ぼっちの案、人の案
「ならば!!!!」
ジャジャーーーンッ!!!
「フルーツの蜂蜜漬け!!!!」
これならば、新しい!……………………かもしれない。
いや、確実にもう世の中にはその様な物が存在しているだろうが……。
ジャムの次に作った、レモも、レんご、レちごの蜂蜜漬け。
「いいんだ!家の作物製なのだから、新商品になるはず!……。」
タムさんに相談だな…………。
ジャムの後、ミネ作物の新しさを生かせる様な物を!と一応考えては見たのだが……はい、まあ、半ば無理やりな自覚はある……。
「そのままが一番良いんじゃないか?ニシシ。」
とか言われそうである……。
まあ、確かに新鮮な新しい果物って言うだけで目新しいのだろうけど。
…………こういう時、ちょっとだけ思う。
“自分と違う舌”が欲しいと。
つまり味見役である。
売り物は自分じゃない人が食べる、故に気に入ってもらえるか、ずっと自分好みな物を作ってきたミネにはちょっとわからなかった。
当初はその様に考えもしなかったのだが、この頃はそんな事をふと思ってしまう時がある。
たまに訪れるタムさんとの会話などが楽しみに感じる事が影響しているのか?
「まあ、ひとりで生きて入れてるんだからいっか!」
こうしてちょっとした憂いも、現実とミネの性格で一瞬でどうでも良くなるのだった。
「それに、自分が美味い!と思う物だから売りに出すんだ!」
確かに自分がオススメ出来ない物など人にはまず薦めない。
それは確かなのだ。
「さて、夕食は……。そろそろ肉が減ってきたな……。明日は狩りの日かな?」




