17話。謎の少女とその決意
今誠は、膝枕をして、薄めたエリクサーで少女を癒していた。
エリクサーは万能だが流石に、効能が強く、慣れていない者には毒になり、逆に死に至る。だから薄めて使っている
「よし。傷口は全て塞げたな、後はこの子が起きるのを待つか。暇だから、いつぞやのビフロンの本でも読むか」
誠は次元からビフロンの本を取り出し読み始める。内容は基本死霊術や禁呪、呪い、精神掌握、黒魔術などといった邪悪きまわりないものばかりであったが、暇つぶしにはちょうど良かった。
何時間か経った頃、夜も朝方に倒れ込んだ頃少女が目を覚ます。
「はっ‼︎えっと、え?どうなってるの?」
少女を膝枕する時防具は全て脱がせ、誠専用ローブ(白)のミニバージョンを来させていた。ローブの頭には耳を出す部分があり、耳も出せる。無論尻尾も。
誠は、妹が出来たように何故か嬉しかった。だから助けたのかもしれない。
「あっ‼︎助けてくれたのは、貴方様でしょうか?」
そう言って、ローブに顔が隠れているまま質問をしてくる少女を見て、可愛い‼︎と誠は思う。
誠は白いローブに、狐の仮面をして、狐の仮面の目からは金色の瞳が光を発し怖さを増す。
誠は、意外にロリコンなのだ。
自覚はあるようだが認めない。認めてはいるが、他人にはばれないように生きてきた。
「そうだ。お前が急に倒れるから、焦ったよ。血まみれだったしな、それと悪い所は全て治した感謝しろ」
「あと、お前に俺と同じ装備をくれてやる。最高級品のメイドイン誠だ。防御力は、竜の鱗以上と思ってもらって構わない。」
「えっ⁉︎あ、あ、ありがとうございます‼︎」
そう言って、驚きの声をあげつつ、頭を下げる少女を見て、誠は、可愛いは正義だなとロリコンPowerを発動しまくっている。
「えっと、私の防具はどこに?」
「修理して、洗濯と消毒をして置いた。」
そう言って次元から取り出す。
「えっ⁉︎ユニークスキル使いですか‼︎」
そう言って駆け寄ってくると共に、フードが外れ顔が見える。
ヤバイ。可愛すぎる。それ以上は危険区域だ。理性が吹っ飛ぶ・・・・と誠は思いつつ防具を渡す。
「あ、あ、ありがとうございます‼︎」
俺にもこんな妹がいれば溺愛してしまうのだろうなと思っていた。矢先、朝一番から魔物が誠の氣にぶつかり、怒って居る。
「キャぁ⁉︎」
そう言って少女は誠の後ろに隠れ震え始める。
憶測だが誠は、目の前に現れたサイクロプスに、少女又はPTの仲間を惨殺されたかあるいは、捨てられたかの2択だなと予想を立てる
「うるさい。静かにしろ。」
サイクロプス程度言葉の威圧で十分だ。
サイクロプスは、気絶し、倒れる。
「大丈夫だ。サイクロプスは襲って来ない。安心しろ」
「本当?」
少女は、目を潤ませて、誠に聞いてくる。誠のロリコンゲージが音を立てて壊れる。破壊力強すぎ、俺逆に耐えられない
などと心の中で思いつつ、少女に話を聞く。
「それで、昨日はどうした?ゆっくりでいいから思い出してみろ、無理はしなくて良い。出来る限り聞きたい」
そう誠が言うと、無言で頷き、話し始める。
「昨日は、冒険者初日で、PTを組んでこの森に来てたの、PTはおじさん4人とお姉さんが1人だったの。そしてね、狩をし始めたんだけど、ヨリはね。役立たずでね、殴られたの。ぐすん。そしたら、お姉さんが怒り始めて、おじさん達とお話してたら、お姉さんも殴られて頭から血が出てたの。ぐすんぐすん。」
ここからは、聞くに耐えない話だった。
口論になり、短気なクソ野郎がお姉さんを武器で叩き始めた。お姉さんは、このヨリと言う少女に向かって逃げるように言ったそうだ、ヨリは逃げず庇ったため、武器で殴られて、動けなくなったそうだ、そこにサイクロプスが背後からやってきて、短気なクソ野郎を喰い散らかし、2人3人4人とお姉さんまでも、食べられたと言う話だ。それを恐怖と痛みで動けないヨリは、固まるしかなかった。
そこに俺の独り言が聞こえ、痛い体を動かし逃げようとしたがサイクロプスの方が当然早く、いたぶられ、朦朧とした意識の中、俺の氣の結界に入り、助かったと言うわけだ。
そして、隙を伺い襲いかかってきたサイクロプスを俺は気絶させたそれがことの顛末である。
ヨリは、語りながら泣き、そして震える。まだ誠の腰程度にも無い少女の体験にしてはかなりのトラウマである。
一通り泣き、疲れてまた寝る。
誠は、少女をゆっくり、寝かすと、誠の周囲が歪み始める。空間が誠の怒りにより歪みを発生させているのだ。
誠の仮面は白を基調したものが、一瞬にして、黒く染まり、仮面の目の周りがひび割れる。金色の瞳が赤黒く光放ち、誠のローブは黒一色に染まり上がる。
怒りの矛先は、サイクロプス。魔物の癖に少女をいたぶった罪償ってもらう。
誠の尋常じゃ無い怒りを感じ取り、次元から、飛び出てくる、饕餮ともも。そこには、既に悪魔など安直なネーミングでは表せない人物が立っていた。
その人物には、ももでさえも、近寄ることはできない、近寄れば、殺気により命を削られ、即死する。近寄ることを許されない存在がそこにはいた。
「もも様・・・あれは誠の様でしょうか?」
「そうよ、誠様よ。だけど近づけない。近づけば私でも即死、良くて発狂だわ」
誠は、気絶して居るサイクロプスを人差し指で、全身くまなく穴を開け、臓器を引きづり出す。皮膚は剥がし取り目玉は抉り取る4体(腕や足)を引き千切らず最高の痛み感じる状態にし、サイクロプスとは思えないほど、肉の塊にする。
「我願う。サイクロプスを不死にせよ」
そして、サイクロプスは死ねない体になり、激痛によって泣き叫ぶ。
「貴様の所業、我が裁く。次元の狭間で一生寿命が来るまでその痛みと、共に生きろ」
そう言い放ち、次元の狭間を出現させ、サイクロプスを投げ捨てる。
「汚ぇゴミが」
そう言い放つと、徐々にローブと仮面から黒さが消えて行き、ヨリの元に無音で近づき、膝枕をしてあげ、頭を撫でる。
その姿は、黒い時とは別人であり、違う意味で近づけないほど神々しかった・・・。
ももと饕餮は、疑問符が頭につくが、次元に戻りもう一度寝にゆく。
誠は、ヨリが可愛く、耳を触るとピクピク動くのが可愛く、触ってはピクピク、触ってはピクピクを気を失うまでやっていた。
「誠様‼︎起きてください」
ももの声で誠は目を覚ます。ヨリは膝枕をしたまままだ寝て居る。誠はその上から覆いかぶさるように寝ていた。
「朝ごはん作ってください‼︎」
「すまない。俺の不手際だ。言霊で俺の居た世界の食材を作って料理するから許してくれ?」
「しょうがないですね。早くしてくださいよ?饕餮も待ってますよ?」
「饕餮って、魔物意外に喰うのか?」
「食べれますよ?」
知らなかった‼︎と内心思いつつ、ヨリをゆっくり太ももからどかし食材をだして料理を始める。
メニューは、焼き魚、味噌汁、白米、漬物、目玉焼き、卵焼き、コーンのバター焼きなど、多種多様なものを次々作り4人分皿にのせる。
そしてテーブルに椅子を2個追加して、テーブルを少し引き伸ばし、完成。
饕餮は擬人化すると、美女?美青年?性別が無いようだが、本人は、自分を一応女だと思っているようなので女といちずけておく。
女の子に裸まずいので、下着とワンピースを作り出しきさせる。
黒とオレンジの髪に胸は・・・で、とても可愛く仕上がっている。
ヨリを起こし、朝食を食べさせようとすると、見たことも無いといった顔をして、食べようとするが、静止させる。
「ヨリ?俺の食卓では、食べる前にいただきますと言うんだ」
「わかりました」
「いい子だ」
そう言うと少し誇らしげな顔をするヨリであった。
「では食べようか?」
「「「「いただきます」」」」
「美味しい‼︎」
「誠様‼︎おいしすぎます‼︎」
「我が主。美味しい食事感謝です‼︎」
みんなに大好評で、大量に作ったお代わり分を全て平らげてしまった。
「食べ終わったら、ごちそうさまでしたな?」
「「「「ごちそうさまでした」」」」
「皿とかはそのままで頼む。魔法で浄化する」
魔法を使い誠は皿を浄化すると、無菌の皿になり、汚れも全て落ちる。世間の主婦がこぞって欲しがる魔法だろう。
テーブルもついでに除菌。そして次元へ収納。
「さてと、ヨリ。お前は、家に帰りなさい?送って行ってあげるから」
「えっ」
ヨリは、泣きそうな目で誠を見つめる。誠はこの攻撃には弱い
「俺たちも、遊んでるわけじゃ無い。家に帰りなさい。」
誠は心を鬼にして言い放った。
「もう、お母さんもお父さんもいない・・・」
「「「はっ?」」」
爆弾投下である。ももは嘘を見抜けるため、嘘ならば驚きはしないが、もも、も驚いている。これは真実。話を聞く必要がありそうだ。
「何故、居ない?」
「出かけて帰って来なかった」
誠はこの一言で何個か、憶測が立てられる。一つは、捨てられた可能性。一つは、冒険者として死んだ可能性。一つは、何かの理由で帰って来ない可能性。
最後は期待薄だな。この亜人種の街は、食品が馬鹿にならない。冒険者稼業をやっても怪しい所である。何故なら、需要があるが供給出来るクエストを大勢がむしり取れば、供給が追いつかなくなり、お金が回らない。一部の人間だけが高所得者になり得る負のスパイラルになる。
その辺はギルドも考えているとは思うが、冒険者とイタチごっこだろうな
「なるほど、ヨリはどうしたい?両親を探したいか?」
ももと饕餮は静かにしている。
「お母さ・・・探さなくて良い」
「探さないならどうする?」
「えっ?」
「自分で道を切り開け。人に答えを求めてはいけない。俺は、もし仲間が道を自分で決めたなら、俺が出来る限りのサポートを施してやる。だから、道を決めろ」
「お兄ちゃんと、一緒にいたい・・・」
その声は、か弱く、今にでも死んでしまいそうな、声で小さくヨリは呟く。
「「お兄ちゃん⁉︎」」
静寂を保って居たももと饕餮がハモる
「誠様‼︎」
「我が主‼︎」
「異論は認めない。この子が決めたんだ。その自由をもぎ取ることは何人も許されない。」
「ヨリ?俺と来ると言うことは、魔物意外に悪魔と戦う事になる。それでもついて来るか?母親や父親を俺は、ことのありようによっては、殺す。クズはこの世には要らない。」
「おにいちゃん!それはお兄ちゃんが決めることじゃ無いよ‼︎」
誠は驚く。自分よりも、年下の子どもに諭された・・・。
「そうだな。だがヨリ?難しいかもしれないが、そのクズのせいで、死ぬ者や、狂う者がいる。それは許されない。そのためにならば、俺は進んで悪となろう。そのための力なのだから」
「お兄ちゃんは人殺しなの?」
「そうだな。人も斬れば、魔物も悪魔も竜も亜人も龍人も誰だって斬るよ?それがクズならばね」
「お兄ちゃんは、怖い人?」
その返答は、ももと饕餮がする
「とても怖い方でございます」
「我が主は、鬼畜でございます」
「おい‼︎そこは、優しいとか言いなさい‼︎」
「事実ですし」
「嘘はいけませんよ主どの」
「お兄ちゃんは優しく無いの?」
「冗談が過ぎるぞお前ら」
「よりちゃん、誠様はオヤサシイカタデスヨ?」
「片言だ‼︎」
そんな事をしてる間に、饕餮が念話でヨリの頭の中に、誠様は〜という優しくもあり厳しさもある優しい方と説明をしていた。
「(ありがとうな饕餮)」
「(ばれていましたか?ですぎた真似をしました)」
「(気が使える事は最高の才能だぞ。ありがとうな)」
「(はい。我が主)」
ひと段落ついた所で、これから先どうするかを決める。
この街は、次の時までまず持たないだろう。だからと言って助ける義理も無い。勝手にしていてくれば良い。
他の街を見るのも良い。そう言えば、今日は、“時”だった事をすっかり忘れていた。
「もも、饕餮、より、今日は人間の街が“時”だ。暇だし傍観しに行くとしよう。」
「我は求める。神を我が信ずる者饕餮に飛空魔法を付与することを。」
「じゃあ行こうか?」
「よりは?」
「俺が抱っこして運ぶ。ダメか?」
「ううん。それが良い‼︎」
「チッ」
「ふふふ」
どこからか、ももの舌打ちが、饕餮は笑っている。
「饕餮、擬人化状態で飛べるか?」
「もう、体に馴染みました。問題無いと思われます。」
「では行こうか?よりゆっくり飛ぶが、つらったら言いなさい?」
「はいっ♪」
そう言って4人は、空を飛ぶ。よりは最初怖がっていたが、徐々に慣れ今では景色を楽しんで居るほどだ。あまりにも、ももの機嫌が悪い。後でデートでもしないと殺されそうなほどに・・・。
誠は恋愛対象はももであり、饕餮とよりは、可愛い妹と思っている。一夫多妻制も・・・浮気は良く無いなとそんな事を思いつつ、仮面の裏で微笑む。
人間の街が近づいて来ると、鉄の匂いがして来る。誠は、また旅に行く前によりの覚悟を試すために人が死ぬ所を見てもらう。
すでにももと饕餮は、気づいている。誠が時を見に行こうと言った時に。鬼畜だが、こればかりは覚悟をしてもらわなければただの足手まといなのだ。
誠は弱くても強くても仲間になるのならば、誰でも歓迎する。だが、綺麗事を並べ何もしないものは、切り捨てる。それが少女であろうと赤子であろうと。
人間の街上空に着く。一面紅い血でべっとり化粧を施され、魔物が人を喰い散らかして居る。なんともグロい光景だ。
「より、何を目をそらして居る、俺と共に冒険をするならば、これぐらいの血は見ることになる。そして、もう一度聞く。それでも俺と共に来るのか?」
少しの沈黙の中に人の叫び声が混じりつつ、よりは答える。
「覚悟は、出来ています。私が決めた道です」
「しっかりした子だ。この光景を目に焼き付けなさい。魔物だろうが、人間だろうが、同じ事をし、同じ事をやり返される。魔物≠悪ではない。人間=悪の方が絶対と言えるかもしれないのだ。いつも人間は勝手に奪い殺す。その反動が“時”として現れて居るのだろう」
「愚問ですが、誠様?助けにはいかないのですか?」
「助ける必要も無いし、それだけのことを街はやってきた。報いは受けるべきだ。戦ってる冒険者も5人程度居るな。2、300匹程度余裕だろう。助ける必要もない」
「まぁ救護テントなんかには少し顔を出そうか?面白いものが見れるだろう」
そして誠たちは、後方にある救護テントに向かう
「はい」
「御意」
「・・・」
よりは困惑する。人が生死の境をさまよって居る場所でどんな面白いことが見れるのだろうと・・・?
救護テント
「ヨリあのデブを見ていなさい」
「意味はすぐわかる」
そう誠は言うと傷を負った高級な服をまとったデブを見始める。デブの傷は浅く出血もほとんど無いのに、「俺を誰だと思ってやがる!貴族のウフェスティンだぞ!我の治療を最優先しろ!その辺の、民どもは全て見殺しで良い!」などとほざく。
「より?あれが俺が殺すクズの模範的な人間だ。あんなのは、皆が思う、死ね、暗殺されろ、消えろ、なんで生まれてきたんだ。と・・・俺からすれば、目障りでしょうがないから殺すだけだ。悪害しか振りまかないしな」
「お兄ちゃん・・・」
「まだお前は殺すなと、言えるか?苦しんでいる民が居るのに見殺しで構わないなどと言う貴族を殺して誰が咎めよう?ここでは、正義などよりも偽善が勝る。そして、綺麗事よりも、悪事が勝つ。どうだ?お前の意見を聞きたい」
「お兄ちゃん・・・・私にはわかりません」
「そうか?ゆっくり考えると良い。俺は俺の誓いに従いあのデブを殺す」
そう誠は言うと、ヒヒイロカネ刀を出さず、手刀の構えと取り、遠くからデブに向かって首を狙い斬る。
「より、今から起きる光景を見ていなさい。消してお兄ちゃんのやる所業を見逃すな。そして答えを導きなさい。本当にこの、神人(偽善者)について行っていいのかと」
そう誠が言うと、遅れて、デブの首がズレ始め、血が霧状にテント内に舞う。そのあと、体の方にも亀裂が入り。サイコロステーキ状態になる。
誠はわざと大袈裟に斬った。よりのために・・・。
「お兄ちゃん‼︎あそこまでやる必要があったのですか⁉︎」
「誠様は・・・」
「静かにしろもも。」
「申し訳ありません」
「ヨリ、俺はこんな奴だ。3回目だ。俺について来るか?」
「饕餮、邪魔をするな」
饕餮は、念話でヨリに真実を伝えようとしていた。
「ですが!我が主!」
「どうする?ヨリ?」
「ヨリ殿。私のように、誠様を疑い仲間になり。ゆっくり答えを導くのも良いですよ?」
「無駄な事を吹き込むな」
「我が主。その命令には、従いません。我が主を誤解するなど、この饕餮許しません」
饕餮が命令に従わなかった・・・。良い仲間を誠は持ったと、しみじみ思う。
「お兄ちゃんについて行く。饕餮さんがここまで慕うお兄ちゃんを見てみたい!」
「それでいいのか?これから先お前は、悪女として生きることになるかもしれないのだぞ?今なら引き返せる。」
「ううん、良いの。お兄ちゃんの事大好きだし!それにお兄ちゃん、悪い事してるけど悪い人じゃ無いでしょ?」
「そうですじゃよ?誠様。こんな可愛い少女を受け入れないなど。それに貴方は、悪事を行う聖人と言った所でしょう?矛盾していますなほぉほぉほぉ」
急に、レヴィアタン(じいさん)が現れる。
「傷はいいのか?まだ衰弱して居るな。不死の加護とエリクサーをやるから、全快にしろ」
「ほぉほぉほぉまだ、裏切る可能性がある相手にそんな事をしてよろしいので?」
「構わないさ、裏切っても得は無いしな」
「我は神に命ずる。我が仲間。レヴィアタンに不死の加護を付与せよ!」
「エリクサーも飲んでおけ」
「面白いお方ですな。フードコートと仮面は手作りですじゃな?よりお嬢ちゃんのフードコートなど、サタン級でも傷一つ付かないような代物では無いですか?ほぉほぉほぉ」
「過大評価しすぎだ」
「ですが、誠様は用心深いですね?不死の加護とエリクサーありがとうございまする。ほぉほぉほぉ」
用心深いとは、ヨリのフードコートは誠はの攻撃では豆腐同然で切れるのだ。
「じいさんを仲間にして良かった。」
「ほぉほぉほぉ。少しここは血なまぐさいですね。移動されてはどうでしょう?」
移動しようとするとある速報が街を駆け巡る。
「竜が出たぞ‼︎竜だー‼︎前回SSSランカーが倒せなかった白竜がやって来やがった‼︎皆この街から離れろ‼︎逃げろー‼︎逃げろー‼︎」
「誠様?竜狩と行きますか?」
「行こうか?より、俺に掴まれ竜狩をしに行くぞ」
「お兄ちゃん‼︎竜だよ‼︎死んじゃうよ‼︎」
「死ぬかどうかを俺の戦いを見て決めろ。俺は死なない。死ねないんだよ?より。大丈夫お兄ちゃんを信じろ」
そう誠が言うと嫌々、誠に抱きつく。
「それじゃあ行こうか?もも、饕餮。じいさんには後で飛行魔法をやるから、今は次元転送で向かってくれ」
「ほぉほぉほぉ。老人に空はキツイですじゃ」
その言葉を聞き誠は光速で飛んで行く。




