第5章 ドラゴンライダー・ユナの冒険 宇宙船ジェシカ
ロボ「はい。かつての地球にはMPが999999の賢者がごく一部ですがいまして、彼らがコロナの治療をしていました。しかし、ある日を境にコロナの感染者が爆発的に増えまして、急遽低いMPで使用できるデリートコロナの魔法開発を始めました。そして徐々にMP使用量を減らしていき、ついに、MP30でできるデリートコロナが完成しました。MP30だと普通の魔法使いでも何回か使用できるので、あっという間にコロナの患者が減って、ついにいなくなりました。それから月日が経ち、いつしかコロナ魔法の事は誰もが忘れ、その魔術書はアレクサンドリア図書館に保管されたということです。」
ドラゴンライダー・ユナ「じゃあ、地球のその図書館に行かないと手に入らないってことね。」
ロボ「はい。ただそのアレクサンドリア図書館は砂漠の中にありまして、行くのはかなり危険らしいです。何人か死んだ人もいるみたいで。」
ドラゴンライダー・ユナ「ええ〜。本を借りに行くのに死ぬってどういうこと?ところで、何故この宇宙船に2冊あるのに、肝心の1冊がないの?」
ロボ「それは、この宇宙船・ジェシカが言うには、以前ジェシカと共に宇宙を旅していた人が、アレクサンドリア図書館で無理を言って売ってもらった物らしく、しかし最後の1冊だけはどうしても売ってもらえなかったと。」
ドラゴンライダー・ユナ「なるほどね。分かったわ、じゃあ、悪いけど私達を地球のそのアレクサンドリア図書館に連れてってくれる?あと、それからこれ、渡すように言われて持って来たんだけど。」
ユナは、ロボに例の目玉を手渡した。
ドラゴンライダー・ユナ「私の友達のミヤモトさんて人が、ゼファーっていうロボットから受け取ったらしいの。」
ロボ「ゼファー・・・・私と同じタイプの地球から派遣されたロボ・・・・解析してみましょう。」
ロボは奥の部屋へと入って行ったので、ユナとギズモもその後についていった。
奥の部屋は100畳程の大広間で、白い大きなソファが壁沿いに置いてあり、中央に巨大な100インチ程のモニターが置いてあった。そのモニターに、白人の金髪女性の顔が映し出された。
「サニー、修理は終わった?あら、これは可愛いお客さんね。こんにちは、はじめまして。私はこの宇宙船・ジェシカ。」
ロボ・サニー「終わったよ。こちらはユナさん、それからドラゴンのギズモさん。」
宇宙船・ジェシカ「うわっ大きい!!しかも皮膚が青くて綺麗!!」
ギズモ「地球にもドラゴンがいるの?」
宇宙船・ジェシカ「いるわよ。ドラゴンに乗る人間・ドラゴンライダーもね。」
ジェシカとギズモの会話を遮り、サニーが割って入った。
ロボ・サニー「ジェシカ、話し中すまないが、ちょっとこれを解析してくれ。」
サニーは、モニター上部の穴の空いたところに目玉を入れた。




