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ワイバーンと遭遇してから三日が経ち、目的であるスノーパンサーはいまだに発見できずにいた。


「なあロゼリエさん、もう帰ろうぜ?」


「帰りません」


あれからワイバーンとは遭遇してはいないが、他の魔物はそれなりに遭遇し討伐している。

だが俺は三日で心が折れた、自宅のベッドと枕が恋しくて仕方がない!はよ帰りたい。


「マスター、四足歩行の足跡がありました、こっちへ行きます」


リーブを先頭に木々の中をを進んで行くと魔物と遭遇した。


「・・・・・確かに四足歩行の獣だな・・・・・シルバーウルフだけどな!!」


違う!探してるのはスノーパンサーなんだよ!シルバーウルフはおよびじゃないんだよ!!

しかも六匹もいやがる!めんどくさい!


「リーブ、ロゼリエさんに付け、俺がやる」


「了解です」


シルバーウルフが俺に向かって噛みついてきたが一歩下がりその牙をよけた後に首をはねる。

次に近くにいる奴を狙い思いっきり踏み込み、その踏み込んだ時の勢いを利用して突きを放つ。


「ギャン!」


脳天を突き刺されて悲鳴を上げ絶命し、仲間の成れの果てを見て他のシルバーウルフは全て逃げ出した。


「ったく、リーブ貸し一つだ後で酒でもおごれ」


余計な戦闘したじゃないか!のんびりしたいのに!


「喜んで」


言いながら下を調べていたリーブが立ち上がり歩き出す。


「シルバーウルフの足跡は覚えました、行きましょう」


リーブについて行く俺とロゼリエさんは黙々と歩いていたけどロゼリエさんが沈黙をやぶった。


「ルクスさん本当に強いんですね」


にこやかにロゼリエさんが話しかけてきた。

もしかして惚れてしまいましたか?俺はいつでもOKですよ?


「今度A級モンスターの討伐に行ってもらっていいですか?勿論死体を買い取ります」


違った!!しかもひどいこと言ってるよ!A級モンスターとやり合ったら普通死ぬからな!


「断る!」


俺はのんびりと生きていたいんだ!何が悲しくてA級モンスターの討伐なんぞしなきゃならんのだ!


「そういうのは大手ギルドに依頼してくれ、俺を巻き込まないで!」


「え?【ローレライ】って大手ギルドですよね?」


「違う!総人数15人の弱小ギルドだよ!!」


「・・・・・・・・そうですか」


なんか考え始めたロゼリエさんを放置してあたりを警戒しながら歩く。


「マスター、シルバーウルフとは違う足跡を見つけました」


「って事はスノーパンサーか?」


「分かりませんが可能性が高いかと」


「行きましよう!!」


しばらく木々の中を歩いてると妙な気配が辺りを支配する、いやな予感しかしねぇ。

と思っていたら足元から何かが俺達に向かって飛び出してきた。


「なんだ?」


剣でそれを弾きよく見てみると木の根がうごめいている、しかも周りの木々すべてから。


「・・・・・リーブ酒だけじゃ足りねぇ最高級店でフルコースだ」


一番近いトレントを横凪で倒して次に行こうとしたら足に根が絡みつく。

それを剣で切り裂き上に飛び近いトレントに切りかかり活動を止めたトレントの上に着地する。


「リーブそれ以上動くな、ロゼリエさんについてろ」


「了解」


会話中に数えたが20体いる、周りの木々が全てトレントとか何の罰ゲームだ?それとトレントどもは俺を見失った・・・・確実に足音・・・いや大地の振動をを感じ取って襲ってる、ならば!!


「リーブ【アースクエイク】使え!」


攪乱して混乱しているうちに叩く!!


「【アースクエイク】」


地面が揺れ始めると木の根が飛び出してきて・・・・・何を狙ったらいいかわからずそのまま止まる。

狙いどうり!さっさとおわらせる!

それから10分もかからずにすべてを倒し二人のもとに歩いて行く。


「やっぱりA級モンスターの討伐を頼んでいいですか?」


「嫌だ!」


真顔でロゼリエさんが言ってくるけど違うよね?最初の言葉は『お疲れ様』だよね?何でそんな言葉が出てくる?おかしいだろ!


「お二人共、おふざけはそれくらいで」


「リーブてめえ!マジに最高級店のフルコースだからな!!」


「・・・・・・・・・わかりました」


何で視線をそらしながら答える?俺は誤魔化せないからな?帰ったら引きずって行くからな?


「それよりも足跡がここで消えています、どうしますかマスター?」


リーブの質問にしばらく考えて・・・・・・決めた!


「今日は此処にテントを張る、リーブ土魔法を使ってトレントの残骸を掘り起こせ、それを壁代わりにしてその中心にテントを張る」


丁度平らになっている地面を見て、そう決めた。


「じゃあ今日の食事は私が」


「しなくていいです」


気合を入れたロゼリエさんをなだめて俺が料理を始める。

戦闘続きなんだしっかりと飯はだべないと肝心な所で戦えなくなる『腹痛』で戦えませんなんて恥ずかしく、そして情けないそんな体験はしたく無いからな!!




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