表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/47

11話。地下世界と力の世界。

BOSS部屋から、まだ移動しないで、話をしている。


「誠様、ご相談があります。」


饕餮(とうてつ)はガタガタ震えながら、言う。


「黙れ‼︎この三下風情が‼︎貴様など誠様の視界に入る事すら、おこがましいのだぞ‼︎」


物凄い剣幕で、ももは、饕餮(とうてつ)に怒りを飛ばす。


「も、も、も、申し訳ございません‼︎」


饕餮(とうてつ)は完全に、牙をもがれた、ライオンである。


「で、誠様に相談とはなんだ?」


「この森には、私よりも、長い間討伐指定にされており、かつ一度も狩られたことの無い魔物が存在します。」


ここで、ももは興味を示す。誠は何をしているかと言うと、体の急上昇した力を試している。


「その者の名は何と言う?もし、スキュラとほざけば、貴様の命天に返す事となろう」


「も、も、も、も、申し訳ございません‼︎‼︎そのスキュラでございます‼︎」


言い終わると、饕餮(とうてつ)は震えながら頭を下げる。


「スキュラは確か、元は美女であり魔女に体を変えられた娘であるな?」


「そうでございます。下半身は魚で腹部から犬の頭が6頭出ております」


なんとも惨い話である。魔女が美女を憎む話は異世界でも有るようだ。


「誠様がスキュラに心を奪われるような事があれば・・・」


小声で、ももはそう言う。


だが今の誠には、聞こえている。


全てを統べる者の称号はだてでは無い。


「俺的には、もも以外パーフェクトな美女は居ないんだがな?」と小声でつぶやきながら、ヒヒイロカネ刀を振る。


そんな事はつゆ知らず、ももは、悩む。


「スキュラ以外に、人語を喋る者は居ないのか‼︎」


「他になりまりますと、フェンリルとかになりますが、少し気性が荒く、使役するには向いては・・・」


「他には‼︎」


「後はダンタリオン様などがいらっしゃれます」


「ダンタリオンか?ソロモン72柱の1人そんな者がいるのか?」


「居ますが、ご存知かと思われますが、相手を操ります・・・」


「お前の知識は全部使えんな」


「申し訳ございません・・・」


そんな事をやっていると、ももが戻ってくる。


「あまり、饕餮(とうてつ)を虐めるなよ?もも?」


「はい。饕餮(とうてつ)からの話では、人語を喋る者は、3体居ます。スキュラ、フェンリル、ダンタリオン。全部くせ者でございます。」


「まず、ダンタリオンは殺せ。フェンリルは、気性が荒いはず使役しにくいのなら調教してくれ、スキュラは、戦力になるのか?」


「スキュラは、少なくとも、饕餮(とうてつ)よりは上でございます」


「ならば、(ぶか)としよう。」


「胸糞悪いダンタリオンは、人を操るようだな、それ自体は肯定だが、自分の手を汚さない者は邪魔だ。経験値になってもらおう」


そう言うと、ももが空間を裂き、次元の裂け目を出す。


行き先は、ダンタリオンの住まうここの地下




地下




「誰か、私を殺しに来ましたね?」


ダンタリオンは、本を右手に持ち、芸術と読心術に優れているといわれる。


この異世界では、左手に水晶のはまった杖を持つ


そして、召喚した物に知識などを与えるが召喚した物は知らぬまに、操られると言う。


早速目の前にダンタリオンが現れる。


「これはこれは、冒険者様と・・・饕餮(とうてつ)?」


「お前がダンタリオンか?」


「私がダンタリオンでございます」


「一つ聞く。」


「なんでしょうか?」


「貴様は、弱者を虐げるか?」


「命令となれば」


その発言を聞くや否や、誠は、ヒヒイロカネ刀を振り、ダンタリオンを切る。


そして、今となっては不要の産物Lvが6UPする。


「流石でございます。誠様。」


誠は、ダンタリオンの本と杖だけは貰い、別の次元に放り込む。


「雑魚すぎて、話にならない。言霊スキルを発動する前に倒してしまった」


饕餮(とうてつ)は、驚きのあまり、声すら出せず。固まる。


なんと言う者の配下に加わってしまったのだろうと・・・。

「今日はもう他にやることも無い、食事を済ませて各自自由行動にしよう」


饕餮(とうてつ)は、魔物を喰らうんだったよな?」


急に饕餮(とうてつ)は、質問されびっくりする。

「そうでございます‼︎」


「ならダンタリオンの部下全員喰って、糧として来い。」


「ですが・・・」


「行って来なさい、誠様の命令です」


「分かりました。」


「俺たちは、街に戻って、飯を食べに行こう」


「はい」


前回の店が特別不味かった思って、違う店に行く。


だが、直ぐ、誠は絶望する。異世界の飯が不味すぎて・・・。


店内


「もも?お前は、この飯美味しいと思うか?」


「一般的な味ですが?」


この世界の味覚と日本の味覚では大きな違いが有るようだ。


文明は、発展せず、料理も発展しないとなると致命的である。


全て、愚王が鉱石の流通や冒険者育成阻止で、材料の枯渇によるためだ。


「もも、今後は、俺が飯を作る。期待していてくれ」


そう言うとももは、喜ぶ。


「本当ですか⁉︎誠様の手料理が食べれるなんて、幸せ者です‼︎」


誠は、荒んでいる異世界を歩き、見て、この異世界は腐っていると思ったが、毎回、誠はももを見て、癒される。


その日は、もうすでに夜だったため、寝ることにしたが、ももには宿に泊まるよう指示し、誠自身は次元の中で寝ることにした。


当然猛反対を受けたが、ももは女の子なのだから、と言うとすんなり受け入れてくれた。


資金は、ギルカ以外はももに渡す。


ギルカは張本人しか使えないためである。


そして誠は、次元に消えていく。


そのあと、密かに誠は、街を歩き回り朝食の材料を買っていた。







ももが起こしに来る前に、朝食の用意をしていた。当然次元の中で。


この世界には意外にも、米や小麦粉など似た物が存在した。どれも粗悪品であるが・・・


誠は完全な和食人間なので、魚とお味噌汁、ご飯。漬物も欲しかったが、流石に異世界には存在しなかった。


創り出せば良いのだが、別に揃わなくても構わないので妥協する。


魚を焼いたり、ご飯を炊いたり、お味噌汁を作ったりしていると、ももが匂いにつられやってくる。


「誠様。とても良い匂いがします♪」


ももが喜んでいるので、作った甲斐がある。


そう思いながら、昨日、テーブルと椅子を買い揃え、最高級品にランクUPさせたテーブルに朝ご飯を並べる。


異世界には箸がなかったので、これは創り出す。


ももなら、知らなくても直ぐ使えるだろう。


「では、ご飯にしようか?」


「誠様。いつの間にここまで揃えたのですか⁉︎」


「昨夜だ。せっかく作った、ご飯が冷めてしまう。食べようか」


「はい‼︎」


「「いただきます」」


やはり、ももは日本の文化を知っていた。と言うより、ここ最近で調べた可能性の方が高いが、流石ももである。


ももは、初めて使う箸も上手に使い、魚の骨をよけて、食べる。


今のももを、男が見れば、絶対落ちる。とても絵になる食事風景だった。


「誠様‼︎どれも今まで食べてきた食事が嘘の様に感じられるほど、美味しいです‼︎」


「それなら良かった。おかわりも用意してある。これからもご飯は作るからな、期待してくれよ?」


「本当ですか⁉︎もも、今死んでも、何の未練も悔いも残らないほど幸せです」


そう言うももを見て、笑顔になる誠であった。


食事も終え、ももはとても幸せそうな顔をしていると、誠がふと思い出す。


「もも、幸せな所済まないが、饕餮(とうてつ)はあの後どうした?」


「あの牛は、今だに地下から出て来ていません。憶測ですが、瀕死か死亡していると思われます」


誠は、そう聞き。少しニヤつき、饕餮(とうてつ)の元へ向かうため、次元を裂く。




饕餮(とうてつ)






「誠様は、鬼畜だ‼︎ダンタリオンの部下を喰って来いって、どんだけ骨の折れる作業か・・・」


そう呟いていると幽霊や、ゴブリン、オーガに、巨人色々な魔物が現れる。


全てでは無いがほとんどの者が人語を話す。


「貴様‼︎饕餮(とうてつ)だな‼︎ここはダンタリオン様の領土。そこから一歩入れば領土侵犯として殺す!簡単には殺さないがな‼︎」


「そうですか〜、なら殺される前に喰べないと?」


そう言って、饕餮は目にも留まらぬ速さで、警護の魔物を喰い殺す。


「ダンタリオン様・・・。申し・・・わけ・・・ありません」


「雑魚どもが‼︎」


そう言い放ち、奥に進む。まるで地平線である。ずっと一本道で、たまに味方を殺して遊ぶ、監視兵がいるぐらいである。


相当暇なのであろう。


そんなこんなで、一番奥の2つに分かれた部屋にたどり着く。




一つは、カイムと言うなの、自然界を理解する者。剣術がずば抜けている




一つは、ビフロンと言うなの、死と幻術を操る者。死霊術共に幻術がずば抜けている。




「ふざけるなよ、カイムもビフロンもどっちも、強い。カイムは剣の達人だし、ビフロンなんかは、相手の精神まで干渉する奴じゃ無いか・・・」


びびっていると片方の、部屋が開く。


そこに居たのは、饕餮(とうてつ)自身で有った。


ビフロンは、実体を持たないため、魔物の形状などを持つ。変化して居ない時は、炎のようなものになるがけして、実体では無い。


「お前は誰だ‼︎」


「我はビフロンまた、ビフロンスとも呼ばれる」


やっぱりビフロンか・・・。


「何しにここへ来た?」


「お前らを喰いに来た」


饕餮(とうてつ)ごときが、我らを喰べるなど調子に乗りすぎだぞ?」


だって‼︎命令なんだもん‼︎


そう、饕餮(とうてつ)は心の中で叫ぶ


「牛、貴様にはここで死んでもらう」


そうビフロンは言い放つと、死霊術により、饕餮(とうてつ)が倒した魔物が現れる。


「かかれ!ゴミども‼︎牛を殺せ!」


一匹一匹は雑魚だが、100以上の雑魚に一斉攻撃され、饕餮(とうてつ)は、一瞬で瀕死に追い込まれる。


「そのままゆっくり死ね。情けだ」


饕餮(とうてつ)は、心の中で誠を憎む。以前の穏便な生活を返せ・・・。


だが反面楽しんでいる、自分が居たのも事実。


絶対的に力が足りない。


そしてここで饕餮(とうてつ)の意識は途切れる


「弱い。」


そうビフロンは言い放ち、部屋に戻る。

読んで頂きありがとうございます。

毎日投稿して居ますが、いつかネタが切れそうで、いつもびくびくして居ます笑。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ