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4-8 アレクシス様とのその後



アレクシス様をアレク様と呼んでいる。


そんな私に気づいたロイド様に泣かれそうになった。


(まずい。つい呼んでしまった。)


いきさつを聞いたロイド様にも同じ条件をということで・・・


ロイド様をカイト様にしてみた。


(ちょっとややこしい!)


でも、コスプレ魂がやってみたいと言っている。


そうして、出来上がったカイト様(ロイド様)。


「どう?」


(う~ん。かっこいいんだけど、かっこかわいいみたいな?)


「いいですが。やはりロイド様にはロイド様に合ったコスプレがあるはずです。


それを一緒に探していきましょう。」


私が提案すると、嫌そうな顔で。


「本当に、それ必要なの?私は、ミリー嬢とただ二人で過ごせればそれでいいんだけど・・・」


(なんか温度差を感じる・・・)


「お互いの趣味が合わないとうまくいかないのかと…」


私が、心配そうに言うと、


「やろう。もちろん喜んでやろう!カイヤさまだろうがカイラさまだろうがやってやるよ。」


「カイト様です!」


なんか目的が変わってきたのに気づかない二人。



「まぁ、君が楽しそうだからやるよ。」


優しいロイド様は、少し照れながらそう言ってくれた。




こうして、たまにエーデルシュタイン公爵家に集まって、大コスプレ大会が開かれるようになった。



私的には、大盛り上がりになったけど・・・



ーーー周りはとんでもないことになってしまった








「ミリー。」


アレクシス様に呼ばれた。


その声を聴くだけで、私の鼓動は跳ねる。


あの時から、姿はアレクシス様なのに、どうしてもカイト様の雰囲気を感じる。



それにもまして、アレクシス様が本気で私を口説いてくる。


これがまた・・・・


いちいち赤くなってしまう自分が恨めしい。


「ミリー。こっちへおいで。」


「ミリー。大丈夫かい?」


何をするにも私のことを第一に考えてくれる。


どんな時も私を気にかけてくれる。


そして、私のしたいことを優先させてくれる。


その包容力が私を安心させてくれる。




転生して初めて向かった市井での出会いは。


ーーーあの日から何かが変わったのかも。




初めて私の正体を見抜かれた瞬間を思い出すーーーー


アレクシス様は私がいくら変装しても、声で私を見つけてくれる。


そう思ったらアレクシス様と向き合うことが自然となっていった。






この世界での一番の推しが、アレク様になる日は近い・・・・・・



いや、もうなっているのかもーーーーー


あと2話で本編完結です。


明日、その2話を投稿します。


よろしくお願いします。





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