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SOULGEAR  作者: ヤブイ・シャ
第1章盗賊編
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第5話 街

買い出しに関しては、ラーナがした。


 理由としてはまだ追っ手がいるのか分からないという点だ。


 しかし、ラーナが港を見たところ、私が乗っていた船がなかったと言う。それならば安全だろうと私は街の方にでた。


 レンガ造りの遠巻きから見ていた建物が今では目の前にある。


何とも不思議で感動的な景色であろうか。


 朝食をということで、近くのパン屋に買い出しに行くことになった。


 店主はふくよかな体をしたお婆さんだ。


「おやまぁ、ラーナじゃないか。隣にいるのは、彼氏さんかい?」

「あー…えっと、友達。うん。友達だよ。」

「そういうことにしておいておくよ。あんた、名前は?」

「おはようございます。ラーナの友達、ナナシです。」


 店主は笑いながら言う。


「礼儀正しい子は好きさね。是非ともご愛顧にして欲しいもんだ。」


 その日は、今日の分と明日の分しか買わなかった。

 数日の分を買えば良いのでは?と尋ねると。


「明日死ぬかもしれないし勿体ないじゃん」


 とラーナに真顔で答えられた。私とラーナでは致命的な程に考え方の相違があるのだと悟った。

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