第5章 ドラゴンライダー・ユナの冒険 返事は2回もしなくていいよ
ドラゴンライダー・ユナ「助けないと!!私とギズモを下ろして!!」
ロボ・サニー「アレクサンドリア図書館へ行く人達は、砂漠を越えて来るので強者です。たぶん大丈夫と思うけど、行きますか?」
ドラゴンライダー・ユナ「もちろん!!」
宇宙船ジェシカの底部に穴が開き、ユナはギズモに乗って若い男に群がるゴミムシの方へ向かった。
ゴミムシの群れの所に着くと、若い男は炎に覆われた拳でゴミムシ達を殴り、何匹かをまとめて燃やし殺していた。
ドラゴンライダー・ユナ「ウォーターガン!!」
ユナは指先から水のレーザーを出して、ゴミムシ5匹を貫通させて殺した。
ドゴーーーン!!
ギズモの口から物凄い巨大な滝のようなウォーターガンが発射され、ゴミムシの群れは吹き飛んだ。
ドラゴンライダー・ユナ「ギズモ、やりすぎ・・・・あの男の人は?」
ギズモ「たぶん、大丈夫・・・・かな?・・・・強者だし・・・・。」
砂煙がなくなって、若い男の姿が見え始めた。
若い男「ビックリした~。」
ギズモは若い男にだけ当たらないように、ドーナツ型のウォーターガンを放っていた。
上空から見ると、ちょうど巨大なドーナツが若い男を中心にできていた。
ドラゴンライダー・ユナ「大丈夫ですか?」
若い男「ああ。君達が助けてくれたんだね、ありがとう。うわああ、見事な青いドラゴンだね。僕の名前はシオン。君も図書館に行くの?」
ドラゴンライダー・ユナ「はい、私はユナです。」
シオン「ドラゴンに乗っているところをみると、君はドラゴンライダーだよね、てことはファンタジーの人かな?見ない顔だなあ。」
ドラゴンライダー・ユナ「ファンタジー?」
ユナが首を傾げていると、宇宙船ジェシカが全長1cm位の蚊ほどの大きさになって、ユナの耳元に来ていた。
宇宙船・ジェシカ「ユナちゃん、とりあえず”はい”と答えておいて。」
ドラゴンライダー・ユナ「うわっ・・・・はい。」
突然ジェシカの声が聞こえたので、ユナはびっくりしながらも”はい”と答えた。
宇宙船・ジェシカ「それから本を借りるには図書カードが必要なんだけど、ユナちゃんはノヴァの人だから図書カードを発行してもらうのは厳しいと思うの。だから、魔法書を丸ごとコピーするから、ユナちゃんはペラペラとページをめくって。」
ドラゴン・ライダーユナ「はい。」
シオン「ハハハ。2回も返事しなくていいよ、僕もファンタジーからノヴァのことを調べに来たんだ。」
ドラゴンライダー・ユナ「ノヴァ?」
シオン「そう、この地球に似た惑星でもっと緑に溢れてて、綺麗な星なんだ。僕もいつか、テクノの奴らのようにノヴァへ行ってみたい。」
ドラゴンライダー・ユナ「テクノ?」
シオン「そう、テクノ。この砂漠地帯に住む銀色のバイオレンススーツを着た奴らのことだよ。君も知ってるだろ?」
ドラゴンライダー・ユナ「ああ。はい、知ってます。」
宇宙船・ジェシカ「ユナちゃん、とりあえず分からなかったら”はい”とだけ返事するようにね。」
ドラゴンライダー・ユナ「はい。」
シオン「ハハハ。だから返事は2回しなくていいよ、
とにかくアレクサンドリア図書館へ行こう。」
ユナ達一行は、シオンと共にアレクサンドリア図書館の入口へと向かった。




