第4章 侍ストーリー グッド・ニュース
ミヤモト「これが今流行りのドラゴン・タクシーってやつか、それにしても、いったいこれから俺は、どこへ行けばいいんだ?」
エルダ「そう、車よりもドラゴンの方が安全でしょ?やっと私達ドラゴン・ライダーの時代が来たって感じ。それから行き先だけど、ノヴァの村の隣、グロッキー村の狸の象の所へ行くように聞いてるわ。」
ミヤモト「グロッキー村の狸の象?エリカから言われたのか?」
エルダ「そう、そこで高校のサークル仲間と待ち合わせしてるんだって。」
ミヤモト「そうか。じゃあ、よろしく頼む。」
エルダ「ところでお侍さん。あなた、ブルー・ドラゴンに乗ってるユナちゃん達と友達の、ミヤモトさんでしょ?」
ミヤモト「そうだが。なぜ、お姉さんがそんなことを知ってるんだ?」
エルダ「私はエルダ、私もユナちゃん達と友達なの。こないだ、星海草原で会ったわ、ミーナも一緒だった。」
ミヤモト「なに!!あのオミパに夢中な女もか。一緒に寺にアイツラと住んでるんだが、何日もアイツらは帰って来てないんだ。」
エルダ「なんか、古代の魔術書を取りに行くって言ってたわ。」
ミヤモト「古代の魔術書?なんでそんな物を?」
エルダ「なんでもサダって女が、魔王になるためにその魔術書を取りに行こうとしているらしく、それを防ぐんだって。」
ミヤモト「あのイカれた女か。まあ、とにかく良かった。女子連中は無事みたいで。ユナちゃんのお兄さん、ソータの事は何か言ってなかったか?」
エルダ「ああ、七色の男ね。もう今は力が無くなって、普通の男になってるらしいんだけど。魔術書を取りに行った後で、迎えに行くって言ってたわ。ハリケーン村にいるんだって。」
ミヤモト「ハリケーン村といえば、グロッキー村の隣じゃないか。ソータはそこで何をしてるんだろう?とにかく、全員無事で良かった。」
ミヤモトは気分が良くなり、ドラゴンキラー探しにやる気が出てきた。
ミヤモトの晴れない気持ちが1兆ポイント下がり、やる気が100億ポイント上がった。
ポナ村から飛び立って、30分ほどでグロッキー村が見えて来た。
エルダ「あのドラゴンポートに着地するから、お侍さん、そこからは歩いて行って。」
ミヤモト「分かった。ところで代金は幾らなんだ?かなり高そうだが・・・・。」
エルダ「代金は村長さんに貰ってるからいいわ。」
大きく゛D゛とかかれた芝生の広場があり、レッド・ドラゴンのヴィクトリーは、そこに着地した。
エルダ「じゃあ、気をつけて。狸の象は、村の市場の中心辺りにあるみたいよ。」
ミヤモト「分かった、エルダさんも気をつけて。もし、ユナちゃん達にあったら、よろしくと伝えておいてくれ。」
エルダ「了解。」
ミヤモトをドラゴンポートで降ろすと、エルダを乗せたヴィクトリーは、次の客の待つ場所へと飛び立って行った。
ミヤモト「さてと、まずは狸の象の所だな。」
ミヤモトは、村の中心にある狸の象を目指して歩き始めた。




