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14話目。容赦無き制裁

今、誠は地雷を踏んだ事に後悔している。


「万能草見せてよー」


「見せてくださいよー」


「本当に持っているのか⁉︎」


3人がしつこく見せて欲しいと懇願してくる。2人は女だからいいが、男はむさい。こっちくんな


「わかりました!見せますから、目を閉じていて下さい」


そう誠は言うと怠そうに、次元を開き一本だけ取り出す。


「目を開けていいですよ」


「「「本物だ‼︎」」」


ハモる


「あげませんからね」


「欲しいなら買うか、それに見合うだけの利益を私に下さい」


「ひっどー、買えるわけないじゃん!」


「そうそう、一本あれば冒険者稼業は、かなり休業出来るぐらい希少価値有るんだから!」


「現代のエリクサーと言われているしな」


へーそうなんだ。ざっと100本は摘んだが、運が良かったんだな。


「じゃあこうしよう?一本あげる代わりに、これから色々教えてくれそれだけだ」


誠は今だ知らないことがある。相場の事や魔物の事。


「「そんなんでいいの⁉︎」」


「いいよ?ほらあげる」


「「やったー‼︎‼︎」」


「その分対価は払えよ」


そう誠は言い、男の方を睨む。


「わかっている」


ひと段落ついたところで、自己紹介をする。


「まずは互いの事を知らないと、教えるもクソもないからな」


「そうだねー」


「だねー」


ここで誠は、自分のステータスを見る。





ステータス

Lv52


SP???(改ざん)



スキル



ユニークスキル次元干渉魔法<言霊>(隠蔽)


ユニークスキル物体干渉魔法<ドレイン>(隠蔽)


ユニークスキル物体干渉魔法重量重力操作・物質・質変更<チェンジ>(隠蔽)


ユニークスキル次元干渉魔法次元操作<ディメンション>(隠蔽)


ユニークスキル無体・物体・次元・世界・空間干渉魔法<ユニバーサルアクセス>(隠蔽)


ゴッドスキル<全知全能(ゼウス)>(隠蔽)


特別スキル<自己修復>


ユニークスキル<フォルシフィケーション>


ゴッドスキル<解析神眼>


ゴッドスキル<神の幸>




やはり、隠蔽して居ない物が4つもあった危ない。バレたら厄介だから今のうちに隠しておこう。


それと、ゴッドスキルが増えている・・・<神の幸>これのおかげで、万能草が手に入ったのか。




特別スキル<自己修復>(隠蔽)


ユニークスキル<フォルシフィケーション>(隠蔽)


ゴッドスキル<解析神眼>(隠蔽)


ゴッドスキル<神の幸>(隠蔽)




隠蔽完了。


「どうかした?」


「どうもしないよ?」


「そっか」


物凄い勘のいい女がいる。危ない・・・これは警戒対象にしなければ。


「まず自己紹介は、名前と職業を言ってくれ」


「まずは俺から、ガイだ。職業はアタッカーの戦士だ、よろしく」


「今度はうちねー、うちはマリンって言います。職業は、ヒーラー。回復職ですー。よろしく〜」


「私は、ハリィと言います。職業は魔法使い。よろしくです」


さっき勘の良かった女はハリィと言うそうだ。


「最後は俺か。俺は、誠だ。職業はオールラウンダー。基本は超速攻の斬撃だ。よろしく」


「「職業オールラウンダー‼︎」」」


「何でも屋じゃん!」


「器用な方なんですね」


「俺と職被ってるじゃねぇか」


「お前ら、ランクは?」


「うちとハリィっちはBだよー」


「俺は、BBBだ」


「誠。お前こそどうなんだ?」


「「そうだよー教えろー」」


「俺は、BBB。全エリア解放許可がある」


「「「はっ?」」」


これも地雷だったようだ


「確か全エリア解放者は、SSSクラス以上じゃないと・・・」


「お前もしかして、SSS級か?」


「それで、オールラウンダーなんですね」


「知らん。だがBBBごときは、雑魚だ」


「言うね〜」


「言ってくれますね」


「そこまで言うなら、俺と戦え」


どこまでも地雷なようだ・・・

「そういう意味で言ったんじゃない」


「ただ、戦いたいだけだ。少しの間このPTにもいるんだろ?」


「それは、そうだが・・・」


誠は、戦いたくなかった。まださっき、会ったアンドラスを倒していない。


誠は攻撃されても大丈夫だが、他3人は攻撃を受ければまず致命傷である。


情報貰う前にしなれては、面倒である


エリクサーもあるが、勿体無い


「まぁ、いい瞬殺だがいいか?」


「瞬殺とは、言ってくれるな?お前は武器も無いしそんな、装備で大丈夫なのか?」


「大丈夫だ。早く始めよう」


そう言って誠とガイは、間を取って、真ん中にマリンとハリィが居て、開始合図をとる。


「「これから、試合を開始します。決着は、致命傷を与えるか、負けを認めた時点で試合を終了します。スタート‼︎」」


ガイは開始の合図と共に、地面を蹴り上げ、空中に飛び上がり、上から落ちて来る体重+腕力でやって来る。


良く武器を持っていない人間に向かって、剣を振るうよな。と誠は思う。


ガイは、筋肉質であり大剣を振るう。


体格だけで言えば、誠の2倍はあるそんな筋肉の塊が落ちて来る。


誠は、次元から、ヒヒイロカネ刀を誰にも見えないように隠しつつ、取り出す。


「どこから、剣を取り出した‼︎」


「言う義務はない」


第三者から見ると、鍔迫り合いをしてるように見えるはずだが、実際は、誠の剣にガイの剣は触れていない。


「やっぱ弱いね?先手あげてこれじゃ、悪魔族に勝てないよ」


「悪魔族?あんな化け物と戦う奴はいねぇよ!」


ガイが言い終わると、誠はいつも通り消える・・・


「どこ・・・」


ガイの言葉は、最後まで言い終わる前に消える。


いつも通り、次の瞬間相手は倒れる


この瞬間1秒であった。瞬きをすれば、誠は消え、次の瞬間視界はブラックアウト。


攻撃された方は、何が起きたのかも分からず死ぬ。


そして、誠に蘇生され配下として生きることになる。第二の人生は主人を変えることが枷となって


「戦闘終了。コールお願い?」


誠は、ハリィとマリンにそう言う。


「「えっ?」」


「混乱してるかもしれないけど、瞬殺するって言ったよね?」


「はっ‼︎勝者、誠さん‼︎」


そう混乱から這い出て、口を開いたのは勘の鋭いハリィであった。


「多分死んで無いけど、かなり致命傷だと思う、治癒魔法でもポーションでもなんでもいいから、治療しないと確実に死ぬよ?」


手加減?馬鹿言うなよ。昔は「鬼畜」の異名で通っていた男。今は、ももが居るから鬼畜になる必要なんてない。何故ならももが「鬼畜」だから。


だが今はももが居ない。俺1人。ならば喜んで「鬼畜」に戻ろう。


自分には、人一倍厳しく。他人には、甘くこれがモットーの誠なのだが。


他人には、「鬼畜」と呼ばれる。


他人には、誠が甘いとおもっている事が全部超厳しいのである。


誠は気づいているが、誠が他人に厳しいのではなく、周りが貧弱すぎるのだ。だから、誠は、「鬼畜」のまま生きる。


「どう?ガイの治癒は順調?」


「結構時間がかかります。魔法で治しているけど、体の内部のほとんどが破壊されています‼︎」


マリンの口調が真面目になっている。しかも怒気を含み。


誠は、ガイの防御力に合わせて攻撃力を調節したはずなのだが、過大評価し過ぎていたようだった。


「怒られてもね?困るよ。でもガイの事を過大評価し過ぎた、すまない」


「大丈夫です。過大評価と言うことは、評価してくださっていたわたけですよね?謝る必要はありません」


怒っているマリンに対して、ハリィはかなり冷静に物事を見ている。物凄く怖い娘である。


「どうしよっか?ガイは、動けないから暇だね?」


「そうですね、誠さんのお話し興味があります」


誠は確信を持った危ない、と。マリンは、仲間が死ぬかもしれない状況で、仲間を倒した相手を探りに来た。


別に珍しいことじゃ無いが、なんとも不気味な雰囲気がかもし出ている気がすると誠は思う。


「誠さんは、ソロですか?」


「突然だね?引き抜きかい?残念だけど、俺にも仲間がいるよ」


「残念です。そちらのPTから移る気はありませんか?」


「無いね。マリンさん、一つ尋ねるけど、君人を何人か殺ってるよね?」


誠は、話している間に、マリンの目がこいつを殺したいと言う殺気にまみれている事に気づく。


「そんなわけなじゃ無いですか?」


「誤魔化しても、分かるよ?君HKでしょ?」


HK=俗に言う、PKに似たものでヒューマンキラー又は、ヒューマンキル。の略である


「しかもマリン、ランクBじゃないでしょ?ランクはA相当の実力者」


「誠さんそれ以上言わないでください。殺しますよ?」


「HKごときに遅れは取らないよ?マリン君程度じゃ、俺には攻撃は当たらない」


「誠さん、あなたこそBBBのランカーじゃ無いでしょ?SSS級は既に突破しているはず」


「怖い怖い。マリンSSS級に一度HKしようとしたね?」


「そんな無謀なこと、するわけ無いですよ?」


この女は危なすぎる。冒険者を表稼業としてカモフラージュしつつHKを行うなど外道である。


「一ついいかな?マリンどれだけ無抵抗の人を殺めた?」


「ゾクゾクしますよね。あの叫び声とか恐怖に歪んだ顔とか・・・」


次の瞬間マリンの首には、一筋の光が通り、マリンの声は止まる。マリンの背景もが、一緒に切れる。


「久しぶりにクズを見た。胸糞悪い。」そう誠は言い放つとマリンの体をデブカエルと同じ次元に放り込む。


そして、ガイのいる方に足を進める。


「どうだ?ガイの様子は?」


「やっと落ち着いたわ、あれ?マリンは?」


「何処か遠くに行ったんだろう」


「は?」


ハリィは意味が分からないという顔をして首を傾げている。


そして、誠はこう叫ぶ


「もも!饕餮(とうてつ)!俺の場所まで来い!樹海を制覇しに行く‼︎」


「何言ってるの⁉︎饕餮(とうてつ)⁉︎あの森のBOSS⁉︎あんた達なんなの一体⁉︎頭おかしいの⁉︎」


誠がそう言うと空間が避ける。


バキッ


バチッ


バキバキバキバキ‼︎‼︎


「お呼びでしょうか誠様」


「お呼びでしょうか我が主」


そう言って、2人とも、姿を表す。


ももは何故か返り血で真っ赤に染まったまま現れ、饕餮(とうてつ)は口元が真っ赤に染まっている。若干大きくなっている気が・・・。


「な、な、な、何なのあんた達‼︎」


ハリィの言葉に誠は答えない。


「すまない、急に呼び出したりして」


「いえ、大した用事では無いですし」


そう言って、ももは、魔法を使い体を清める。


「誠様。私も、食後の運動をしようと思っていたので大丈夫でございます」


「誠様?そちらの女と男それともう一匹のゴミはどうされましたか?」


ももは、相変わらず察する能力が桁違いである。


「こいつらは、たまたまあったPTだ。ゴミは、デブカエルと同じ次元に殺し捨てた」


饕餮(とうてつ)後で食べても良いぞ?かなりの肉体強化になるはずだ」


「誠様。ありがたく後で食べさせて頂きます。」


ももと饕餮(とうてつ)と話していると、ハリィが話に、入ってくる


「ちょっと聞いてんの‼︎誠!」


「黙れ。ビッチ風情が誠様の名前を呼ぶな」


そうももは言うと、ハリィの喉に手を当てて、爪を食い込ませている


「もも、饕餮(とうてつ)辞めろ」


最初はももだけかと思ったが、饕餮(とうてつ)も、ハリィの頭を食いちぎろうとしていた。


いつから、饕餮(とうてつ)はこんなにも忠誠心が高くなったのか・・・。


「「誠様‼︎」」


「ハリィ、なんだ?俺はもうこのPTには用はない。ガイが起きたら、よろしく伝えといてくれ」


「待って!あんたは何ものなの⁉︎」


ハリィがいい終わった瞬間。


ももの爪は、更に食い込み血がしたたり、饕餮(とうてつ)は牙をハリィの頭に食い込ませる。


「「気安く、誠様に向かって喋るな小娘。誠様がいなければ、今すぐ殺す所だ。感謝しろ」」


「怖いよ2人とも?優しくしないさい。」


「はい」


「御意」


そう言うと、2人とも手と牙を離す


「悪い。俺思いなのはいんだが、制御ができなくてな」


「あと、俺は何者でも無い。ただクズを狩るそれだけだ」


ハリィは、2人の殺気をゼロ距離で感じてしまい。失禁する。既に気は失い、言葉も当分は話せないだろう。


「2人とも、反省しなさい。それと饕餮(とうてつ)お前擬人化の能力欲しいならあげるけどいるか?」


「ありがたく受け取らせて頂きます」


「我神に命ずる。我が部下、饕餮(とうてつ)に擬人化の能力を付与する事を。」


そう言うと、饕餮(とうてつ)のスキルに擬人化が追加される。


「ありがたき幸せ‼︎」


「ちっ!」


「もも、嫉妬しない。」


「だって〜誠様‼︎」


「分かった、手を繋ぐから機嫌を戻してくれ」


「やった‼︎」


「さてと、樹海を制覇しに行くか・・・」


数時間自由行動をさせただけなのに性格が2人とも変わっている・・・。


何があったのか追求したいものである。


読んで頂きありがとうございます。

今まで冒険者に合わなかった理由の一つにマリンが絡んでいたんですね。

誠は、クズは許さないですから笑

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