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ぼっちは素直に綺麗だと思った




ふたりは固まっていて動かない。

それに、発言が揃ってしまって少し恥ずかしい……。


だがそれでもお互い目に付いた物から目を逸らすことはない。





ミネはそっと近付いた。

今ばかりは伸びきってしまい片目を隠すように下りている前髪が鬱陶しく思った。



するすると近づいて…………頬の真横に顔を並べる。

なんでかルアンがビクッとなってたが、不思議には思いつつもミネはそのまましゃがんだ。



「……。」


「……。」




ミネはしゃがんだまま真上を見上げる。




見上げた先には柔らかな優しい金色の光が----……。



「夏の太陽みたい--……。」



ミネは温かな光が降ってくるような気がした。



吸い込まれるように綺麗な----ルアンの金色の髪。




「榛色だったのに--……。」



ぼーっと見上げながらミネはポツポツと呟き続ける……。


魅入られたまま視線をルアンの顔へとずらすと目があった。



何故か彼は顔が赤くなっていたが、外で見る紫水晶のような目は更に澄んで見えた。




「紫水晶の目--……綺麗……。」




ミネは純粋に綺麗だと思った。

顔立ちもさることながら全てに品位を感じる様な気がした。




「君は--……。はぁ……。」




何故だろう?何故溜め息なのだろう???



今度はミネが不思議顔になっていたが、替わりにルアンがゆっくりと喋り出す




「俺の家系の色で……目はアメジストの様だと言う者が多いのだがな……それに、髪は金色じゃないぞ???」



「いや、お日様の光に当たると髪が綺麗な金色に見えたから……。」



ミネは見たままの事をそのまま言っている。

するとルアンは自分の髪をひと束とって覗き込んだ。




「あぁ、なる程……その感想は珍しいな。ははは!」


なんだか楽しそうに笑っている。


「ははははは!……俺の髪はヘーゼル色だからな。今は金色に見えるのか。」




そう笑いながら自分お見下ろすルアンの顔を見たミネは--……。






「美形の笑顔は太陽より眩しい……。」




--目をきつく閉じた。







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