12話目。力とは?
誠・もも側
今誠は、饕餮が死んでいる場所まで一瞬で来ていた。
「牛、死んでますね?ざまぁねぇな‼︎」
ももが、とてつもなく怖い。
誠はちびる所だった事は内緒で有る。
「どうしますかー?この牛?」
「エリクサーで蘇生させてくれ」
「無駄使いです‼︎」
誠が創り上げたエリクサーは、魔物、や人、亜人。全てを蘇生する秘薬となっている。
「なら、仕方ない。俺の命を半分・・・」
今の誠に出来ないことは無い。
「分かりました‼︎エリクサーを使います‼︎こんな牛ごときに、誠様の命を与えるなど‼︎」
そう言って、ももは饕餮を蹴り飛ばす。
「もも・・・優しくしてあげなさい」
誠は、饕餮がとても可哀想になってきた。
「そう言って甘やかすから、死なないんです!」
そう言って、エリクサーを乱暴に饕餮にかける。
傷口は、塞がり、ドクン‼︎と言う音と共に蘇る。
「誠様。任務遂行出来なかったこと。お詫び申し上げます」
そう言って頭を下げる。
内心誠を殺したいが、何故か死んだのに蘇生した。命の恩人である。そんな人を殺すなど、いくら魔物でも許されない。
「知っていたよ?勝てない事など」
「えっ?」
「死んだ後お前がなんて言うか、試させて貰った。襲いかかったならば拘束してBOSS部屋まで送り届けるつもりだった。」
「試すため?」
「俺は奴隷刻印などは刻まない。だから試させて貰う。忠誠心を」
鬼畜。いや、もはや、命を操るという点では完全に悪魔である。
「どうする?俺の部下になるか、それとも森のBOSSとして生きるかどっちが良い?」
饕餮は、死んで思い直す。この人につき従えようと。
「どうか、部下にさせて下さい」
「もも、殺そうとするな・・・」
今、もし饕餮が部下に!と言わなければ、ももは容赦無く殺していただろう。
「さっきからうるせぇな!」
そう言って出て来たのは、ビフロンであった。
「増えてやがるよ⁉︎しかも牛が蘇生してる⁉︎」
「誰に口を聞いている‼︎ゴミが‼︎」
「なんだと貴様、この俺をビフロンと知ってゴミと言ったのか‼︎」
「くどい」
そう誠は言うと、地面をひと蹴りするとビフロンスを切り刻んでいた。
ビフロンは、霧になって霧散しそうになったが、誠が袋を取り出し、ビフロンを入れ、袋の中にエリクサーを入れる。
そうするとビフロンは、蘇生する。
「一度、俺は死んだのか?」
「お前は、能力が面白い。選ばせてやる」
1、性格をいじられ、俺の配下になる
2、カイムも殺してお前も殺す。
3、性格をいじられ、ダンタリオンの遺品を使いこなし配下になる
「どれを選ぶ?」
「ダンタリオン様に何をしたぁ‼︎」
誠は次元から、戦利品:杖と本。を投げる
「貴様‼︎」
「ダンタリオンはクズだった。ただそれだけだ」
「お前を殺す‼︎」
ビフロンは、そう言って、誠に襲いかかるが遅すぎる。
誠はビフロンを掴む。
ユニークスキル:ユニバーサルアクセスの応用である。
掴み、誠は洗脳を開始する。
契約
1、裏切る事許さず
2、クズになり得ること許さず
3、仲間を殺すこと許さず
4、忠実なる下僕であること。
5、以降契約は随時追加する。
「お疲れ様」
そう言うと、ビフロンは倒れる。
「誠様。何をされたのですか?」
「従わないから、下僕にしてみた」
「無闇矢鱈に殺さないのですね?」
「その方が貴重な人語を喋る者が減ら無いからいいだろう。」
「そうですね♪」
何故か、ももは嬉しそうである。
饕餮は、今更ではあるが、自分の主人が自分とどれだけ、力量が離れているかを痛感させられる
「騒がしいぞ?ビフロンス」
そう言って出て来たのは、カイムである。
「ん?ビフロンス?負けたのか。中々の手練れとお見受けする。我は、自然を理解し者、カイム!」
「ご丁寧に。私は、鞍馬誠と言う。」
「私は、誠様の忠実なる奴隷。ももと申します」
「俺は・・・」
饕餮が言おうとするとももが、遮る。
「牛は黙ってろ」
「そいつは、饕餮元森のBOSSだ。部下の失礼申し訳ない。カイム」
「元BOSSをそこまで、黙らせるとはビフロンスを倒すわけだな」
「カイム殿、さっきから誠様にたいして、生意気ですよ?立場をわきまえなさい」
「立場をわきまえるのは・・・」
お前たちだ‼︎と言うつもりだったが、ダンタリオンの武器が捨ててあるのを見て息を飲む。
「やっと気づいたか?遅すぎだ。早く、立場をわきまえなさい。誠様の御前だぞ」
「そうですか、ダンタリオン様を。ですが申し訳ない、盟約により私は戦わなければならない。」
「ならばその盟約を壊そう」
「何を訳のわからないことを?」
「壊してやるから、俺の配下になれ」
「何故配下に下らねばならない?」
「我は、我の居心地の良い国を創り上げる。それとこの世界は腐りすぎた。ただそれだけだ」
「断ると言ったら?」
「断れないよう洗脳をかける、人語を喋る魔物は多く無い、殺すのは惜しい」
「ならばやってみろ!」
そう言った瞬間、誠の姿は消え。次の瞬間目の前に現れ、洗脳が始まる。
「お疲れ様」
「張り合いが無いな、もうすぐ時と言うのに、こんなんでは竜もたかがしれているな」
「そうですね♪竜もいっそのこと配下にしたいですよね♪」
「それはロマンだな」
「もうここには用事は無い。饕餮‼︎そこの2人と杖と本を今から開ける次元に放り込んでおけ。」
「は、はい‼︎」
そして誠は、次元を裂き、饕餮に放り込ませて、閉じる。
最初に話した通り、この世界の魔物は、ポップする。殺してもまた現れる。
だが生まれたばかりでは知識もなくただ戦闘をするモノとなる。
それから長い年月を得て、やっと人語を喋り、知識によって、冒険者を迎え撃つ。
それにより、適正LVに狂いが生じ、冒険者が勝てなくなると言う負のスパイラルが出来る。
「期待損だな、弱すぎだ」
「誠様がお強いのです」
「弱く申し訳ありません」
「饕餮謝ることは無い、つよくなれ」
ももは、話しを聞きながら饕餮に蹴りを入れる。
なんだかんだで、仲がイイなあいつら。
「おーい、もも?この辺弱いからさ、アモンとか狙って行くのどう?」
「誠様。アモンでございますか」
「そうだよ、アモン・ラーね」
「饕餮お前はどう思う?」
「アモン様に手を出されるのは・・・」
「アモンをもも、お前の執事にでもするか?」
「あんな雑魚いりません。」
「一応エジプトでは最高神だぞ?」
「アモンかーあいつは、過去と未来が見えるからな、未来予知なんてされた日には人生つまらなくなるな」
「ならば、アモンは後回しにして、パイモンとかも強いはずですよ」
「パイモン⁉︎アモンと同じぐらいお強い方では無いですか⁉︎」
「暇だしルシファーにでも挨拶しに行く?」
「お辞めください‼︎誠様‼︎この饕餮命をかけてでも誠様をくい止めます‼︎」
「なら死ね」
「誠様⁉︎」
「冗談だ」
「とても、心臓に悪い冗談でございます・・・」
「誠様。ですが、挨拶も面白いかもしれませんね?」
「もも様‼︎」
「誰に向かって名前を呼んでるか、理解してから口を開け牛」
「申しわけありません・・・」
誠は内心、ルシファーに勝てると思っている。慢心などではなく、全てを尸る者となった脳で幾ら計算をしても、負ける要素が無い。
一つあるとしたら、部下の量が圧倒的に違う。それぐらいである。
それでも勝てると言いたいがまだそこまで力が足りない。誠は求める圧倒的に違う力を・・・。
読んで頂きありがとうございます。
最近時間がなくて、書けない。短い。悪循環‼︎最悪です。




