第5章 ドラゴンライダー・ユナの冒険 ノヴァとガイヤ
モニター画面に緑色の宇宙、そして大きな恒星とその周りを公転する幾つかの惑星が現れた。
その惑星の一つにノヴァと白い文字で表示され、画面は惑星・ノヴァをアップしていき、ノヴァの海、大陸、街、そしてノヴァの村を映したところで止まった。
続いてノヴァの村の内部を映し、ソータの家、ソータの姿を映し出したところで、宇宙船・ジェシカの声でナレーションが流れ始めた。
”この星は、ノヴァという人間を元に成り立っている。ノヴァになる人間の心が豊かなら星は栄えるが、愚かな人間がノヴァになった場合、この星は滅びるとされている”
ナレーションが終わると、今度は惑星ノヴァの大陸の地図が現れて動き、プレリオと表示された街が表示された。
そして、再び宇宙船・ジェシカのナレーションが流れ始めた。
”しかし、そのノヴァと呼ばれる人間よりも更に上位の存在・ノヴァ神かいるという言い伝えがこの街にある。ノヴァ神とは天の声、ある人間がノヴァになったり魔王になったりしたとき、天からノヴァ神の声が世界中に響き渡るという。
「ポナ村に住んでいた少年・ソータさんがこの度ノヴァになりました。皆さん、心優しいソータさんを大切にね。」
「カサブランカ市にいるサダさんが、魔王になっちゃったよ〜。サダさんは、お金が大好きなアホな女だよ、みんな気をつけてね。」
と言った感じで。”
ノヴァ神は、まだまだ謎が多い存在で、今のところはそれぐらいしか分かっていない。
画面が切り換わって、黒い宇宙、太陽の周りを公転する地球が映し出された。
画面は地球の砂漠を映し出し、砂漠にある巨大なピラミッドを映した。
さらにピラミッドの内部にある肉の塊を映したところで画面が止まり、宇宙船・ジェシカのナレーションが始まった。
”地球にもガイヤと呼ばれる人間がおり、地球はガイヤにより成り立っている。今から数百年前、ガイヤになるのを誰もが嫌がった地球人は、肉人間を造りガイヤにしてしまった。そのため地球は砂漠化が進み、緑の大地はごく僅かとなった。
地球人は、バイオレンススーツ無しでは生きられない身体が弱体化した砂漠に住む人間と、緑の大地で狩猟・収集・農耕をして暮らす旧人類とに別れた。
環境変化により伝染病、凶悪な生物の出現により人類減少の波は止まらず、砂漠に住む人間達は第2の地球を探し始めた。
そして、惑星ノヴァを見つけたが弱体化した地球人はこの星に対応することができないことが分かり、ノヴァの人間達を連れ去ろうとしたが、それも失敗に終わった。




