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ぼっちは探し人の噂について聞く




タムさんから聞いたその村はミネが以前やって来た方とは別方向にある村だと思う。


話を聞いた限り、王都ベルンマーリ方面の村らしいからだ。


ミネはその村について全く知らないが、タムさんの話からすると面倒見の良い人達の住まう村なようだ。



と、言ってもさすがに宿に泊まるお客様一人一人に対して毎回、「どこから来た?」、「どこへ行くんだ?」とはいちいち聞かない。

だから、宿の女将がその旅人に声を掛けたのは偶々だったらしい。


帰って来ないと噂になっている人物は、新品すぎる旅人服に身を包んでいた青年……らしく、いつもはそんな事をあまりしないが、着慣れていない感じが不思議と気になり、心配になって声を掛けたのだそうだ。



女将さんの問いに、その青年は森へ散策に行くと言って宿を出たが、数日たっても戻って来なかったという。





「……で、その森が、コノ森何だよね?」



「あぁ、そうだ。」



村の人達も、タムさんがまさか森の深い場所まで来ている事は知らないが、いつもこの森のルートを通っていると知っているので、この話を聞かせたのだという。


それで、それらしい人物をもし見かけたら保護して欲しいと頼まれたのだそうだ。



「--って言ってもな……そんな奴見なかったがな……。」



「その村の方々は本当に優しいんだね……。」



話を聞いて、心配にはなるが、……ここから出ないミネにはどうすることも出来ない。





しかし、心配してくれる人が居るのだ。

無事でいて欲しいものだ。





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