ぼっちは気付く噂をすれば何とやらでした
「…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………。」
ミネはただただ見ていた。
ずるずると引きずって何とかソファーに寝かせたコノ、綺麗な男の人を……テーブルの陰から顔だけ出して、ただただ見ていた。
「……………………誰?????」
いや、本当に誰だよ?って感じなのだ。
ミネとしては山菜三昧のご飯を仕上げて、さあさあ!と食べようとしていたところに鳴り響いた聞き慣れないノック音……。
恐怖でしかなかったのだが、勇気を出して開けてみたら倒れ込まれた始末……。
「何だよ?」と言いたくなるのは許して欲しい。
どうやらだいぶ衰弱していたようで、倒れたまま起きない。
しかもひとりで持ち上げられる程ミネは筋肉質ではないので引きずるしかなかったのだが、かなり疲れた。
夕飯を食べる事もせず、ミネはただただ慣れない“他人”を見つめるしか出来なかった。
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--そして、約一時間後……。
ミネは変わらずにただただ見ていた。
ここまで来ると、人慣れしていないミネとは言え、一歩も動かないでいたのもある意味凄い。
そして、その男の人は目を開けた。
「……俺は……???迷っていて、……何とか家を見つけて……………………。」
ぼーっとしているようだ。
衰弱しているからだろう。言葉に破棄は全くない。
だからこそ、ミネは近づくことが出来た。
そして、今の弱々しい言葉で気づく……。
「もしかして……タムさんの言ってた人???」




