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ほのぼのお仕事  作者: まひろ
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だるーんと流され生活

本日ラスト……主人公に制限付けまくったら八方塞のような状況に……誰か打開策を!!

こんな拙い物でも楽しんでもらえたら幸いです。

 はい、今私はフィさんと悩んでます、何を悩んで……え、お父さん呼びはどうなったかですって?

 それはですね……そのぉ……あの後なぜか恥ずかしくなって顔を真っ赤にして悶えた後『無理!』と言う結論になりまして、また『フィさん』呼びに戻っちゃいました。

『お父さん』と呼ぶのはもうちょっと待ってて欲しいですね、突然すぎて気持ちに整理が付かないんですよ。

 ちなみにですが呼び方が戻った時のフィさんの顔はすごく複雑そうでした……

 

 さて、話を戻して現在私達が悩んでいること、それは私のライフラインの確保です。

 フィさんはどうやっても一度は王都に行かねばならないのは変わらず、片道一ヶ月、往復二ヶ月、王都滞在期間を考えると三ヶ月ほどは時間が掛かってしまう可能性がある……ついでにフィさんは方向音痴なので見当違いの方向に進んだらどれ位かかるのか全く分からなくなります。

 

 本当なら私が付いていければいいんですが……魔力水がなくなると、約二十日でこの世を去ってしまう7歳です。

 持ち運べる水の量などから考えても、片道12日圏内が私のギリギリの行動圏ということになり……私は王都までの旅には付いていけません。

 つまり私が現状だと何も無いこの村で、一人で三ヶ月生活できないといけないのです。

 そして愕然としました、私……サバイバル生活能力0だったんです。

 たまーに忘れそうになるんですが、私前世持ちなんですよ、ついでに心は男の子ですよ!……そこ、疑問に思わない!!

 なので精神年齢は30以上のはずで三ヶ月位なら何とかなるでしょうと高を括って、あれから一週間擬似的に一人生活して見たんです。

 はい、前世の経験なんて役に立ちません……インドアの記憶しかでてきやしない。なんて役立たずな前世なんでしょう!

 とまぁ、そんな状態でして……こんな状態で一人で三ヶ月も生活させれないぞ!!と言う結果になってしまいフィさんは頭を悩ませております。


 私は私で……自分が情けなさ過ぎて『もう、七歳児でいいです』と言う感じで思考放棄状態です。

 ……ライフラインが地球に近ければ多分生活できると思うんですが……フィさん事『何時かそういう世界にしような』と返答を貰いました、要約すると夢見がちな子供と言うことですかね……ハァ


「う~ん、何か打開策は無いものか……」

 今現在、私はフィさんと一緒に本日のご飯の確保に森に入ってます。

 狩に来ているのですがフィさんは別のことに頭を捻りながら弓を放っています。

 フィさんはそんな風に悩みながらも矢を獲物に命中させ本日のお肉ゲットです……もう魔術師辞めて狩人になっちゃどうですか?


 ちなみにですが私は今フィさんから弓を習っています……魔術じゃなくて弓です……フィさんの職業ホントに間違ってると思う。

 最近はウサギなどの動物を捌いてるの見ても何にも思わなくなりましたね、むしろ今は捌き方を真剣に覚えてる最中と言うか……生きるって大変なんです。

 狩から戻れば今度は無茶苦茶になってる畑をかたずけて耕してますし……何だか前世でやってた何かのシュミレーションゲームを思い出しますね……リアルとゲームじゃ真剣度が全然違いますが。

 そんな生活をさらに一週間ほど続けていた時でした。


「もういいや!こうなったらアリスが三ヶ月生活できる基盤を作ってから王都に行こう!どうせ王都に到着する予定日から遅れているんだ!気にしてもしょうがない!!」

 と言う感じでフィさんが開き直っちゃいました……でも、フィさんのお仕事って国家命令なんでしょ?

 私優先はうれしいんですが……それでいいの?

 とまぁ、流されるままにこんな生活を始めて三週間ほど経った時です。

 変化がやってきました。

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