お客様のお相手は疲れます
カレンたちが部屋に戻り周囲が寝静まった頃、表を見張っていた第三小隊の一人から二レニアに連絡が入った。
『武装した集団30人が宿前まで馬車三台に乗ってで現れ、中に入っていった』
俺達が泊っているのが七階、【ダイアン】と受け持ちクラスと【サイレス】と受け持ちクラスが六階に泊っている。
30人が此処まで来るのに5分はあるが・・・・・・
「ニレニア6階にいる仲間に連絡、今から俺達と迎え撃つ戦闘準備しとけと、それと表で子供達を待っている奴等は第三小隊に任せていいか?」
「もちろんよ」
ニレニアが少し離れて連絡を取り始め俺達は武器を取り外に出る。
さて・・・これからが勝負だな・・・・・
「シーニア6階に降りたら【遮音結界】を張ってくれ、あとやんちゃする奴がいるかもしれない油断するな」
「了解」
「リリーさんは自分の能力を生かすため少し離れた場所で警戒、狙撃、情報提供をしてもらう」
「了解」
話をしているうちにニレニアが合流し、準備完了、うれしくないがパーティータイムだ!!
「貴方達何をしにいくんですの?その恰好?」
六階に降りた途端・・・・・・マジか・・・ここでネジネジ女王に出くわすって・・・・どれだけ日頃の行いが悪いんだよニレニア!!
「アンタの日ごろの行いが悪いから・・・・」
ニレニアァァ!!聞こえてるぞ!!俺は普通にのんびりマッタリさぼって過ごしたいだけだから、そんなに行いが悪い訳ではないよ!!
6階に降りた所で【ユリシーズ】のネジネジ女王と【ダイアン】女性が俺達を見て声を掛けてきた。
「アンタらは?」
「私達は食事を済ませてきたところですわ」
胡散臭そうに見ているネジネジ、まあ戦闘態勢の者を見たら当然だよな・・・って!!
俺は思いっきりネジネジ女王に向い踏み込み・・・・その勢いを利用して【ダイアン】の女性の鳩尾に一撃を加え意識を刈り取る。
「シーニア、リリーさん、ニレニア、決まりだ【ダイアン】をすべて押さえてくれ、俺は下のお客さんの相手をする」
「「「了解」」」
「お待ちなさい!ジェノになんてことをするのです!!」
事態に気が付いてないネジネジ女王が俺に文句を言ってきたのでため息をついて簡潔に教える。
「この女あんたを後ろから刺そうとしてたぞ?それくらい感知できるようになれ」
その言葉を残して俺は五階に降りて行き・・・・・遠目に団体さんがやって来るのが見えた。
(多分魔法使いは・・・・・いなそうだ・・・いないといいなぁ・・めんどくさいし)
身を隠しながら近くに来るのを待ち至近距離になった所で団体さんんの所に飛び込んで乱戦に持ち込む。
「な!!」
いきなり出て一番近くに居た剣を持った男に鞘付きの剣で二連撃を入れて男の手足の骨を砕きまず一人。
さすがに一人倒したころには他のお客さんが俺に向かい様々な武器で襲い来るが、躱しながら手足の骨を砕いて行く。
本当なら殺してもいいのだが子供達見てしまった時の為と【ヘイト】に関する情報が欲しいため生かしたまま捕まえる事にした。
「っと」
ファイヤーボールが俺に向かって飛んできたので剣で切り払う。
ちくしょう!!魔法使いが居やがった1めんどくっさが一気に跳ね上がった!!
そう思いながらもお客さんの所まで踏み込み手足を砕いて行く、お客さん近けば魔法は打てないどんどん切り倒していく。
「おら!!」
その中でも一番の強さを感じていたお客さんが俺に向かった切りかかってきたので、一歩後ろに下がり剣が通り過ぎた後にすぐ元の位置に戻る。
「すり抜けた?」
いやいや俺は幽霊じゃないからすり抜けるとかないよ?ただ少し早く動いただけだよ?と思いながら手足の骨を砕き意識を刈り取る。
「ひっ!デアヴィーラさんが負けた・・・・引くぞ!!」
背を向けて逃げようとして所、下から第三小隊の連中がやって来て挟み撃ちの形となり、取り敢えず降伏勧告を、聞いてくれると楽が出来るんだけどな。
「お前らに逃げ道は無い、降伏しろ」
お客さんが動きを止めているので数を確認・・残り13人・・・・降伏してください!!楽がしたいです!!
「貴様らの言いなりになんぞなるかぁ!!」
一斉に俺や第三小隊の方に向かい襲い掛かり・・・・5分後には制圧終了。
「ふうぅ・・・つかれた、後は任せていいか?」
第三小隊の分隊を指揮していた男に訪ねる。
「はっ!!ご苦労様であります!後はお任せください」
「頼む」
指揮官とのやり取りを終えて振り返ると、ネジネジ女王が目を向いて俺を見ていた。
なに驚いててんだネジネジ?戦闘なんて珍しくもないだろうに?
「貴方・・・本当に弱小ギルドなんですの?実は大手ギルドのエースとかじゃないんですの?」
「うちは弱小ギルドです、勘違いしないでください」
何でみんなは勘違いするのだろうか?
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