ぼっちと自己紹介?
「くっくっくっく……。」
どうやら愉快に笑える程、疲れていた心は快復した様だ。
ミネはちょっと安心した。
でも、「俺は慣れないながらも狩りをしに来ただけだぞ?くくく。」と聞いてミネは突っ込まずにはいられなかった。
「……もしかして、初めての狩りだったとか?」
言いづらさは多少感じたか気になったら止める事はミネ的には出来ない。
そんな性格である。
「まさか!でも、この森は初めてだった……いつもと違う場所で挑戦してみたかったんだが…………。」
狩りはしたことはあったらしい。
しかし、そうなると----。
「つまり……。」
「つまり?……。」
ミネは確かな答えを導き出した。
「迷子……。」
「迷子言うな!!!」
ボソッと言ったミネに間髪入れずに今度は突っ込まれた。
……なかなかやるな……。
しかし、ミネはその上をいくのだ。
「ねぇ、迷子さん。」
悪ぶれなく自然に傷を抉る。
その瞬間、お風呂上がり男さんの顔面がレモとの様に真っ赤になっていた。
レモンととまとの掛け合わせ。
酸味の甘い真っ赤なミネ野菜が頭に浮かんで、一瞬美味しそうな想像でミネの頭は満たされた。
しかし、向かい合っていた本人は心外だ!と言わんばかりに声を張り上げてきた。
「迷子さんじゃない!俺はルアンだ!」
名前が判明した。
ルアンと言うらしい…………。
「どうも、ミネです。」
取りあえず名乗っといた。




