渦
「ご紹介どうも」
ラプルスは皮肉混じりに言うと両手を広げ
攻撃体勢を取る
「ツイントルネードオールスラッシュ!」
広げた両手から竜巻を発生させ
ドルバードへ撃ち込む
撃ち込まれた竜巻は障害になっている木々を
きり裂きながら進む
「アルベロ・キオダータ!」
ドルバードは片足をドンと踏み鳴らす
地面から針葉樹がラプルスに向かって次々と飛び出す
「そんな物で止められるか!オーバー!」
2つの竜巻はさらに成長する
「コレは道だ…インフェルノ・コルピーレ!」
ドルバードは握っている大剣を振りかざす
大剣は炎を吹き上げ斬撃を放つ
炎を帯びた斬撃は
ラプルスに向かって生やした針葉樹を燃やす
針葉樹が燃料となり斬撃の火力を上げる
斬撃と竜巻がぶつかり
巨大な炎の渦を形成する
「何て激しいぶつかり合い…」
アリシアは熱風で汗を流す
「コレで互角…いける…」
シエルは杖を刀に変える
「迅雷刀…」
複合魔法の電気魔法を刀に纏わせ
ラプルスを伺う
「それは電気魔法…私もサポートします
ウォーターダブルシューター!」
アリシアは2丁の銃を召喚する
「キキキ!アリシア嬢お呼びで!」
「チャチャチャ!我ら水鉄砲ブラザーズ!見参!」
アリシアは銃を手にして走り始め
ラプルスの左側から発砲する
ラプルスは咄嗟に後ろへ下がった
炎と竜巻のバランスは崩れ
炎が竜巻を食い荒らす
「次から次へと!エアープレッシャー!」
風魔法をアリシアへ放つ
ラプルスの後から潜んでいたシエルが現れる
「一閃 雷流閃斬!」
シエルの一撃がラプルスをきり裂く
「クソ!狙いはウィルか!」
ラプルスとウィルが切り離される
「ウィル!」
ドルバードは輝き
アルバートとドリアードと分離する
森の木々が離れたウィルを優しく包み隠す
「返せ!!それは僕なんだ!」
ウィルを失ったラプルスは魔力が無くなり始める
「こんな所で……」
ラプルスが座り込む
「コレは………まだ終わりじゃない!」
ラプルスの手にはウィルが使っていた
七つの宝石が埋め込まれた金のネックレスがあった
「現れろ!」
「まずい!アルバート!アリシア!
ラプルスはまだ何かする気だ!」
様子を見ていたシエルは2人に警戒させる
ラプルスの前に見知った顔が現れる
エドワード・ウォレン
「エドくん…」
「ここは…ラプルス…ウィルさんは?」
「アイツが…」
ラプルスはシエル達を指さす
エドワードが杖を咄嗟に構える
ドスッ
ラプルスは後ろからエドを突き刺す
「エド先輩!」
シエルの声が森に響く




