表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ほのぼのお仕事  作者: まひろ
19/35

お仕事開始!?

本日二本目……今日は後一本は出せれれば出したいかも。

このような拙い作品でも楽しんでいただけたら幸いです。

 はい、あれから十日ほど経ちました。

 あの時は、あの後皆で入り口の片付けをすることとなり、フィさん達の出発は一日遅れました。

 私はさすがにあの時は怒られ、正座三時間という罰を受けました。

 え?片付けは手伝わなかったのかって?……不思議ですね私が手伝うと余計に汚くなるんですよね、どうしてでしょうか?

 とまぁ、フィさんが出発する時そんなトラブルがあった以外はここ一週間は平和そのものですね。

 ……平和と言うだけで暇ではありませんが、どちらかと言うと忙しくて大変です。

 人数が増えたがために村のバリケードを拡張してるんです。

 今まではフィさんと二人での生活だったので、村にバリケードを張っていたと言っても自分達の生活圏以外はお座なりだったんですよね……ですが今回、一時的にしろ人数が増えたことにより生活圏の拡大をしなければならず村をさらに大規模に改造中だったりします。

 意外と言っちゃいけないんですが……パロゥさんとユアンさんが思いのほか優秀で、二人の指揮の下着々と村が軍事拠点みたいになっていきます。

 ぶっちゃけ、私とフィさんが戻ってきた時、生活できる場所があれば好きにしていいですよって言ったら本当に好き勝手村を改造しはじめた時はどうしようかと思ったんですが、私の持ち物でもないから気にしないことにしました。

 それに、この改造や工事、むしろ私にとってはプラスになることがあったんです。

 私の作った罠を見たパロゥさんとユアンさんなんですが、思いのほか作ったものの出来がよかったらしく、拠点防衛用に作ってくれと言われたんです。

 しかもお手伝いとしてではなく、正式にお仕事としての依頼にするらしく、ちゃんとお給料が出るそうなんです。

 何も無いこの村でお金が意味あるのかは別としても無いよりはあったほうがいいと思うのです。

 なので家計を助けるべく今日も私はお仕事で防衛用の罠を製作するんです。

 

 そして現在、私は私が最近使っている工房にいます。

 この工房の場所は私の家のお隣さんの家を改築したものだったりします。

 お隣で、二階建てのちょっと大き目の家だったので工房にするには丁度よかったんです、当然改築したのはフィさんですよ?

 一階は物資置き場で二階が工房になってるんです。

 そして今日も罠のパーツを作り終えて後は設置場所で組み立てるだけ……なんですが、どうしましょうね、そろそろ素材がなくなってきてるんですよね、あの時の『魔物』四匹の素材はほとんど使っちゃったので、そろそろどうにかして補充しないといけないんですよね。

 ただ、フィさんみたいに単独で『魔物』を相手になんかできないんですよね私……パロゥさん達に相談して見ますか。

 私は罠のパーツをまとめパロゥさん達が使っている拠点の建物に向かいました。

 徒歩で5分もあれば着いちゃうんですがね。



◆◇



 ― カロンッカロンッ ―

 

 私はパロゥさん達が住んでいる建物の呼び鐘を鳴らします……鐘なんですよ、これ鳴らすのも結構大変なんです。

 パロゥさん達が拠点に使っている建物はこの村で一番大きかった村長が住んでいたの家です。

 すさまじい突貫工事で元の外見はたった一週間でなくなっているという……周りが森なんで加工などができれば資材に事欠かないとはいえ、こんだけ早く物事を進めると言うのはこの軍人さん達も大概チートくさいです……まさか普通人間が転生してチートだわっしょいとやろうとしていた私しかいないとかどういうことでしょう?

 まぁいいです、それよりも……なぜ軍事拠点にするといった場所に見張りの一人もいないのだろうか……ここの村って私以外軍関係者しかいませんでしたね、それに理由はわかっているんです。今パロゥさんたちは圧倒的に人手が足りない中滅茶苦茶忙しく働いてるんです……主に土木工事で……ホントにパロゥさんたち軍人なんですかね、どっかの土木建設会社の社員とか言われたほうが信憑性が……あ、忘れてましたがこの国って王様自ら炭鉱に掘りに行くくらい無茶苦茶な国でしたね……この国からすれば彼等って異常じゃないのかも……

 ちなみにですが、パロゥさんたちは超肉体派です。ちょっと前に蒸気機関式の重機とかあれば便利じゃないの?と聞いたことがあるんですが、あんなもん王都から運んでくるより俺等がやったほうが早いとの返事を貰いました。

 最近だと村の外周に堀を作り始めたんですけど、それに携わっているのは5名だけなんですよ……にもかかわらず滅茶苦茶早い、すごい速度で堀ができていくんです……ここにいる軍人さん皆びっくり人間なんでしょうか?

 などと考えていると人が出てきました、ユアンさんです。


「こんにちわアリスちゃん、今日の依頼分かな?」

 ユアンさんが出てくるのは珍しいですね、最近はよくお出かけしていて村に居ないことが多いのです。


「お久しぶりです、こんにちわ、依頼分もですが、ちょっと相談したい事が……」


「ボクが聞いても問題ないことですか?」


「多分ユアンさんにも聞いてもらわないといけないことですね」


「ふむ、ならパロゥさんの所に出向きましょうか、今日俺は堀を掘ってるから用があればそこに来てくれとのことですので」

 ユアンさんがそう言ってきました。

 どの道私も罠設置のために外に出るつもりでしたので都合がいいですね。


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ