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第20話 デターミネーション
3階へ上がる階段を登る…
最後の1段を踏もうとしたその時である。
突然左から青い閃光が走り、目の前に着弾し、爆発した。私達は階段の下まで吹き飛ばされ、背中を打つ。
「痛ったぁ…」
階段の上から1人の男が姿を表した。
黒いスーツに黒いマントを羽織っている。
左手に握られているのは杖。右手に握られているのは刺剣。
「お客様。
如何なる御用ですかな?」
そう言うと、杖から青色の閃光が走り、軌跡を描きながら魔力のつぶてが飛んでくる。
私達は考える間もなく逃げ出した。
後ろから私達を追う音が聞こえる。
後ろから魔力の刃やつぶてが留めなく飛翔してくる。
私は後ろの様子を見ようと、振り返る。
魔力の刃が私の足に接近している。
避けなくては。
しかし、魔力の刃は早い。
避けきれない…!
すると、何かが私にぶつかり、何とか足が切断されるのを回避した。
一体何が…?
私は顔を上げた。
ラーナが地面を這っていた。
…ラーナの足首から先はなかった。
足首からはどす黒い血が止めどなく流れ続けている。
もはや逃走は不可能。
ヴィヴィリアがラーナの元へ駆ける。
私は男の前に立った。
覚悟を決めろ。
私がやらなくては行けない。
私がやるんだ。
私はナイフを構えた。




