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3-2 台本通り ~ロドルフside

ロドルフ様とは王様のお兄さんです。



私の思惑通りに事が進んでいる。



私は王の座をかけて弟と激しく争った。


私の兄弟は3人。


1番上は、私。ロドルフ。


2番目は悔しいことに王となったアルフレート。


3番目は王の座を早々と放棄した腰抜けのアレクシス。


年の離れた側室の息子だから、はなから私の相手ではなかったが。


私は、小さいころから努力して、寝る間も惜しんで学んだ。


誰よりも成績は優れていた。


政務の試験でも、剣術でも


ーーー私は常に奴の上だった


それでも選ばれたのはアルフレート。


どうして私ではなかったのか。


私は誰よりも努力して、


誰よりもふさわしかったのに・・・



だから、考えた。



アルフレートの子を王太子失格に導くこと



それにはーー



優秀であっては困る。


王太子としての教育が不十分であれば


いずれ政務で綻びが出る。



だが、それだけでは足りない。



決定的に”王としての資質がない”と示すにはーー


自ら、愚かな選択をさせればいい。



せっかく王の選んだ、後ろ盾のある婚約者を


捨てさせればよい。



そのうえ、平民なんて選んだら・・・・・・



・・・もっとも。


あの”出会い”も、多少手を加えてやったがな。


あんなにもうまくいくとは



思わず、喉の奥で笑いが漏れた。




私は息子にも教育をしっかり受けさせた




あとは、待つだけ・・・




すべては、あの日奪われたものを



ーーーー取り戻すために。


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