#TDF2020 - Highlights
落ち込んだ。
予定通り。
無料放送枠でのブエルタ第8ステージが再放送されたから。
復活した。
それでも世界は、車輪は、回っていたから。
そこでさらに、燃料投下。
何をしたか。
2020年、ツール・ド・フランス。ハイライト。
マイ・プレイリスト。
第1ステージ Highlights。LAST KMではない。冒頭から選手が下りカーブで曲がり切れず突っ込むシーン。落車からの復活のために見たのに!そして、ログリッチのカームダウンジェスチャー。紳士ログリッチだねぇ、とほっこり。そしてまた落車。シークバーをポチポチしてスキップ。アレクサンダー・クリストフ、優勝。
UAEチームエミレーツで、ポガチャルの次に覚えた選手。
第2ステージ、またステージ1の落車シーンから。そして、アラフィリップのアラフィニッシュじゃないフィニッシュ。
第3ステージはポケットロケットこと?カレブ・ユアン優勝で、アラフィリップがジャージをキープ。ステージ4は、ギヨーム・マルタンの名前から始まり、吹きだす。当時、「祇園丸太ん」などと自動翻訳されて覚えたことを思い出した。そして、ログリッチステージ優勝。ジャージはアラフィリップがキープ。
そして、第5ステージ、ワウト・ファンアールト!!!そして、ジャージはアダムに移る。ボトル、ペナルティ。チーム名も懐かしい。そして、この時からこの選手いたのかという再発見も、まだまだある。
そして、第7ステージ、ワウト・ファンアールト!!!当時の感情が、興奮が、戻ってくる。チーム・スカイなんて知らなかったから、強そうに見えたのは、ユンボ・ヴィスマ。
見たいように見るというか、見えるようにしか見えなかったの方が正しいことがわかる。
第9ステージ、「ヒルシです。」マイ・プレイリストは公式動画だから、そんな日本語解説は入らないけど、映像がそれをフラッシュバックさせる。
そして、山岳ポイントでログリッチの後輪にハスったのか、大きくぐらつくポガチャルを気遣う紳士ログリッチ。ステージ優勝は、ポガチャル!!!
並んでクールダウンして、マイヨ・ジョーヌがログリッチに移る。
第10ステージは、これぞツール・ド・フランスの映像美。橋、海、灯台?教会?要塞?平坦ステージで落車、落車、落車。ポガチャルも巻き込まれる。サム・ベネット優勝。
ああ。
涙のインタビュー。メンタルを語るなら、この人かなぁ、なんて思う。
第11ステージはまた、バッチバチのスプリント。ワウトが参加して、横並び。ポケットロケット2勝目。
スプリント前の落車を語るなら、この人かなぁ、なんて思う。後のレースを知っているから、次々と溢れ出す。
第12ステージはヒルシ。ポガチャルと同い年。普通に応援していたなぁ、と思い出す。
知っている選手が少なすぎて、覚えた名前が勝つだけで、楽しい。そんな楽しみ方だった。それは、今でも変わらない。
第14ステージでは苦しむベルナルが映し出される。「Show the best possible version of Egan Bernal.」という本人のインタビュー発言に「Egan Bernal's legs have totaly cracked.」という解説が入る。
ああ。
このステージ、まだ総合成績は59秒差の、前王者。
前年度、ログリッチと共に、さいたまで新城幸也の背中を飾った一人。
ツールを見終わっていくらか経って、そんな写真も見付けた。
そして第15ステージ。グラン・コロンビエール。ステージ優勝はポガチャル!ログリッチのみならず、他の選手と比べても、やたらと肘がうねうねしているポガチャルのダンシング。上半身の力が、滑らかに脚を助けているように見ていた。
その裏で。コロンビエールでコロンビア人、前王者が、総合順位リストから姿を消した。
第16ステージ、スタートラインには白と黄色のジャージが並び、拳を合わせる。
第17ステージ、ポガチャルはログリッチに引き離されてフィニッシュ。15秒を失う。ここでタイム差57秒。セップ・クスが若いねぇ。
第18ステージ、ダウンヒルで果敢に攻めたヒルシが落車する。それまでの世代の有名ライダーには、驚くほど注目していないことに気付く。ワンツーフィニッシュの裏で、全く映らないワウトが3位でフィニッシュしていることに、見えないところでのログリッチのアシストの姿を想像していたほど。
まさに推し活。好きなように見ていたものだ。
そして運命の第20ステージ、個人タイムトライアル。
公式ハイライトには、出走前にログリッチに挨拶するシーンがない。「先輩、ガチで行きますよ。」と脳内補完されておいてあげよう。
そして。
バイク交換から、数値に頼らず全力で踏むポガチャル。対するログリッチは、ずれたヘルメット、へたり込んで力尽きる。立ち上がったその後は、ポガチャルのところに来て、ハグ。
色んな気持ちが渦巻いているはずだけど、表に出した行動に、後から気持ちが追い付くことだってある。
気持ちとは裏腹だったとしても、行動しておくことって、意外と大事。
結局、最後まで見てしまう。落車も当たり前の競技だと再認識。ハイライトだから長くけが人を映し続けることはない。最初身構えてしまった落車シーンも、マシに見られるようになっていた。
だけど今はまだ、翌年のハイライトは見ない。オピオミ事件を知っているから。
チーム・スカイやリッチー・ポートは、私にとっては未だに過去の人たち。
そんな風に見えている人も、自転車レースを楽しんでいる。
ひと世代前のロードレースの楽しみ方とは明らかに違っており、古参のファンの中にはレースが面白くなくなったといった否定的な意見を持つ者がいるからといって、それが全てじゃない。
私は私なりに、誰よりも楽しんでいる!
基礎知識の量と向き合う姿勢は、必ずしも相関しないのだ。
私なり世界選手権、優勝!
ただし、サガンやカヴェンディッシュはちょっと違う。
そんなことも思い出す。
さいたまで目と鼻の先どころか、めちゃくちゃ一緒に遊んでもらった。幼い身内がいたおかげで。
そこにヴィクトル・ラフェが一緒に来ていて、堂々と自己紹介した2人に次いで「僕のことなんて知らないと思うけど。」と、自己紹介を始めた。クリテリウム本戦では、アリーナで「ラフェーっ!」って叫んだ。
それは、もう少し後のお話。




