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ぼっちの新作、肥料の効果
コレなら!と、ミネが閃き、無理くりな願いが届き新たな力で肥料を作り上げたミネ。
その良質な土を舞い……いや、撒き終えて数日。
毎朝の日課での水やりと共に、肥料はどんどんと小麦畑に吸収されていった。
--結果、ミネの願いは届いた!
小麦畑はまるで水を得た魚……ぃや、小麦だけどね。
ともかく、小麦の成長速度は上がった。一気に伸び、実を付け、ミネに主食原料をもたらしてくれたのだ。
「やった----!!!!!!」
「やった----!!!!!!」
「やった----!!!!!!」
見事なまでの万歳三唱である。
あまりの嬉しさにこの掲げた両の手でハイタッチしたい喜びに駆られた。
「……。」
しかさ、ミネはひとりだ。
けろんと、そんな感情を丸めてポイすると、忙しく動き始める。
「--さあ、収穫だッ!!!」
ミネは次の日から小麦粉の残量に気にする事なく、たんまりとパンを焼き毎日楽しんだ。
「焼きたてパンうまぁ~!!!!!」
肥料と言う隠し玉も出来たおかげで安心したミネは毎朝のパン生産量を増やしたのだった。
「今後肥料はイイ土を見つけ次第増やして蓄えておかないとだな!」




