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小学生男子だった僕、悪役令嬢の取り巻きに転生したのに、舞踏会で料理を食べてただけで王子様に選ばれました  作者: 奈香乃屋載叶(東都新宮)


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第207話 第二聖女20

「行く」


 ボクはそう発言する。


「どこへ?」


 行き先が分からないため、アデリナ様は訊いてきた。


辿たどる」


「誰を?」


「止めたやつ」


 一歩。


「今から?」


 ロランスもきょとんとしている。


「うん」


 頷いて返事をする。


「時間経つと消える」


 短く。


(まだ近い)


 ボクはお店へ行って訊くことにした。


「さっきの“上”」


 落ち着いた声で質問を。


「誰?」


 店主が黙る。


「言えない?」


「……」


 沈黙は続いていく。


「困る?」


 一拍。


「……ああ」


 小さく。


「来たのか?」


 店主は微妙に狼狽うろたえている。


「来た?」


 ゆっくりと問いかけていく。


「誰が」


 視線が揺れる。


「……役所だ」


「どこ」


「南区管理」


(中間だね)


 ボク達は役所へと向かうことにした。


「そこ」


「行きますの?」


 アデリナ様が訪ねていく。


「うん」


 簡単に頷く。


「今?」


「今」


 短く。


(遅いと消える)


「静かですわね」


「……静か」


 アデリナ様の言葉にボクも頷いた。


「ええ」


「動いていませんわね」


(消えてる)


「入るの?」


 ロランスが問いかける。


「入らない」


 それに対してボクは答えた。


「なんで?」


 驚くロランス。


「もうない」


「え?」


「片付けた」


 証拠は。


「見る」


「何を?」


「外」


 人の動き、荷の流れ、出入りなど。


(こっちじゃない)


(流れがずれてる)


「ねえ」


「荷車」


「来てない」


「でも」


「別に流れてる」


「分かった」


「何がですの?」


「止めてない」


「え?」


「ずらしてる」


「流れ、分けてる」


「だから見えなかった」


 一歩。


「次」


「見つける」

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