そうするとじいさんが地上から飛んでくる。
「ほぉほぉほぉ。これはこれは。中々面白いですのぉ・・・」
「より?どっちになりたい?剣士と魔法使い?」
「よりは・・・お兄ちゃんと同じがいい」
「なら、神速剣士決定だな」
「神速ですか?」
「神速だ」
「主。神速は・・・」
「難しいのぉ・・・」
「そうなのか?」
誠は、余裕でやっているが普通の人間が光速を越えればどうなるか?足とかもげるんでしょうね。それをよりにやれと言うのは些かグロい。
「お兄ちゃん・・・痛いの嫌」
「悪いな。痛いのはこれからいくらでもある。痛く無いようになりたいなら、神速になれ。攻撃を受けなければ、痛く無い」
「うん!」
「決定だ。おれはよりに神速剣術を教え込む。だがこれは、流石に利益無しで教えるのは無理だな。何かよりから欲しいな?」
誠は、汚い。こいつかなり汚い。
「お兄ちゃんのお嫁さんか、メイドさんになってあげる!」
いまいち、期待していた事と違うがこれを契りとしよう。
「契りに嘘偽りは許さぬ。それを真実とするならば、我に誓え。」
「誓うよ!」
「我望む。よりとの契約をそして、命に刻め。違える事があれば、ヨリお前は死ぬ」
「わかった!」
そう言うとよりの胸から、球体状の光が出てくる。そこに文字が刻まれる。
「誠に忠誠を誓い。メイド又は、嫁になるどちらかを条件として神速剣術を教わる事をここに記す」
そう記されるとよりの胸にまた戻る
「誠様‼︎」
「主‼︎」
「ほぉほぉほぉ」
「いいだろう別にメイドは1人いた方が便利だ」
契約が終わると、下の戦闘も終わったようである。冒険者数人は全員死亡。白竜は少しだけ紅竜となっていた。
「負けたか。だが十分な時間稼ぎとして役目を果たしたみたいだな。死んでも本望だろう」
「次は俺の出番だ。もも、よりを預かって置いてくれ。直ぐに終わる」
「行ってらっしゃいませ」
そう言うと誠はいつも閉まっている殺気を解放する。フードコートは紅くより紅く。仮面はより白くより白く。変色する
「お手合わせ願おう」
「我が名は、ドレイク貴様はなんと言う?」
「驚いた。人語を話せるのか?ならば、俺の仲間になってはくれないか?誰もが住みやすい街を作るために力を貸して欲しい」
「断る。人間がわれを操ろうなど身の程をしれ⁉︎」
ドレイクが言い終わる前に誠はMAX状態から2%の殺気を解放する。さっきまでは1%以下。これでも、樹海の魔物は近寄れないほどの殺気。2%まで上げると竜族といえども怯むほど。1と2には大きな境があるため、誠は無闇に殺気は解放しない。よりが死んでしまうからだ
「まだ言うか?」
「黙れ小僧‼︎」
5%まで殺気を上げる
「だ、だ、だ、だ、」
「黙れ‼︎と言えばこの場で、首をはねる。そのあと、不死にし、幻覚を見せ生き地獄を味合わせる。楽しいぞ?早く黙れ小僧とでも言え」
ドレイクは、この小僧が言っている事は嘘では無く、そして自分の精神を破壊するだけの幻覚使いの持ち主だと言うことを一瞬で悟らされる。
誠が使う幻覚は、ビフロンの本にあった一部の幻術を応用し、オリジナル化そして威力をビフロンの魔法の500倍まで高めた物である。
これを使えば、神でも操れるんじゃ無いか?と言うほどの魔法威力である。
「お、お、お許しください‼︎」
殺気をあげようとすると、ももから念話が届く。
「(それ以上は、よりちゃんの体が持ちません。おやめください。)」
「(気絶してしまったか?)」
「(なんとかまだ意識を保ち、誠様を見ておられます)」
「ドレイク命拾いしたな。俺の仲間になる気はあるか?」
「お願い致します」
「頭を下げろ」
ドレイクからしたら屈辱だが、下げるしか生き残る道はない。
誠は下げた頭に手をかざし、洗脳する。
ドレイクは、屈辱だったはずの嫌な気持ちが晴れて、この主について行こうと決める。それは無理やりではなく、誠の真の強さを間接的に思い知らされ、そして誠の中の暖かい優しさに触れて、自分から決める・・・このお方は、期待を裏切らないと。
誠が洗脳し終わると、ドレイクは、気絶する。
そして、次元を開き、竜を片手で投げ入れ、戦闘終了。殺気をしまいこみ、ももの元へと戻る。
「大丈夫か?」
「お兄ちゃん、怖い・・・」
「そう言うな、それが命をかける戦闘だ、その戦いを俺はお前に教え込む。いずれももや饕餮やじいさんと同じ高みに登らせてやる。だが贔屓はしない。そして、饕餮‼︎お前はもっと強くなれ‼︎わかったな?」
「御意‼︎」
「今日は、これ以上することも無いので各自自由行動にする。よりは俺と一緒に特訓だ」
「自由行動中は縛りは無い。人を助けたかったら助ければいいし、殺したかったら、殺せばいい」
「はい。」
「御意」
「ほぉほぉほぉ」
「では、散‼︎」
そう誠が言うと3人は、消える。
「俺とよりは特訓だな。まずは草原にでも行こうか?」
「森の魔物なら狩れるよ‼︎」
なるほど、だから森に居たのか。だが足手まといと言うことは、基礎ステが酷く低いのか?それともクソ共が強かったのか?なんにせよ森に行くか
「なら、森に行くか。より掴まれ」
森
今誠とよりは手頃な魔物を探している。ゴブリン当たりが見つかればいいのだが・・・。同じ魔物でも、住む場所がちがければ、強さも変わる。
「より大丈夫か?疲れたら言えよ」
「大丈夫です!」
やりとりをしていると今までに見たことが無い魔物が出てくる。蜂だ。巨大な蜂だ。尻の針からは毒を垂れ流し、地面に毒が当たると溶ける。溶ける。ジュウジュウ言うわで最悪だ。
「あーそうだな、んー、より狩ってみろ?」
「あれをですか⁉︎」
「そうだ狩れるだろ?」
「無理です!」
「そうか・・・」
「ならば、あいつを従魔でもするか?」
「えーぶんぶんうるさい・・・」
「だよなー。うるせーよなー」
さっきから羽の音がうるさい。ヘリが目の前に居るような音である。
「あーもう面倒だ!死ね!それと今からお前と俺を創作次元に持っていく。そこでお前を修行するわかったな?」
「は・・・はい!」
誠の一言で蜂は死んだ。殺気でも無く、また氣でもない。ただ死ね!と叫んだだけで死んだのだ。誠の言葉は、すでにその高みまで登ってしまって居る
更新遅くなり本当に申し訳ありません。
読んでくださって居る方々ありがとうございます。
なるべく連続更新を短い時間で行って行きたいと思います。
これからもよろしくお願い致します。




