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ぼっちの執念―食い意地と加護



今現在、目の前にあったのは食肉と化した動物の--いや、とても綺麗な精肉。

そしてレモ菜やレモとといった野菜達。

それらが並べられていた。




「レシピ。」



ミネが力を使い終わると、眠さの限界ではあるが、すぐさま自分の身体に鞭打って精肉に幾つかの香辛料や調味料を擦り付けた。



それを一気に表面をカリッと焼き上げる。

火を止めて、しばらく蓋をかぶせてしばし置く。

こうすると、なんて事無い普通の切り身で特別大きな肉塊でもないので直ぐに内部まで優しく火が通り、ミディアムレアとなった。




「“スパイシーローストポーク”。成功だな。」



使用したのは長ブゥの切り身だ。



肉汁を閉じ込めた柔らかな肉をスライスし、レモ菜とレモと共にパンへと挟む




「この胴長ブゥ、やっぱり豚だったか。」





手首の紋様に触れ、ミネだけが視認できる半透明の文字版のド真ん中には“レシピ”とあった。


そして、ミネが「レシピ。」と口にして力を使うと見えていた。



ジューシーな肉塊。

爽やか葉野菜。

甘酸っぱい果肉野菜。


と材料についての情報。

そして、幾つかのオススメ料理名があった。


その中のひとつを選ぶと、その調理に必要な知識を得られた。



“スパイシーローストポーク”


表面にハーブ塩、コショウを肉塊に擦り込む。

こんがり表面を強火で焼く。

蓋して火を止めて余熱で調理。


そのまま放置で完了。


薄くスライスし、2つの野菜と共にパンに挟むとより美味。




ミネの加護“レシピ”

調理法や調理手順が解る。






「うーん!!!良かった……。これで一食分食べ損ねる事もなかったわけで……………………おやすみなさい。……ぐぅ……。」



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