ぼっち生活必需品
「………………………。」
突然だが、ミネはほぼ3食パンを食べている。
夕食がパンではない時もあるが、そんな時はパスタが多い。
「……………………。」
何故そんな事を説明をしているのかと言うと……理由はもちろんある。
「……………………。」
ミネは背中に暗い影を背負っている。
それも絶望の淵に追い詰められる、重たい影だ。
しかも、大好きな食べ物……朝食の準備中だと言うのにも関わらず、だ。
「……………………。」
それは----……。
「小麦粉が……無くなる………………………。」
「うわぁ----!!!!!!!!食べ過ぎてたァァァァ!!!!!」
ミネは今絶望している。
小麦粉が無くなりそうだからだ。
パンにもパスタにも必要なのはもちろん小麦粉だ。
小麦粉が無ければどうにもならない……。
通常は自分の庭で育てている小麦の量や定期的に収穫する時期や量を間違える事はない。
それはそうだろう。
自分の分だけなのだから、把握するのは簡単である。
故にひと月分纏めて収穫出来るように栽培をしている。
……のだが……。
「アレか?アレがいけなかったのか?????」
ふと、並んでいる瓶を見つめるミネ。
それらは今朝も美味しくいただこうと思っていた、ジャム達だった。
--そう、そのジャム達である。
ミネは新しく出来たこのジャム達をかなり気に入っていた。
3つの味を味わうために、いつもより多くパンを焼き、美味しくいただくようになった。
とてもとても幸せなジャム朝食が続いていたのだが…………。
--結果、コレである。
--小麦粉が、無い。
……いや、正確にはまだある。“小麦粉が無くなりそう”という言い方が適当だ。
ミネの生活にとても重要な、小麦粉。
それがもうすぐ無くなってしまう……。
今ある量からすると、持って1週間ちょっとだろう……。
ミネの力だと通常収穫まで約1ヶ月かかる。
--それでも十分早いのだが。
「小麦粉ォォォォォ!!!!!」




