第2話
軽やかな微風が、未舗装の道を歩く彼らに寄り添っていた。暖かな日差しが顔を照らし、つい先ほどの凍りつくような負の感情を追い払おうとしているかのようだ。
やがて彼らは大通りへと辿り着いた。そこには、ウルベイ・カプリオルのすべての活気が溢れ返っていた。
頑強で鱗に覆われた体を、彼らのアカデミー特有の衣装で包んだアル・ジェイカメンたちが、物思いに耽りながら歩いている。
その近くには、優雅で色鮮やかなキュンの姿があった。持ち前の技巧と優美さで作り上げた自らの仕事の成果を満足げに眺め、両手を合わせて感謝の祈りを捧げている。
さらに、大小さまざまな体格の筋骨隆々なミシアの集団が、ラプロの重い岩塊を運ぶことに集中していた。巨体と筋肉質な体、そして運んでいる鉱石のケレン・モレイアと同調する尻尾のおかげで、彼らは大して苦にする様子もない。
少し先の大きな広場では、これら四つの種族の子供たちが一緒になって遊んでいた。追いかけっこをしては混ざり合い、何の区別もなく、まるで本当の兄弟のように一つの陽気な群れとなっていた。
大きな笑い声を上げながら、仲間たちを不器用に追いかける人間の少女が、女性――フォレンの目を惹いた。
彼女はその無邪気な光景に身を委ねた。若さゆえの屈託のなさは、両親と共にいて、家族の愛に守られながら未来のことなど一切心配していなかった、過ぎ去りし甘い日々を思い出させた。
いくつかの住居や工房を通り過ぎた頃、現実が胃袋を通じて自己主張を始めた。飢えの痛みが、残っていた悲しみをかき消すほど強引に、彼らを「今」へと引き戻したのだ。
彼ら三人の食習慣はまったく異なっていた。人間であるフォレンは一日に最低三食をとり、ミシアであるケルツは少なくとも四回のしっかりとした食事を必要とする。一方で、キュンの仲間であるサフィールは間に軽食を挟むこともなく、二食だけで十分だった。
それでも、彼らは「昼食」を、絆を確かめ合う団欒の時間にすると決めていた。




