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戦う前から疲れました

「さああと半日でガラ-ナに着くわ、頑張ってね!!」


【ユリシーズ】のネジネジガールが皆に聞こえるように声をあげて手を振る。

・・・・・・・ホントに目立ちたがり屋だなネジネジ、護衛の連中の顔が『言わなくても解ってるわ!』と言ってるのが分かる、俺も同じ顔をしてるからな!!!




襲撃があった翌日何もなかったがごとく皆が起きて村を出た。

と言うか誰も襲撃があったと気が付かなかったらしい、護衛対象はともかくギルドが気が付かないのはどうかと思う、こいつら大丈夫か?かなり心配になってきた。


それから何事もなく夕方前にガラ-ナに着き、ガラ-ナの入り口横でお嬢様達の前に教師が立ちこれからの予定を伝えている。


「皆さん馬車での旅どうでしたか?楽しんでもらえましたか?楽しんでもらえたのならよかったです、貴方たちの安全を守ってくれたギルドの皆さんにお礼を言っておくといいですよ、ではこのまま宿に向かい、明日、目的地であるガラ-ナ美術館で見学をしてその後ガラ-ナの商業地区を見学、宿に戻り一夜過ごして帰路につきます、楽しんでください」


・・・・・・・あ!護衛対象の行動聞いておくのわすれてた!まあ今聞けたから良し!!

話を聞きながら両隣に居るリリーさんとニレニアに訪ねる。


「どっちに来ると思う?」


「私は宿かと」


「同じく」


俺も二人に同意だ、昼人がいっぱいいる美術館で襲うよりは、宿を襲った方が効率的だ。


「それと・・・・」


チラッと離れた所に居る他のギルド員たちを見て声を潜めて二人に伝える。


「【ダイアン】には気を付けてくれ」


「・・・・・・【アレ】の仲間だと?」


リリーさんが前を見ながら聞いてきた。


「昨日の襲撃、【ダイアン】の受け持ちクラスの泊っている家だった」


「・・・・・なるほど」


そう、昨日襲撃して来た奴等は【宿】には向かわず【民家】を明らかに狙っていた、居るのを知っていたのだ、見張っていて見たのかもしれないが、用心するに越した事は無い。


「・・・・まったくアンタは相変わらずね」


ため息をつきながらニレニアが言った言葉にリリーさんが頷く。


「相変わらず鋭い読みです、言われなければ気が付きませんでした」


「え?嘘だぁ?これくらい誰でもわかるだろう?」


俺の言葉に今度は二人でため息をつかれた、解せぬ!!


「て訳で夜に来ると思ってこちらも用意しよう」


「「了解」」


俺達は宿にチェックインした。

流石商業都市フィールの近くにある街だ、宿が豪華で10階建て、教師陣、俺達の受け持ちクラスと【ユリシーズ】受け持ちクラスが七階、【ダイアン】と受け持ちクラスと【サイレス】と受け持ちクラスが六階に泊まる事となった。


「ニレニア、第三小隊の一人を6階につけてくれ、さっきの話の事だ、もしかしてやんちゃするかもしれないからな」


「わかったわ」


「それと今晩は全員起きておかないとやばい、今から仮眠をとろうさすがに今の時間には仕掛けてこないだろう」


・・・・・・・・そう願いたいなぁ。


俺達はそれぞれの部屋に戻り仮眠をとり約4時間寝た後起き軽く食事を取り各々武器の手入れを始めてその時が来るのを待つ。


コンコン・・・ノック音が響きドアを開けるとカンナともう一人友達だろうか?を連れて部屋にやって来た。

・・・・・・・・・勘弁してくれよ・・・これから派手なパーティーがあるってのに・・・


「ルクス様お話しましょう!親友のサミーも連れて来たんです!」


ニコニコをしながら部屋に入って来て二人は驚く。

部屋の中には俺のほかに【ローレライ】のメンバー、第三小隊の三人がそろっていてしかも武器の手入れをしていたのだから。


「あの・・・・ルクス様?これは?」


恐る恐ると言う感じで聞いて来たが何と答えたらいいかな・・・・・『今からドンパチ有るかもせれないんだぜ!!』・・・・却下!

『派手なパーティーが今からあるんだ!』=『私達も参加したいです!』・・・・・・却下!!

・・・・・・・これだ!!


「俺達は今回君たちの護衛を受けてる、だからいついかなる時も戦う準備はしてるのさ」


・・・・・これでどうだ!!


「さすが私の旦那様です!そのお考え素晴らしいです!!」


「・・・かっこいいです!!」


・・・・・・・・子供達には受けたよう場が俺の後ろ・・・特にニレニアの視線が痛い気がする。

それと俺は君の旦那様じゃないよカンナさん?あまりそういう事は言わない方がいいよ?カンナさん!!


お願いだから皆そんな目で見ないで!!


【読者の皆様へお願い】





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