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夢の世界での再会

 夢の世界の崩壊は始まっていく。しかし、崩壊は緩やかになっていき…完全に停止した。俺と天照の前に、女性が降り立つ。ブロンドの煌めく髪、白い胸元の開いたドレス……見覚えのある整った顔。


「天照……」


(良いだろう)


 女性は俺に手を振りながら、歩いてくる。そんな俺の右手に太陽の手が復活し闘気を纏う。

 夢の世界は……俺の心が奇跡を起こす……それなら……!


「レイジくーん!おっひさ~」


「お前のせいで苦労してるんだよっ!」


(神たる貴様が人の夢に気軽に降臨するではない!)


「ええええええええええ!?」


 闘気を解き放ち、灼熱の光線を放つ。女性はバリアを展開するが天照の突進に砕かれる。光線は女性をあっさりと吞み込んだ。天照はバリアを砕いた後、光線を回避して俺の隣に降りてくる。

 ざまあみろ、神! 正義は必ず勝つんだよ!


「どう見たって悪だよっ!」



 俺は現在、正座をさせられている。義足が尻に当たってちょっと痛いし、太陽の腕が金色の鎖で縛られて動かない。

 目の前にはドレスが所々、焦げたり破れたりしてる神。天照は女神に椅子にされている。


「僕の顔見て、いきなり光線とか馬鹿なの!? 僕、悪いことしてないよね!? フェルちゃんも、ちゃんとチートにしたよね!?」


「はぁ? お前、俺がこの異世界に来てから、何回絶望したのか分かってんのか!? 異世界目覚めて1分で死にかけるとか、あり得ねえだろ!?」


(ちーと……?)


 ゴブリンに殺されかけるとか、人生の恥だ! この世界じゃゴブリンは群れも巣も作んない、雑魚の中の雑魚なんだぞ! フェルも遠くに送られて、合流する前に輪廻転生の輪に導かれるところだったんだ!


「ゴブリンに? うっわ、だっさー」


(ごぶりん……子鬼か? レイジ、子鬼程度、手足なくとも勝てるぞ?)


「2体揃って心を読んでくるんじゃねー!」


 隠し事が出来ないだろ!


「まぁ、魂の同調も済んで地球の地上に居た君に戻ってきたね。それはフェルちゃんのおかげかな?」


 確かに、異世界に来てからは感情が思うように出せなかったし、ストレスから自分って感じがしなかった。フェルと共に過ごして、俺を取り戻した気がする。


「どうしてレイジ君は、夢の世界で天照と一緒に居たの? ハインリヒの守護神獣が吃驚して僕に知らせてくれたんだよ?」


 ハインリヒの守護神獣……ごめん。でも、神を呼んでくれたのは助かった。余計な事しやがってと思ったけど、聞きたい事もあったんだ。


(ふむ、女神シェーンよ。貴様が異世界から訪れさせたレイジ、ヤパンの民に魂の波長が似ている。そんな魂が産まれるのではなく、現れたのだ。愚か者ならば消そうと様子を見に来て気に入ったまでよ)


「あー、そういう事か。納得納得。で、レイジ君の手足…中身無いよね? それはどうしたの?」


 女神シェーンは俺の手足を見つめてくる。

 言いたくないが、言わなければ始まらない。認めなくちゃ…


「フェルに……斬り落とされたんだ」

因みに女神シェーンはフェルより、巨乳です。


でも、天照の方がもーっと巨乳です(雄+狼だから)

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