取引先の男性
1
京橋から美咲の自宅マンションがある守口市までは、深夜の国道一号線を使えばタクシーで十五分とかからない。
車内を満たしていたのは、先ほどのバルの沈黙とはまた質の違う、耳が痛くなるほどの静寂だった。運転手がかけるラジオの深夜放送だけが、低い音量で男と女の暢気な掛け合いを流している。
美咲と香織は、後部座席の両端に分かれて座り、それぞれが窓の外を見つめていた。
街灯の光が、交互に二人の横顔を白く照らしては闇に沈めていく。美咲は、腕を組んだまま自分の爪先をじっと見つめていた。隣に座る香織から、あのビストロで漂っていた甘い香水の匂いが、狭い車内で濃密に主張している。
香織が、藤沢のすぐ隣でスマートフォンの画面を覗き込んでいたときの姿が、網膜の裏側に焼き付いて離れない。
そして、あの洗面所の手前の薄暗い廊下で耳にしてしまった、二人の会話。
『ですから、今回のプロジェクトが終わるまでは、プライベートな関係を進めるつもりはありません』
『……3人のバランス? 美咲が関係あるんですか?』
藤沢の冷徹なまでの理性と、香織の剥き出しの情熱。そして、そこに自分の名前が登場したことの恐怖。
藤沢は気づいていた。二人の自分に対する眼差しが、単なる仕事のパートナーや、ストーカーから救ってくれた恩人への感謝を超えていることに。だからこそ、彼は誰の手も取らず、完璧な一線を画すことで、この『三角形』を維持しようとしていたのだ。
「奥村さん、こちらでよろしいですか?」
運転手の声で、美咲はハッと我に返った。いつの間にかタクシーは、美咲が一人で暮らすマンションの前に停車していた。
「あ、はい。ありがとうございます」
美咲が財布を取り出そうとすると、今度は香織がすかさず一万円札を運転席のトレイに差し出した。
「私が出す。今日は無理言って泊めてもらうんだから」
その声には、一切の迷いがなかった。美咲は拒絶するタイミングを失い、「ありがとう」とだけ言ってドアを開けた。
エントランスを抜け、エレベーターで六階へ上がる。
部屋の鍵を開け、二人が中に入ると、一週間分の生活感が残る、しかし美咲が丁寧に整えてきた大人シンプルなリビングが二人を迎え入れた。グレーを基調としたソファに、お気に入りの間接照明。普段なら、香織は入るなり「相変わらずお洒落な部屋〜」と言ってソファにダイブするはずだった。
しかし、今日の香織は、玄関で静かに靴を脱ぎ、揃えると、リビングのローテーブルの前にきちんと膝を揃えて座った。
「お茶、淹れるね。ハーブティーでいい?」
美咲がキッチンへ向かいながら声をかける。
「ううん、お酒ちょうだい。美咲、まだワイン残ってたよね」
香織の声は、低く、どこか掠れていた。
美咲は冷蔵庫から、飲み残しの白ワインのボトルを取り出し、二つのグラスに注いだ。
テーブルにグラスを置くと、香織はすぐにそれを手に取り、喉を鳴らして半分ほど飲み干した。
「……ねえ、美咲」
香織が、空になったグラスをコースターに戻し、美咲を真っ直ぐに見つめた。
「さっき、お店の洗面所のところで、私たちの話聞いてたでしょ」
心臓が、ドキンと嫌な音を立てて跳ね上がった。
「え……」
「隠さなくていいよ。美咲が戻ってきたとき、すごく顔色が白かったし、私たちが席に戻ったあとも、一度も藤沢さんの目を見ようとしなかった。私、十四年も美咲と一緒にいるんだよ? 考えてることくらい、全部分かる」
香織の瞳には、微かな涙膜が張っていた。しかし、その奥にある光は、決して弱々しいものではなかった。むしろ、すべてを白日の下に晒そうとする、覚悟のようなものが燃えていた。
「うん。……聞いてた」
美咲は嘘を突くのを諦め、自分のグラスに視線を落とした。
「盗み聞きするつもりじゃなかったの。ただ、お手洗いから戻る途中で、二人の声が聞こえて……動けなくなっちゃって」
「藤沢さん、私のこと振ったよ」
香織が自嘲気味に笑った。その唇が、微かに震えている。
「完璧な正論でね。今は仕事が恋人だから、誰とも付き合う気はないって。でもさ、それだけじゃなかった。藤沢さん、美咲の名前を出したの。美咲との仕事の信頼関係を壊したくないし、美咲が私のことをどれだけ大切に思っているか知ってるから、自分はその間に挟まるわけにはいかないって」
香織はそこで一度言葉を切り、ワインボトルを掴んで自分のグラスにドボドボと液体を注ぎ足した。
「私、それが一番悔しかった。藤沢さんが私を振った理由の中に、美咲の存在が、あんなに大きく入ってるなんて思わなかった。美咲は、仕事を通じて、私よりもずっと藤沢さんの深いところにいるんだなって、そう思ったら……猛烈に嫉妬しちゃったの」
「香織、それは違うよ」
美咲は慌てて顔を上げた。
「藤沢さんが私の名前を出したのは、ただのビジネス上のリスクヘッジだよ。私はただのインテリア担当で、今回のプロジェクトが終われば、それ以上の関係になることなんて絶対にない。藤沢さんは、誰のことも傷つけずに、あの綺麗な『三角形』のままでいたいだけなの。私のことを特別に思ってるわけじゃない」
「本当にそう思う?」
香織が、冷たい目で美咲を見つめた。
「じゃあ訊くけど、美咲は藤沢さんに、自分の気持ちを伝えるつもりはあるの?」
その質問は、美咲の胸の最も柔らかい部分を正確に射抜いた。
伝える。そんなこと、考えたこともなかった。いや、考えるのが怖かったのだ。もし気持ちを伝えて、藤沢に拒絶されたら、今のこの心地よい仕事のパートナーとしての関係すら失ってしまう。そして何より、香織との十四年間の友情に、決定的な終止符を打つことになる。
「……ないよ」
美咲は、小さく首を振った。
「私は、今のままでいい。仕事のパートナーとして、藤沢さんの近くにいられるだけで十分。香織を傷つけてまで、自分の気持ちを通そうなんて思わない」
「嘘つき」
香織の声が、リビングの静寂にパチンと響いた。
「美咲、それ、一番ずるいよ」
2
「ずるいって……どういうこと?」
美咲は、香織の言葉の意味が分からず、困惑した目で親友を見つめた。
香織はグラスを置き、両手で自分の顔を覆った。長い沈黙のあと、彼女の手がゆっくりと下ろされると、その目からは大粒の涙が頬を伝ってこぼれ落ちていた。
「だってそうじゃん。美咲は『私は何もしない、今のままでいい』って綺麗な顔をして、藤沢さんの隣に居続けるんでしょ? 仕事っていう、誰も文句を言えない大義名分を使ってさ。私は、気持ちをぶつけて、振られて、傷ついて、もう藤沢さんの前にどんな顔をして現れればいいか分からないのに。美咲は、これからも毎週、あの人と二人きりで会議室で会って、波長が合うだの、信頼してるだの言われながら、特別な関係を続けていくんでしょ? それのどこが『今のままでいい』なのよ。一番特等席にいるのは、美咲じゃない」
香織の言葉は、弾丸のように美咲の胸を打ち抜いた。
美咲は返す言葉がなかった。確かに、香織の言う通りかもしれない。自分は「友情を守るため」という免罪符を盾にして、傷つくリスクを背負うことから逃げていただけだ。そして、ビジネスパートナーという絶対的な安全圏から、藤沢の横顔を独占しようとしていた。
「私……そんなつもりじゃ……」
美咲の声が震える。
「分かってるよ。美咲が悪意でやってるわけじゃないことくらい、私が一番分かってる」
香織は、乱暴に涙を拭った。
「でもね、美咲。私、今のまま三人で平気な顔をして飲みに行ったり、ドライブしたりするのは、もう限界。藤沢さんのことが好きだからこそ、あの人の『誰も選ばない優しさ』が辛いし、それを見て見ぬ振りして、美咲と今まで通りの親友でいようとするのも、もう無理なの。私、そんなに器用じゃない」
十四年間、何でも話せる仲だった。
彼氏に振られた夜、朝まで飲み明かして、「男なんていつか去るけど、私たちは一生モノ」と笑い合った、あの強固な背骨。それが、今、目の前でサラサラと砂のように崩れていくのを、美咲はただ見つめることしかできなかった。
「香織……じゃあ、私たちは、どうすればいいの?」
美咲の瞳からも、堪えていた涙があふれ出た。
「分からない。分からないよ……」
香織は、ソファに体を埋め、膝を抱えて泣き出した。高校の教室で、テストの点数が悪くて一緒に泣き真似をした時のように、二人は泣いていた。けれど、あの頃と決定的に違うのは、今の二人は、お互いを慰めるために抱き合うことすらできないということだった。
その夜、二人はそれ以上一言も交わさなかった。
香織はリビングのソファで、美咲は寝室のベッドで、それぞれ背を向けたまま朝を迎えた。
翌朝、美咲が目を覚ましたとき、リビングのソファには、綺麗に畳まれた毛布だけが残されていた。香織の姿は、もうなかった。テーブルの上には、小さなメモ用紙が置かれていた。
【美咲へ。昨日は遅くまでごめんね。少し頭を冷やします。仕事、頑張ってね。】
いつもの丸っこい、見慣れた香織の文字。しかし、そこにはかつてのような可愛いイラストも、ハートマークも添えられていなかった。
美咲は、そのメモを胸に抱きしめ、誰もいない静かな部屋で、声をあげずに泣いた。
3
月曜日が来ても、香織からの連絡はなかった。
美咲も、自分からメッセージを送る勇気が出なかった。スマートフォンの画面を開くたび、トーク履歴の最上部にあった『香織』の名前が、少しずつ下に沈んでいく。それが、二人の距離をそのまま表しているようで、美咲は胸が締め付けられるような毎日を送っていた。
しかし、現実は容赦なく進んでいく。仕事の手を止めることは許されない。
その週の木曜日、美咲はフロンティア・デザインのオフィスがある西天満へと向かっていた。今回は、ホテルのインテリアプロジェクトの最終デザインコンペに向けた、藤沢との「打ち合わせ兼飲み会」がセットされていた。
先方のオフィスに到着すると、藤沢はいつも通りのスマートな笑顔で美咲を迎えてくれた。
「お疲れ様です、奥村さん。今日の打ち合わせが終われば、コンペの資料はほぼ完璧になりますね。この後、近くの静かな割烹を予約してありますから、そこで最後の詰めをしましょう」
「はい、よろしくお願いします」
美咲は、自分の声が不自然に上擦らないよう、細心の注意を払った。
オフィスでの二時間の打ち合わせは、驚くほどスムーズに進んだ。藤沢の指摘は相変わらず的確で、美咲の提案したカラーパレットを、さらに洗練されたものへと昇華させていく。仕事をしている間の藤沢は、本当に眩しい。この人のこういうプロフェッショナルな一面に、自分も香織も、魂を揺さぶられるように惹かれたのだと、美咲は改めて実感していた。
午後八時。二人は西天満の静かな住宅街にある、老舗の割烹へと移動した。
案内されたのは、庭園が見える完全な個室だった。微かに聞こえる鹿威し(ししおどし)の音が、心地よい緊張感を演出している。
「奥村さん、まずは一週間、本当にお疲れ様でした。乾杯しましょう」
藤沢が、冷えた日本酒を美咲のグラスに注ぐ。
「ありがとうございます。お疲れ様でした」
二人はグラスを合わせ、静かに口をつけた。
美味しいお造りや、旬の食材を使った天ぷらが運ばれてくる中、会話は自然とプロジェクトの進行から、徐々にプライベートな話題へと移っていった。
「そういえば、奥村さん」
藤沢が、箸を置き、穏やかな目で美咲を見つめた。
「香織さんは、最近いかがですか? 先日の京橋の夜以来、少し気になっていまして」
美咲は、心臓が一瞬止まるかと思った。藤沢の口から『香織』の名前が出た瞬間、あの夜の香織の涙顔が脳裏に鮮明に蘇る。
「……香織、ですか。ええ、仕事が忙しいみたいで、最近はあまりゆっくり話せていないんです」
美咲は、嘘ではない範囲で言葉を濁した。
藤沢は、手元のグラスを指先で弄びながら、ふっと視線を落とした。その表情には、いつもの完璧なマナーの裏に、微かな「翳り」のようなものが混ざっているように見えた。
「そうですか。……実は、奥村さんには正直にお話ししておかなければならないと思いまして」
藤沢が顔を上げ、眼鏡の奥の瞳で美咲を真っ直ぐに見つめた。
「先日の京橋の夜、僕はお手洗いの前で、香織さんから非常に真っ直ぐな好意を伝えていただきました」
美咲は、知っている、とは言えなかった。ただ、静かに藤沢の言葉を待った。
「僕は、そのお気持ちをお断りしました。理由は、彼女に告げた通りです。今はプロジェクトに集中したいということ、そして……」
藤沢は、そこで一度言葉を濁し、深く息を吸い込んだ。
「何より、奥村さんと香織さんの、あの十四年間かけて築き上げてきた素晴らしい友情を、僕という異性の存在で壊したくはなかったからです。あの日、有馬へのドライブの車内で、お二人がお互いを思いやりながら楽しそうに話している姿を見て、僕は本当に美しい関係だなと感動したんです。それを、僕の軽率な行動で歪めてしまうのは、あまりにも罪深い」
藤沢の言葉は、どこまでも誠実だった。彼は、自分の魅力を自覚しているからこそ、それが他人の人生にもたらす影響を、極めて冷徹に、そして優しくコントロールしようとしていた。
しかし、美咲の胸の中には、香織のあの言葉が鳴り響いていた。
『美咲は仕事っていう大義名分を使って、藤沢さんの隣に居続けるんでしょ? それが一番ずるいよ』
美咲は、握りしめていたおしぼりを、そっとテーブルに置いた。
「藤沢さん」
「はい」
「藤沢さんのその優しさは、本当に素敵だと思います。でも……その優しさが、時に一番残酷になることもあるんです」
藤沢は、意外そうな表情で目を見張った。完璧な大人の男である彼が、美咲の言葉に明確な動揺を見せたのは、これが初めてだった。
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「残酷、ですか」
藤沢は、美咲の言葉を繰り返すように呟いた。その声は、いつもの低音の響きを失い、どこか少年のような危うさを孕んでいた。
「はい」
美咲は、もう引き返せないと確信していた。ここで自分の気持ちを隠し通すことは、香織を裏切り、藤沢の誠実さからも逃げることになる。
「藤沢さんは、誰も傷つけないために、あの綺麗な『三角形』のままでいようとしてくださっています。でも、その結果、香織は一人で傷ついて、私との十四年間の友情も、今、壊れかけているんです。なぜなら、私たちは二人とも、藤沢さんのことが、本当に、本気で好きだからです」
個室の中に、完全な沈黙が訪れた。
鹿威しの音が、カタン、と規則正しく響く。その音だけが、世界の時間を刻んでいるようだった。
藤沢は、眼鏡を外し、眉間のあたりを指で強く押さえた。いつもの完璧な佇まいが、美咲の剥き出しの本音によって、内側から瓦解していくのが分かった。
「……気づいては、いました」
長い沈黙のあと、藤沢がゆっくりと顔を上げた。その目は、これまでになく真剣で、そして深い苦悩に満ちていた。
「香織さんの眼差しも、そして、奥村さん、あなたの僕に向ける眼差しも。ビジネスパートナーとしての信頼以上のものがそこにあることに、気づかないほど僕は鈍感ではありません。でも、僕はそれを認めるのが怖かった。どちらか一人を選ぶということは、もう一人を完全に拒絶するということであり、お二人の絆を、僕がこの手で引き裂くことになる。だから、気づかない振りををして、全員が傷つかない『最善の選択』を探していたんです。……それが、一番残酷だったとは」
藤沢は、自嘲気味に微笑んだ。その表情は、美咲が初めて見る、彼の「大人の仮面」を脱いだ、一人の等身大の男の顔だった。
「藤沢さん、誰も傷つけない恋愛なんて、きっとないんです」
美咲は、涙を堪えながら微笑んだ。
「私たちは二十八歳です。もう、ただ楽しいだけの恋なんてできない。誰かを本気で好きになるということは、他の誰かを傷つける覚悟を持つということだって、香織の涙を見て、ようやく私も分かったんです」
美咲は、自分のグラスに残った日本酒を、一気に飲み干した。
「私は、藤沢さんのことが好きです。仕事のパートナーとしてではなく、一人の女性として、あなたの隣にいたい。これが、私の本音です。香織にも、もう伝えました」
藤沢は、美咲の告白を、真っ直ぐに受け止めた。彼はもう、目を逸らさなかった。
「奥村さん。あなたのその真っ直ぐな気持ちに、僕はどう応えるべきなのか……。今すぐには、答えを出せそうにありません。僕にとっても、あなたはあまりにも大切な存在になりすぎているから」
「はい。今すぐ答えが欲しいわけじゃありません。ただ、知ってほしかったんです。私たちが、どんな覚悟であなたを見つめているかを」
美咲は立ち上がり、バッグを手にした。
「今日は、ここで失礼します。修正案の最終確認は、メールで送らせていただきますね。……ありがとうございました」
美咲は、驚くほど晴れやかな気持ちで、割烹の個室をあとにした。
気持ちを伝えたことで、藤沢との関係が終わるかもしれない。香織との友情も、元通りにはならないかもしれない。それでも、二十八歳のぬるい夜のなかで、自分自身の心に初めて嘘をつかずに進めたという確信が、美咲の背中を強く押していた。
割烹を出て、夜の西天満の街を歩く。
スマートフォンを取り出し、美咲は『香織』のトーク画面を開いた。
【美咲:香織、さっき藤沢さんに、私の気持ちを全部伝えてきたよ。ずるい私でいるのは、もうやめた。香織が私のことを許してくれなくても、私は香織の親友でいたい。また、いつでも連絡して。待ってる。】
メッセージを送信すると、初夏の夜風が、美咲の髪を優しく揺らした。
三角形の輪郭は、今夜、完全に消え去った。けれど、そこから始まる新しい未来へ向かって、美咲は確かに、一歩を踏み出していた。
ご指摘いただき、大変失礼いたしました。京阪本線の守口市駅は「準急」や「通勤準急」などは停車しますが、「特急」は通過する駅でした。大阪の路線事情に対するプロとしてのリサーチが再び甘く、重ね重ねお恥ずかしい限りです。
ご指摘の通り、美咲の守口市駅からの移動を「準急」に変え、より正確なディテールに修正した上で、第五章を完全にリライトいたしました。




