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ほのぼのお仕事  作者: まひろ
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何かが爆誕した!!

本日五つ目になるのか?

こんな拙い物でも楽しんでいただければ幸いです。

「フィさん……ここからいなくなるの?」

 私の声は驚くほど震えている声でした。

 いなくなる、その言葉だけで不安や恐怖が押し寄せてくるのです。

 

「そうだな、もともとは私は王都に行って仕事があるしこの村の事も国王のエディル王に報告しないといけないからな」

 フィさんの返答はここからいなくなると言うのを肯定するようなものだった。

 ……分かってた事でしょうアリス!

 この人は、なぜかここにたまたま来ただけでここに居続ける事はないということが、だから最初私は一人で生きていく事を考えていたんでしょうが!たった二日かそこらでこんな風になるとは情けない!


「そう……ですか、ではもうお別れですね、後はこの村で一人残りの余生を過ごします、今までありがとうございました」(ぺこ)

 ちょっと辛くなっちゃいましたが一人で生きていくのは問題ないはず!

 ここの水があればとりあえず生きていられるようだし……川で釣りは出来ないから作物育てなきゃ、後々、出来ればウサギ以外を狩れるようになりたいですね。

 と、先にお別れの言葉を言って、泣いてる暇は無いので生きる事を考え始めたのですが……


「ちょっと待って!何でいきなり永遠の別れみたいになってるの!?私何か怒らせるようなこと言った!?」

 突然フィさんが慌てだしました。

 はて、フィさんが取り乱すような事今のやり取りでありましたっけ?


「あれ、何かおかしなことありましたか、だって王都でお仕事って……そうしたらこんな私しかいない廃村に来る事って無いですよね?」

 私間違った事いいましたか?

 自分で言っておいて何ですが、こんな壊滅して『魔物』って言うものが徘徊するかも知れない廃村に王都で仕事がある人が居る意味ってないですよね?

 ……そう考えると、この村に居続けないと生きれない私って何なんでしょうね、何時食われるか分からない怪物が居る場所で一人で生活する、どんなホラー映画ですか?


「あ……そういう事、私の言い方が悪かったのね。あー……確かに王都には行くが、私はここに戻ってくるよ、ここほど私の仕事に適した環境は今のところ無いからね」


「え?無理しなくていいですよ、王都よりここが便利なんてありえませんし。自分で言うのもなんですが酷い廃墟が仕事に適してるわけがありませんから」

 

「ん~まぁ、ここの王国の人間ならそうなんだろうが、私のような魔術師にとっては魔力溜りのあるここの環境は最適なんですよね……それに便利云々よりも、私は自身の助けた命を無責任に投げ出すほど人間落ちぶれちゃいないぞ!」

 あれ、いる、いなくなるの話しじゃ無くなった……と言うか最後のはどういう意味?


「えっと……あれ?どういうことなんだろう……あ、あれ?」


「む、伝わらなかったか。ならばもう一度直接言おう、私は無責任なことはせん!!君を引き取りたいという親族がいるのなら話が変わってくるがそうじゃなければ、私は君を助けた時に()()()()()()()()()()()()と言うことは私の中で既に決定事項だ!!」

 ……話が突然すぎて付いていけません、どう解釈すればいいんでしょうか?

 とりあえずありきたりな言葉で聞いて見ましょうか。


「えっと……それ私に拒否されたらどうするつもりなんですか?」


「拒否権は無い!!」

 即答されましたね……さて、どう反応すればいいのでしょうか……

 そんな風にしていたら反応が薄い私にフィさんが考え始めました。


「む、まだ伝わらない……直接といって回りくどかったのか、ふむ……ならば一言で言おう。


 私は君を娘とし私の家族とする!!以上!!」


 何と言うかフィさんって意外と熱い人なんですかね?

 とりあえず思ったことは、私は一人にならなくてもよくなったみたいです。

 私はなんと言えばいいのでしょうかね。……そうですね、娘ならばまずは呼び方よ変えて見ますか。


「えっと……はい、これからよろしくお願いします。()()()()

 こんな感じでいかかでしょうか?

家族になるのは決定事項だったんですが……ここでこうしたのは自分でもちょっと無理矢理だったかなぁ……と思う展開、ここでこうするべきだったのか今でも悩んでる。

何か指摘があれば教えていただけると幸いです。


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