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大好きな妻が亡くなった  作者: ゆき


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21日目 妻の墓を考える


7月22日(水)

早朝

起きた早々落ち込んでいる。

夢を見たはずなのに覚えていない。

気持ちが沈んで1階に降りる階段も俯き加減でため息をつく

トイレに座りずっと下を向きながら目を瞑る。

恋しさと寂しさが胸を締め付けているのが分かる。

辛いな…ほんと辛いそれに凄い胸が痛い。

目は潤むし鼻も出始めトイレットペーパーで鼻をかむ。


午前7時頃

永代墓と個別型永代墓のパンフレットを広げ見比べてみる。

これらは管理費無しで管理してもらえる墓だ。


永代墓は倉庫内の棚みたいな所に番号を付けられて並んで置かれている写真があった。

なんと言うか個人なら大勢に囲まれてそれもありだと思うが家族ならやはり二人きりになりたい。


個別型永代墓は3人までなら一緒に入れる規模の小さな墓だ。

これも霊園が続く限りは面倒見てくれるのかな?

でも私が死んだら妻と私に会いに来てくれる人もいないだろう。

それが子無しの運命だ。


妻ならきっと「そんなにお金掛けなくてもいいよ」と言いそうだが

これはあくまで故人の気持ちではなく私個人の気持ちだ。

私が許せるか許せないかだけなんだ。

ここはやはり個別型永代墓にしておこう。

墓代、納骨代とお坊さんのお布施などで50万円以上出そうだが…妻の為を思えば必要経費だ。

でも生活が苦しくなるな


午前10時

早速パンフレットをもらった営業の人に連絡を取り契約の日程を決めた。


後はお坊さんをどうするかだな

納骨するにも一月以上(石に名を彫る)は掛かるようだしまだ考えなくて良いか

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