嫌な予感って言うのだけはよく当たるんですよね
うん、自分の語学力の無さとあほさ加減に頭を抱えたい。
正直コレで理解できる人がいるのかどうか自信が無い……というよりどう伝えたらいいのか自分でも分からなくなってきた。
そんな迷走中の迷走中な本作品……誰かアドバイスを……そんな状態です。
あ、それと後今回多分残酷な描写が入っていますのでご注意を。
それではこの作品を楽しんでくれる方がいれば幸いです。
起死回生の罠を発動するためのスイッチが壊れた。
「ふぅ、短い人生だったなぁ」
「ちょ!?トリート先生この場で最年長が何言ってるんですか!?」
「最年長!? って、諦める前に何か考えてくれや!!」
油断なく魔物と対峙はしているんですが……余りの事に最早現実逃避状態、実際のところ起爆スイッチを直す余裕なんてありませんし死なばもろともの感じで爆弾を直接起爆させにいったとして多分起爆させる前に魔物に殺されるのが落ちです。
この状態を打破するための手段として爆弾で無理矢理罠を発動させるつもりだったんですがそれができなくなりましたかぁ……で数秒で別の安出せと? 無茶な……
「颯爽と助けに来た人物が余計な状況を作るとかどうするのよ……そもそもあの鉄の塊って何よ?」
「杭打ち機だな、本来ならもっとでかくて地盤などをぶち抜くための重機だ」
「それを小型化したんですがそれでも重量100kgオーバー……アレをぶん投げるとか人間じゃないと思います」
「……ねぇ、地盤ぶち抜ける威力ならそれ真下に向けて打てば30t以上の衝撃位出るんじゃない?」
「「…………それだ!!」」
方針は決まった、後はそれをどう実行するかだ。
やる事はまず杭打ち機を使える状態にすること。 見た感じどう考えても使用済み、故にまず杭を射出できるように再装填と杭を射出するための火薬を交換する事だ、加熱装置への魔力充電はいらない、今回必要なのは30t以上の衝撃を叩き出せれればいいのだから。
火薬の交換はケースの入れ替えで出来るので5秒何とかできるはず、ただ杭の再装填はクランクでの巻き戻し……どんなに早くやっても7秒ほど掛かってしまう。
だが問題はここからだ、杭打ち機を地面と垂直にし固定しないといけない……何が問題かって? 重いから垂直まで持ち上げれるかって事ですね、パロゥ隊長はどう考えても魔物の牽制してもらわないといけないでしょうから……やれるか分からないがやるしかない状況ですか。
「パロゥ隊長……30秒位持たせられます?」
「自分より強い相手に3対1で30秒持たせるのか……やれなきゃ死ぬだけだな」
「ではお願いします。 トリート先生はこの装置のクランクを兎に角右回ししてください!!」
「はあ? 説明もなしにいきなり!? あ~もう、やればいいんでしょ!!」
トリート先生から文句は出ましたが、もっともやらないという選択肢は無いのでボクとトリート先生は杭打ち機の装填に入りました。
後はパロゥ隊長がどれだけ持たせられるかですが……普通に考えたら一秒持たないんですよね、それを30秒持たせてくれとか、自分で言っておいて何ですが出来るわけが無いと思っていました。
ただ予想と反して魔物達はパロゥ隊長を攻落とせませんでした。
予想外の登場の仕方をしたパロゥ隊長ですが魔物達は取るに足らない存在と考えたのか単調な攻撃を繰り返しているようです。
そのおかげかパロゥ隊長は魔物の攻撃を避け続けられているようです。
しかし相手もずっとそのままな訳がありません、こちらが装填し終わり立脚させようとする時場の動きまが変化した。
魔物達の苛烈化した攻撃をパロゥ隊長は捌ききれずに左腕が食いちぎられたのだ。
「ぐぬうぅぅ!!」
「パロゥ隊長!?」
「余所見すんな!!」
思わず声を掛けてしまった事にパロゥ隊長から叱責が来ます。
確かにこんなことで時間を掛けていい分けがありません。
「トリート先生次は杭打ち機を垂直に立たせます!」
「言わなくてもいいから早くなさい!!」
「「せーの!!」」
この準備が出来れば後は退避するだけ……
◆◇◆
魔物が襲い掛かってくる。
人間にはほぼ見えない動き。
勘でその場から動く、風きり音がすぐ傍で聞こえる。ギリギリ避けれたようだ。
だが一回だけじゃない、敵は三倍、身体能力も向こうが上でそれに物を言わせて突っ込まれていたらどうにもならなかった。
だが魔物は何故か的確にこちらの急所ばかりを狙ってくる。
だから俺のやることはその急所の攻撃を避けるだけ……むしろそれくらいしか出来ない。
魔物の動きはほぼ見えないのだ、それを勘だけで避けれているのだから運がいいとしかいえない。
どうにも体勢的にどうにもならないときは武器をねじ込めるならねじ込んで何とかする。
出来なかった時?……考えたくねーな……
その時魔物の動きが変化した。
目で追えないほど早くなり武器を弾かれ左腕を食いちぎられた。
「ぐぬうぅぅ!!」
「パロゥ隊長!?」
「余所見すんな!!」
経験したことの無い激痛が襲う。 しかしだからと言ってのた打ち回れるわけではない、今ここでそんな事をすれば死に繋がる。
俺は痛みを気合で無視し魔物を見据える、もっともだからと言って反撃できるわけではない。
出来る事など死なないように魔物の攻撃を避け耐えるだけだ。
しかし魔物の狙いが急所だけじゃなくなった。
それこそこちらを消耗させる為の攻撃も織り交ぜられる。
左腕にダメージが入ったことから更に攻撃が苛烈になる。
左腕以降致命的なものは運よく勘で受けずに避けれているがそれもすぐに限界が訪れるだろう。
そう思っているときだ……
「パロゥ隊長準備終了です。 退避してください!」
ユアンの旦那から準備終了の知らせが来た。 しかもユアンの旦那は俺と入れ替わろうとしているのだろう……だがそれは駄目だろう、その行動に意味は無い。
俺は自力で後退など既に出来ないほど消耗しているのだから……
「旦那がさっさと退避しろ、こっちは何とかする!」
「ですが!!」
「そこの人旦那連れてさっさと退け!!」
「……分かった、いくよユアン君」
ユアンの旦那の隣にいた女性は喚く旦那を引きずりながら素早く退避していった……あの人旦那より強いな。
さて、旦那の事だから杭打ち機は俺が退避出来るだけの時間差で発動するように仕組まれたのだろう……それを考えたらどうやったって失敗するだろうに。
こんなとこで死ぬつもりなんて無かった……だが死んででもこいつらを止めなきゃ仲間が全滅するだけだ。 だから足止めをすると決めた時に死んでしまう可能性もあるのは理解していた……だからまぁ、これはしょうがない……
俺の今やるべき事は時間までこいつらをここに留めて置く事……後は……知らん!!
「後数秒付き合えよお前ら……」
魔物は尚も俺に向かい攻め立てる、だが俺は倒れん……これは俺の意地だ! やると決めた俺の意地だ!!
そんな気迫の所為だろうか魔物が怯んだ……だがその中の一体が目標を俺から変えてユアンの旦那達に向いた。
そいつは駄目だろうが!! それをさせないために今俺がいるんだ!!
ユアンの旦那達に向かった魔物のラインに武器と体を無理矢理ねじ込ませる。
魔物はそんな俺には気にも止めずにぶつかってきた。
俺はそれをまともに受けてしまった。
腕や足が嫌な音を立てる……そして俺の体は物理法則に従い吹き飛ばされた。
もしかしてあの魔物は俺を排除するためにこの行動をとったんだろうかね? まぁだとしたらもう分かっちゃいたが知恵もよく廻るな。
俺の状況を他の魔物も瞬時に判断したのか全てがユアンの旦那達に向いた……だが……
「だが数秒は経った、終わりだ……」
俺の声が誰に聞こえているか分からないが既にそこに地面は無く、その上にあったものは全て暗闇の中に飲み込まれていった。




