表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『異世界鉄道ゆる建設記 ~鉄道マニア、線路で世界をつなぐ~』  作者: 南蛇井


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

19/94

第4話:「線路」は宗教ですか?【A. 工事開始】

朝の光が差し込む丘のふもと。

悠真とリリアナ、そして数人の村人が集まっていた。

目の前には草に埋もれた古い鉄路――“希望支線”の跡。


悠真は腕まくりをし、測量器具を構える。

背後で村人たちがわくわくと見守る。


悠真「よし、まずは測量だ! 角度と距離を取って――」


村人A「角度? ああ、神々の向きを測るのですね!」

悠真「違う! 方角だよ! 物理的な!!」


村人たちは「物理的……? それはどの神の名前じゃ?」と首を傾げる。

早くも会話がかみ合っていない。


リリアナは手にした分厚い文献をめくりながら補足を試みる。

だが、どの記述にも「鉄路は神の通り道」「列車は魂の舟」と書かれている。


リリアナ「……どうやって“宗教ではない鉄道”を説明すればいいのでしょう……」

悠真「俺も今、同じこと考えてる。」


村人たちは、悠真が地面に杭を打つたびに静かに祈りを捧げ、

測量用の縄を張るたびに「神の線だ……!」とざわめいた。


悠真は頭を抱えながら、心の中で嘆く。


悠真(心の声)

「異世界でも“説明コスト”って存在するんだな……!」


それでも、彼は笑いながら作業を続ける。

宗教だろうが誤解だろうが、レールを引けば、きっと世界が変わる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ