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ほのぼのお仕事  作者: まひろ
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素材集めしたいです

お待たせしました。

こんないいかげんな作者の拙い物ですが楽しんでいただけたのなら幸いです。

 ユアンさんと一緒に何故か堀を掘ってるパロゥさんの所に向かいました。


「気合を入れて引っこ抜かんかぁぁぁ!!」


「「「「「オオォォォオオォーー!!」」」」」

 …………あれは一体何をしているんでしょうかね?

 堀を掘ってると聞いていたんですが……あれはどう見ても木の根っこを引っこ抜いていますね。

 堀を掘るのに何の関係があるんですか!!?


「「「「「「ヌウウゥゥゥオオオォォォォォオォ!!」」」」」」


 ― ぼごおぉぉぉ!! ―


 …………彼等は……本当に何者なんでしょうね、6人いれば幹が直径70Cm位ある木の根を引っこ抜けるものなんですかね?

 私だったら100人いても抜けないんですが?

 木の根を引っこ抜き、休まず次の作業に入ろうとしてます。すさまじいですね……あ、こちらに気付いたようです。


「おう!譲ちゃんとユアン殿、こんな所に何のようだ?」

 パロゥさんはこちらの方が素らしく、こういう土木関係の仕事をこなす時やプライベートではすごく砕けたしゃべり方になるんです。


「私は罠製作についてちょっと相談したい事があって……そういえば、ユアンさんは何かあったんですか?」

 そういえば、なぜユアンさんはついて来たのでしょうか?場所を教えてもらい一緒に来てしまいましたがユアンさんの理由は聞いてませんでしたね。


「ボクはボクで報告する事があるんですよ、まぁ急ぎじゃないのでパロゥさんを待ってたわけですが、どうせならついでと思いついて来ました、なのでお先にどうぞ」

 どうやら報告をするために戻ってきていたようでした。

 なら私のほうの要件は簡潔にしますか。


「それなら、私の要件はトラップを持ってきたので何処に設置するのかと言う件と、『魔物』の素材が枯渇してしまったので何とかして素材を入手できないのかと言う件です。通常のもので作った場合『魔物』相手だと役不足なので……」


「ふむ、なら設置場所には今から向かうか……それにしても素材の枯渇で『魔物』用の罠を作るために『魔物』を倒すか……こういうのなんていったかな?」


「石が流れて木の葉が沈む……でしょうか?」


「それは何か違うと思うぞ……」


「無茶を言ってるのは分かるので、手にはいった時などは教えて欲しいのです」


「譲ちゃんの件は了解した、とりあえず普通の罠を作ってくれ、『魔物』用じゃ無くても無いよりはマシだろう、してユアン殿の報告とは?」

 私の話すべきことは終わりました。

 とりあえずは、素材が手に入るまでは言われた通り通常性能の罠の作成でもしますか。

 そして話はユアンさんに移りました。


「ボクのほうは魔物討伐の依頼ですね……なんてタイムリー何でしょうね?」


「「はぁ?」」


「実は倒さないと不味いモノが『魔物』になっている形跡を見つけましてその報告です」


「倒さないといけない『魔物』なんているんですか?」


「はい、放っておくとこの森の全ての生物が滅ぼされる可能性があります」


「ちょっ!?大事じゃないですか!!?」


「はい、大事なので報告に来たんですよ」


「ユアン殿、その『魔物』はどんな魔物なんですかい?」


「その『魔物』は巨大な『蜘蛛』です」

 ユアンさんが言うにはこの蜘蛛の魔物、身体能力だけなら普通の魔物と特徴はそう変わりないらしい。

 問題はこの蜘蛛型の使う糸らしい、この蜘蛛、出す糸の強度は通常の蜘蛛の糸より細い糸が出せてその細さは1/10以下で通常の蜘蛛の糸の約10倍の強度らしい、そして蜘蛛の魔物はこの蜘蛛の糸を特殊な形で編み込み一本の蜘蛛の糸として完成させ、その糸を通常の蜘蛛のように使うらしい。

 そしてこの編みこまれた蜘蛛糸、太さはワイヤー位にまでなるまで編みこまれ、そうして出来た糸は大概のものは切り裂けるし、切られる事がないらしい。

 さらにこの糸は透明で見分けるためには水などの液状のものが付着する位しか判別不可能らしい。

 まさに自然界のトラップキングにして放っておくと縄張りを拡大させていき森中にこの蜘蛛の糸のトラップだらけになると言うことだ。


「……ユアンさん、それどうやって退治すればいいんでしょうか?」


「普段ならこいつの生息地帯丸ごと焼き払うが一番なんですが……今回それをやっちゃうと自分らにも甚大な被害があって従来のやり方を取れないんです」


「しかしユアン殿、今の話だとこちらの戦力も足りなければ装備も不十分だ、どうやっても現状それを何とかするのは不可能だ。俺は部下を無駄死にさせるわけにはいかん」

 そうなのです、現状こちらの人手も装備も不足していてとてもこの蜘蛛を相手に出来るような状況じゃないんです。この相手は縄張りからほとんど出ずに縄張りを拡大させていくような相手なのでもし倒すなら相手の縄張りまでこちらが行かないと行けませんし……さてどうすればいいんでしょうね?


「はい、なので何とかしようと思います。アリスさん、今度は武器……作って見ませんか?」


「…………え?ここで私?」

 なにやら白羽の矢がまた刺さりました。

 ん~……その作業、残業手当とか出るんでしょうかね?







 


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