私は帰ってきた!!
ア「どうしてでしょうか……一晩寝ていただけなのに4ヶ月ほど寝ていた気がしますザ・○ールドでも食らっていたような……」
作「メタな発言は控えてもらえますか?」
ア「……誰ですか?」
作「ん? あー……神様っぽい存在?」
ア「その発言は痛いですよ?」(すごく蔑んだ様な目)
作「ちょ!? じゃあ何って言えばいいのさ?」
ア「役立たずのノータリンでいいんじゃないですか?ほら、よく自虐してますし?」
作「君私が誰か分かっててやってない?」
ア「さぁ、何のことやら?」
作「主人公ってこんな子だったっけ?」
お久しぶりです、冒頭から下らないことをやっています。
相変わらず超スローペースでグダグダな作品ですが楽しんでもらえたら幸いです。
あ、それと今回から少し文章の書き方変わっています。
アドバイスなどあれば教えていただけると幸いです。
「はじめまして。 あたしは昨夜この村に来たトリート・ファーツと言う名前で一応医者だよ。 んでユアン君と君の養父になったロート君の先生に当たる人物かな」
「え? フィさんとユアンさんの先生? ……あれ、フィさんって確か40歳超えてるからそうなるとおば……ひっ!?」
「ん~そんな怯えた顔しちゃってどうしたの~? トリートおねいさんに何があったのか教えて欲しいなぁ~」
今……今確かにある言葉がチラっと頭の中をよぎった瞬間に悪寒を感じた……いや、あれは悪寒なんかじゃない、殺気というものか?
……うん、あの言葉は封印した方がよさそうだ。
「な、なんでもないですよ。 えっとぉ……はじめましてトリートおねいさん。私の名前はアリス・ロートです」
「所でトリートおねいさんはユアンさんと同じような技術派遣組みの一人ですか?」
「ん? 違うよ、あたしは唯の一般市民の旅人だよ」
……唯の一般市民の旅人って……それって一般市民って言うのかな、旅人でしょ? まぁそれはそうとここに軍と関係ない人がいると色々おかしくなるんですが?
「……今この地域は伝染病疑惑やら魔力溜りやらで軍が封鎖してると思うのですが……どうやってここまで来たんですか?」
そうです、この地域は最初の伝染病問題やらそれが本当は魔力溜りだったり、その魔力溜りで魔物問題が起きていたりと……ぶっちゃけサンティール王国からしたら大問題地域となっていて、軍が調査しに来るとかそういうレベルになっています。
最初の伝染病問題などでこの地域にはほぼ人がいなくなり、王国はこの地域を封鎖しているので……軍人やそれに准じる人以外がこの地域に入るのは難しいと思うのですが……
「そりゃ~歩いてだけど? あ、魔物に追われたときは走ってたっけ……」
「聞きたいのはそういうことじゃないんですけど……」
「アリスちゃん……若い頃からそんな細かい事気にしてたら女性でもホルモンバランス崩れて剥げるよ?」
「剥げるのは嫌です!!」
「そうだよねぇ……だから七歳らしくしておいた方がいいよ、とりあえず今はもう休んでおきなさいな」
そう言うとトリートさんは私をいつの間にか寝かしつけていた……あれ? 何時の間にこうなった?
「一つだけ教えてあげる……私の目的はあなたよ、それじゃお休み~」
それだけ言うとトリートさんは手を振って部屋から出て行った……はぁ!? 結局あの人が何なのかわからないまま爆弾だけ置いて言った感じなんですけど!?
何だかもう全然分からない、こう言う時は……寝よう!
考えるのが面倒になった私は再び夢の中に旅立つ事にした。
◆◇◆
はい、おはようございます!
起きたら窓の外は夜だったよお昼に一度起きたけど倒れてからの寝ていた時間は合計24時間超えていると思うんだ……
そして体調はばっちり、アリス・ロートは完全復活いたしました!
つまり何が言いたいかと言うと……今から寝るの無理! それにお腹も空いた!
と言うわけで朝食……いえ、夜なので夕食ですね、を貰いにいきましょう。
……肉じゃないよね?
そして軍の拠点の建物にご飯を貰いに行った。 ……今日は静かですね、何かあったんですかね?
建物に入るとそこには普段騒がしい面々が誰もいなかった……うん、誰もいないんだ。 ここ軍の仮にしろ拠点でしょうに誰もいないって大丈夫なのかね?
そう思って部屋を見ていると先日は無かった物があった。
― 治療室 ―
……これがあるって事はトリートさん一般人じゃなくてばっちり軍医じゃないのかな? となると後続隊が来たということかな、そうなると軍の事情とかで他の人たちがいないだけなのかな?
考えても仕方ないしこの部屋に入ってみましょうか、多分トリートさんがいるのかな?
そんな事を思いながらその治療室に入るとそこには前世の記憶にある医療機器に似た何かがたくさんありパロゥさんがそこで寝ていました……パロゥさんもぶっ倒れてた? おお~もしかしてお仲間かな?
私は周りの異質な状況など考えずにパロゥさんに近づいていきました。
「……え? 何……これ?」
近くで見たパロゥさんはほぼ全身包帯姿のボロボロで……あるべき左腕がなくなっていました。
親しくなった人物のあんまりな状態に私の思考は追いついてこなくなりました。
どうするべきか分からずに周りを見ると、先程は気にしていなかった医療機器の様なものは全てパロゥさんに繋がっていました……いえ、これは医療機器の様な物じゃなく医療機器そのものなんですね。
周りを見れば見るほど私にはこの空間がありえない異質な物にしか見えなくなっていきました。
「何なんですか……これは?」
今この状況の意味が分からず私は得体の知れない何かから逃げるようにこの部屋から退室しました。
パロゥさんの状態は只事ではない……この村にいる中でパロゥさんは何だかんだで一番強かった、そのパロゥさんがこんな状態になっている、一体何が起こった? ユアンさんや他の人たちは無事なのか? あのトリートという人物は何者だ? この村で何が起こった?
私は村の状態を確認しようと軍の拠点から出たところで何かにぶつかった。
「ぷっ!?」
変な声を上げて尻餅を付くことになった……何気に勢いがあったらしく結構痛い。
「アリスさん? 何で出歩いているんですか?」
「見つけた!! ご飯持っていったらいなくなってるし、病み上がりなんだから勝手に出歩いちゃ駄目でしょう」
そこに立っていたのはユアンさんとトリートさんでした。
どうやらユアンさんやトリートさんとすれ違いになっていたようです……それよりもこの二人ならパロゥさんのことや村のことも分かるはずです。
「ユアンさん何があったの……パロゥさんが酷い状態になってるし……えっと隊員さんたちに会わないし……えっとなんだっけ」
あれ? 聞きたいことや知りたいことがあるはずなのに……何を聞けばいいんだっけ? 何を知ればいいんだっけ?
何故か私は状況についていけずに混乱していて……私は何をするんだっけ?
「アリスさん少し落ち着いてください。 事情はちゃんとお話しますから」
「……そこのお二人、とりあえず部屋に戻りましょうか」
私はユアンさんとトリートさんに自分の家に連行されてそして昨夜の出来事について説明を受ける事となりました。




