やっと帰れます
あれから一週間探したがスノーパンサーは見つけられなかった。
「そろそろ期限だロゼリエさん、明日には帰るよ」
「・・・・・・・仕方がありません」
夕方になりご飯を食べながら相談中、食料の関係もあるし。
シルバーウルフとは違う足跡は数か所見つけはしたが収穫は無かった。
「シルバーウルフと見間違えたんじゃないの?」
「その可能性が高いですね」
これだけ探して見つけられなかったんだそれしかない!!俺頑張ったんだよ!だから帰りたいんだよ!!さあ帰ろうぜ!!
「明日には帰路につきましょう」
ロゼリエさんは悔しそうにしているが、俺は心の中で万歳三唱だ!帰ったら三連休!!・・・いや!この仕事の過酷さを前面に押し出して五連休を狙う!!
「リーブ馬車の置いてある場所は覚えてるな?ここからどれくらいだ?」
「約三時間と言ったところですね」
意外に遠いな、まあ仕方ないとっとと帰る!
「じゃあ日の出と共に出発でいいねロゼリエさん?」
「分かりました」
その後ロゼリエさんはテントに入り眠りおれが見張りにリーブは木を背に眠りにつく。
そして何事もなく夜が明け馬車が置いてある場所に向かい移動を始める。
「今回は残念な結果となりましたがしかたがありません、今度調査に来るときも【ローレライ】に護衛をお願いしますからお願いしますね」
「それはいいが俺は来ないぞ?ギルドの誰かが来ると思う」
つーかギルマスとして働き過ぎだと思うんだ、ほかの奴等にも仕事を分けてあげないとな!ギルマスとして!!
「え?ルクスさんにAランクモンスターをついでに倒してもらおうと思っていたのに」
「ついでで倒せるようなものじゃないよ?」
いきなり何を言ってるんだこの人は!・・・・・・まあこの仕事が終われば合う事もないだろう!!
無事に馬車について帰る用意をする。
「リーブ頼む」
「はっ!【ゴーレムクリエイト】」
ここまで来るときには馬に引いてもらっていたが、山に入る時に馬を逃がしたのだ。
いつまで籠るか分からなかったし、馬を引き連れたまま魔物と戦うのは危険と判断した。
なので帰りはリーブの【ゴーレムクリエイト】を使い馬車を引いてもらう事とした。
「リーブ御者は任せる、俺は寝るからな」
昨日の夜一睡もしてないのだ36時間くらい寝ないと割に合わない!なので寝る!!
「了解です!おやすみなさい」
「おう」
俺は馬車の荷台で横になり意識を落とした。
「マスター起きてください」
リーブの声に目が覚めるだがしかし!!
「あと12時間」
「そういう冗談は今はいいです、盗賊です」
ちっ!!舌打ちをしながら荷台から降りると30人くらいに囲まれていた。
そしてその中からひろっとした男がニヤニヤしながら出て来た。
「俺達はツイてるぜ!『仕事』に出ている時に本隊が討伐隊に潰され俺達だけ生き残り、獲物を探していたら、こんなにいい女を見つけた!本当にツイてい「やっかましぃぃぃぃぃぃぃ!!」っるぽぉぉぉ?」
演説を始めた男を殴り飛ばして数が多いところに飛び込み、殴り。蹴り、投げて盗賊共を無力化していき10分かからずに全て倒しきる。
「口より体を動かせ馬鹿どもが!貴様らのおかげで睡眠時間が削られたじゃねえか!!」
近くで倒れていた男の胸ぐらをつかみがくがく揺らした後に一発殴って一息。
「リーブ全員縛れ」
「了解です」
リーブが盗賊共を縛ってる間周囲を警戒していると馬が視界に入った。
あの馬、盗賊共が乗っていた馬だ!ラッキー!!10匹もいる!
「終わりましたマスター」
「リーブ【クリエイトアース】で荷馬車と檻作れるか?」
「簡単な物ならば」
「頼む、盗賊共を警備隊に渡す」
「了解しました」
盗賊共を渡して懸賞金をもらって三連休の時の軍資金にしてやる!
盗賊共は俺の睡眠時間を削った報いを受けて、俺は懸賞金を貰う、どっちも幸せになれるな!!
「マスター準備終わりました行きましょう」
「おう!御者は任せる、そして俺は・・・・・寝る!」
「了解です」
出発してから荷台に寝転がり夢の世界に旅立つ。
それからは、ロゼリエさんの黒焦げ料理を無理やり食わされた以外何事もなく商業都市フィールに無事に着いた。
「ロゼリエさんこの依頼達成書にサインを」
これでロゼリエさんとはお別れだ。
「ルクスさんありがとうございました、もし今度時間があれば・・・・」
もじもじしながらこっちを見ているロゼリアさんに分かってるとばかりに頷く。
「Aランクモンスターの討伐にはいきません」
ロゼリエさんの行動はだいたい読めてきたのできちんと答えとかないとな!!
「残念です」
がっかりしてるロゼリエさんを背にホームに帰る。
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